
本日はメルセデスのディーラーに行きました。
お目当てはSクラスの2012年版カタログだったのですが、2012年モデルの実車があるという事だったので見てきました。
そして試乗車だったので乗ってきましたww
まずは写真をどうぞ!
外見は2009年のMC以降変わった所はありません。
試乗車はAMGスポーツパッケージ装着車だったのでエアロが装着されています。
試乗車はS550でした。2012年モデルから新エンジンを搭載しています。
内装は豪華絢爛でした。
乗った印象はとにかく静かだなぁと感じました。
エンジンを掛けてアイドリングさせていても、ほぼ無音無振動でタコメーターを目視していないとエンジンが掛かっているのかどうか分からない程です。
店から出ようとゆっくりアクセルを踏むと、動き出しはかなり重たいです。
主に後ろに人を乗せて走る車なのでスロットル特性を穏やかにしているのかな...という感じです。
S63AMGではそういう事が無かったのでAMG系とはそういったところも別モノなんだと実感しました。
大人しいとは言っても性能はトンデモ無いバケモノ級です。
今回の2012年モデルではエンジンが従来のNA5.5リッターV8から新開発の4.7リッター直噴V8ツインターボに変わりました。
性能では最高出力435psを5250回転で発揮させ、最大トルクは71.4kgmを1800~3500回転の間で発揮させ続ける途方もないものです。
従来のNA5.5リッターに比べ馬力では48ps、最大トルクでは17.4kgmのパワーアップを果たしました。
それでいて燃費は30%も向上しているというからビックリします。
メルセデスではダウンサイジングと言ってますが、個人的にはまだ4.7リッターもあるじゃん!!と突っ込んでしまいましたww
実際に乗るとNA5.5リッターのS550と比べると比べものにならないほどパワフルになってます。
街中ではほとんどアクセル力を入れなくてもグイグイ加速するし、2000回転も回せば相当な加速ゾーンに突入します。
それでいてほとんど無音なので気づけば法定速度を大幅にオーバーしてる...なんてことが多々ありました。
ちょっと素早い加速が欲しいな..という時もアクセルを3分の1も踏めば必要充分です。
試しに全開まで踏んでみるともう今までの大人しい性格はどこいった??というほど獰猛な加速でした((((;゚Д゚))))
正直言ってこのトルクを活かせばC63AMGにも匹敵しそうだ...と感じる程物凄い加速でした。
中間加速も40キロぐらいから踏んで周りには言えない速度まで一気に加速して行くほどでした。
加速感はC63AMGとは違った物でスーッと伸びやかに行く感じでした。
でも加速Gとメーターの針の上がり方はトンでも無かったです。
音質はAMGみたいな迫力は無いけどビート感があってなかなか良い音でした。
これは1世代前ならAMGとして通用するな...という程でした。
この車にはアイドリングストップが装備されています。
もう燃費を気にしないようなこのクラスにも装備されるようになったか...なんて思ってしまいました。
元のアイドリングが無音なのでいつ切れたのか正直分かりませんでしたww
始動時も全く嫌な振動もタイムラグも無いので違和感やもどかしさは全く感じませんでした。
乗り心地はさすがメルセデス最高級サルーン!!と言える物でした。
試乗車は19インチの40タイヤを履いていたのに、ロードノイズは押さえ込まれてて飛ばしても静かだし、乗り心地の硬さも全く感じませんでした。
サスもエアサスを使っていてモードごとに減衰力や車高調整も変わります。
個人的にはノーマルかスポーツが丁度いいぐらいかな...と感じました。
試しにスポーツで攻めてみるとなかなかスポーティな立ち回りを見せてくれました。
とは言ってもさすが5mオーバー級のサイズや2トンを超える重量なのでガンガン走るには不向きです。
まずSクラスでそんな走り方するのが間違ってるのかも知れませんが...(;´Д`)
この車はパラメーターステアリングと言う電子制御のパワステが装備されています。
これは可変ステアリングで低速や街中の速度域では軽く、ある程度飛ばすと次第に重くなっていくセッティングになっているのですが、違和感は全く感じませんでした。
こんな車とても買えないけれどいつかは...と思わせてくれる車でしたww
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Posted at
2011/12/29 21:34:57