
本日は日産のディーラーに行きましたヽ(´▽`)/
担当の方から今日ならアレ貸せますよwと連絡を頂いたので突しましたww
アレとはコレです!!
MY2012新型フェアレディZですww
試乗車はクーペでした。
MY2011までとの変更点はフロントバンパーのデザインが変わりました。
リアスタイルは変更なしです。
試乗車に装着されていたホイールは新デザインのレイズ製鍛造19インチホイールでした(*゚▽゚*)
そしてブレーキは曙ブレーキ製の対向4ポッドシステムです。
キャリパーカラーはMC前の40周年記念車で使われていたものですね。
ターンシグナルのデザインもこだわってますww
内装は大きな変更はありません。
中央にタコメーターがあるとやる気スイッチが無理やりにでも入ってしまいますwwwwwww
今回の試乗車はクーペ仕様でバージョンSというグレードでした。
このグレードの主な特徴はレイズ製鍛造19インチホイール、曙製対向4ポッドブレーキ、ユーロチューンドサスが標準で装着される、最も走りに重点が置かれている点です。
これの上に+豪華装備のバージョンSTがありますが、純粋に走りたいならこっちの方が良いかもしれないです。
昨年にMC前のロードスターSTとクーペSTに乗ってるので今回はそれと比べてどうかという事も含めて紹介したいと思います。
キーをもらって「行ってらっしゃ~い」と見送られてエンジンを始動させると「キュルル..ブォォォン...」と日産のV6らしい力強い始動音で安心出来るというか、やっぱこれじゃなくちゃ!!と思わせてくれるものがあります。
まずはエンジンですがVQ型最新版である、VQ37VHRが搭載されます。
MC前とはスペックも変わらず、最高出力336psを7000回転で発生させ最大トルク37.2kgmを5200回転で発生させるものとなります。
このエンジンはパッと見高回転型ですが、2000回転以下でも充分粘ってくれるというか1000回転台でも30kgm近くものトルクが出ているので回さなくてもスイスイ行けちゃいます。
今回は3ペダル仕様の試乗でしたが2000回転でどんどんシフトアップさせても苦しくなる予兆すら見せることなくグイグイ引っ張ってくれます。
街中を50~60km/h流していて前走車の右左折により3速20km/hで1000回転ちょっとぐらいまで落ちてからまた再加速させる際もシフトダウンなしでアクセルを少し多めに踏んでやればグイグイ力強い加速を見せてくれます。
そして扱いやすいというのも大きな特徴ですヽ(´▽`)/
この手のNAの高回転型スポーツエンジンはある程度低回転も扱いやすくはしているのですがやはりトルク不足を感じます。
ですがこの車はそんなことお構いなしで2速発進も1速と変わらないぐらいの力強さを見せてくれます。
これは大排気量エンジンならではの余裕と言えます。
この辺りもMY2011とは大きな違いは感じられませんでした。
でも3000回転から上まで回すと「ん?何か今までと違うぞ?」という感じになります。
回転の吹け上がり方が軽くなったというか、よりスポーツカーらしくなったかなという印象を受けます。
今までも日産VQにしてはメチャクチャ軽快な吹け上がりを見せてくれたのですが、他のスポーツカーと比べると「まだ高級車と基本が共通のエンジンなんだよなぁ」という感じでした。
何ていうか、吹け上がりに抑揚がないというか高回転まではきっちり回るけどフィーリング的に寂しいところがありましたが、今回のは3000回転から更に迫力が増すというか、積極的にぶん回したくなるような味付けになっているのが印象的でした。
「メーカーでは何も発表がないし、何も通達が来てないから分からないけど何か違うんだよ」と担当も言ってたのでやはり制御関連を弄っているのかなと思います。
今回も思いっきり踏んできましたwww
GT-Rみたいに頭ぶん殴られるような衝撃は無いですが、3.7のパワーは伊達ではありません(゚o゚;;
踏んだ瞬間、一気にグワァァァァァァと持っていかれますヽ(´Д`;)ノ
このパワー感はメルセデスSLK55AMGに近いです((((;゚Д゚))))
排気音も「フォォォォォォォォォォォォォン!!!!!」と野太く乾いた音質で聴いていてたまらないサウンドです(((o(*゚▽゚*)o)))
スカイライン370GTの時にも思いましたが、この3.7リッターエンジンって数値以上のパワー出てるんじゃないか?と思う時があります(^_^;)
今回の試乗車は絶滅寸前の3ペダルMT車でした(*゚▽゚*)
絶対的に速く走らせるんなら2ペダルセミATなのですが、自分で運転しているぞ!!という実感に浸れるのは断然3ペダルですねヽ(´▽`)/
シフトダウンもクラッチ蹴ってヒールトゥ決めて...っていうのがやっぱり楽しいですねwww
Zの場合はクラッチの踏みごたえはかなり重めではありますが、クセのない物なので割とすぐに慣れることができます。
シフトも節度感がかなり強くてちょっと重めの操作感です。
低回転からのパワーやトルクもしっかり出ているのでラフにクラッチつないでもしっかりと反応してくれますし、発進時も1100回転ぐらいでクラッチミートさせてもしっかりとついてきてくれます。
この辺りの乗りやすさはMTに長らく乗っていなかった人、MT初心者でもすぐに慣れることができるものと思われます。
そしてこのZの3ペダル仕様には物凄いシステムが入っています..
それはシンクロレブコントロールと呼ばれるもので、どんな物かというとシフトダウン時にヒールトゥを入れなくてもクルマが勝手にアクセルを煽ってくれるというシステムです。
私は最初「そんな邪魔なシステム付けない方が...」とか思っていましたが、これは1回でも体験してしまうと病みつきになります(*´д`*)
回転合わせがめちゃくちゃ気持ちよく決まってくれます。
なので何も考えずにクラッチ切ってシフトダウンさせてクラッチ繋ぐだけのシフトダウンでも「フォン!」と歯切れのいい変速が味わえます。
本気で走る際もかなり手助けしてくれます(*´∀`)
自動ヒールトゥと言ってもまだ人が入り込める余地が残されているので、自分でヒールトゥを決めるときもかなり心地よく手助けしてくれます。
「自分ってこんなにMT上手かったっけか?」と錯覚してしまいますwww
脚の方はと言いますと、かなりハードな味付けでした( ´ ▽ ` )
専用セッティングのユーロチューンドサスが入っていて、MY2012でセッティングの変更も入りました。
MY2011までのスポーツサス仕様と比べると街中域では硬さは相変わらずではあるものの、不快な揺さぶられ感や振動が減ったかな...という感じのものでした。
街中メインで乗るのであればこの脚じゃちょっとキツい物がありますヽ(´Д`;)ノ
なので街中ではバージョンSではないモデルのほうがおすすめかもしれません。
その反面、ワインディングのような走れる場所では最高の走りを見せてくれます(*´д`*)
もともと現行型のZは走りの良さに定評がありましたが、MY2012になって更に磨きがかかった印象です。
今まで以上に車の挙動が手に取るようにわかるのです。
なのでコーナリングでは先日乗った三菱ランエボⅩとは違った楽しみがあります。
向こうは電子制御の塊に身をゆだねてハンドルを切ればグイグイ曲がっていってしまうものですが、こっちは自然な楽しみがあります( ´ ▽ ` )
コーナリング手前でブレーキをしっかり踏んで、アクセルコントロールで車を曲げていくという走らせ方はやっぱり良いですね(*´д`*)
リアタイヤがシートのすぐ真後ろにあるので、攻めていてリアタイヤがムズムズし出してくる感覚が分かりやすくて「そろそろ来るな...」というのが読みやすいです。
しかも現行型Zはホイールベースもそんなに長くなく、後ろも短いので振り回しても怖くないというか楽しいですwww
今回久々にZに乗りましたが、やっぱりFRのスポーツカーは楽しいですね\(//∇//)\
トヨタ86/スバルBRZなどのそこそこのパワーのFRも良いですが、やっぱりこういったハイパワーFRスポーツも楽しいなと思った1日でしたww