
本日はルノーのディーラーに行って来ました(^-^)
この前のブログで沢山の励まし、心配の言葉を頂き本当に有難うございます。
色々調べたら私は前歴が付いてないので赤紙招集が来ても最短45日で免許は帰ってきます。
なのでずっと絶望せずに少しづつでも上向いて生きていけたらと思います。
そして免許が残ってる内は試乗をできるだけすることにしました。
今日はルノーの担当から「新型のトゥインゴ来たし気分転換にどう?」と連絡頂いて行って来ました。
それでは新型トゥインゴ ゴルディーニRSです(*゚▽゚*)
顔つきがMC前のフェイズ1と比べて全く別の車と言って良い程変わっています。
ちょっと迫力出し過ぎかなぁ...
リアもテールランプのデザインが変更され、ちょっと攻撃的なスタイルです。
ホイールはMC前とデザインも同じ17インチになりますが、今回の試乗車は新色のホイールが履かされています。
ただのストライプかと思いきやゴルディーニロゴ入りのちょっとオシャレな奴でした。
ホットモデルの証であるR.Sエンブレムもしっかり入ってます。
内装もデザインに変更はありませんが、各パネル装飾のカラー変更があります。
独立したタコメーターとセンターマーク入りの本革ステアリングがちょっとニヤニヤしちゃいますw
この手の輸入MT車はペダル配置や間隔が不自然になることが多いのですが、この車はLHDなのでそんなこともありません。
早速キーを渡されてスタートです。
乗ってまず思ったことは「優しい味付けだなぁ..そして最高に楽しい!!」ということです。
MC前のゴルディーニもそうでしたがLHD+シャシースポールセッティングは自然で乗りやすいです。
知っている方も多いと思いますが、ルノースポールは2通りのシャシーセットがあり、街中やワインディングを肩肘張らずに気持ちよく走れるような「シャシースポールセッティング」と、サーキットなどを本気で攻めたりワインディングでも割と本気になれるけど街中では辛口仕様の「シャシーカップセッティング」の2通りが本国では設定されています。
日本には各セグメントの趣向に合わせていつもどちらか一方しか来ないのですが、トゥインゴはMC前のノーマルRSはシャシーカップセッティングでした。
シャシーカップも悪くはなかった..というかかなり痛快でめちゃくちゃ楽しかった記憶があります。
でもそれなりに街中ではショックが常にゴツゴツ伝わってくるような印象で路面状況によっては跳ねてしまう事もありました。
その点今回のゴルディーニは跳ねなどは抑えられています。
それでも割と硬めの脚で、優しいけど硬いという感じです。
物で例えるならば消しゴムの様な感じとでも言いましょうか...
当たりは柔らかめだけど硬くなるような所が似ています。
当たりは柔らかくても普通の人から見れば相当ハードな脚が入ってるなという印象です。
1トン前後でホイールベースもそんなに長くない車ですから、シャシーカップ程ではないにしろ相当痛快で気が付けば本気で楽しんでいました(^_^;)
特にワインディングの様な場所では本領発揮します。
素直で扱いやすく、手のひらに収まるような感覚が堪りません(*´▽`*)
楽しむにしてもそこまで全開ペースで行かなくとも「ちょっと行くか」的な軽い感覚でも充分楽しめるのが魅力です。
絶対的なコーナリング限界速度などはシャシーカップ仕様車の方が高いですが、コーナーを気持ちよく曲がれるあるいは爽快感は強いのはシャシースポール仕様車だと私は思います。
やっぱりスポーツコンパクトハッチは最高ですぞ(((o(*゚▽゚*)o)))
何かフランス車って独特のユルさがあるというか、ドイツ車みたいにキチッとしていなければイタ車みたいに気紛れでハジけ過ぎても無い、独特の親しみやすさがありますね(*゚∀゚*)
アイマスキャラで例えるなら春香さんみたいな感じでしょうか。
この車のエンジンは1.6リッターの自然吸気4気筒エンジンが搭載されています。
スペックは最高出力134psを6750回転で発生させ最大トルク16.3kgmを4400回転で発生させる1.6にしては何の変哲もない感じです。
このやる気があまりない感じの「程々のパワー」というのがこの車最大の楽しさにつながっているのかなと思います。
この辺りはスイスポもかなり感覚的には似ています。
恐怖感を感じず気兼ねなく踏んで回しながら走るっていうのはやっぱり気持ちいいですね(*゚∀゚*)
パワーは中~高回転寄りの特性ですが、街中でも扱いやすく早め早めのシフトアップをしていき、1000回転台前半でもしっかりと粘ってくれるしアクセルにしっかりと反応してくれます。
そしてレッドゾーンまでしっかりと回りきってくれるので回してもめちゃくちゃ楽しいですww
この吹け上がりの軽い感じはミニでは味わえないものです。
ミニはドイツ車らしい重厚感漂う吹け上がりで音質もかなり低く重い音です。
トゥインゴはそう言った重さは無いもののスポーツハッチらしい軽快感があるフィーリングです。
音質はミニほど低くはありませんが、ルノースポールの手が入ってるだけの事はあり「これがノーマル?」と言う程良い音がします。
そしてライバル関係に当たるシトロエンDS3 SportChicやプジョー207GT、VWポロGTIの様に過給器が付いてない分パワーでは劣ります。
でも踏んだ時のエンジン回転とアクセル踏み込み量のリンクした感じの爽快感はトゥインゴが圧勝です。
この車のミッションはイマドキ珍しい3ペダルMTです(*´▽`*)
これもライバルが3ペダルで6速、2ペダルに至っては7速になっていく中でちょい古めな5速MTで行っています。
でもこのパフォーマンスなら5速でも全然十分ですw
シフトもカチカチ決まってくれるしストロークも長すぎる事は無いのでギアチェンするだけでも楽しいですww
クラッチもそこまで重いものではありませんので初心者の方でも違和感なく行けるものだと思いますし、LHDにして正解です。
この手のコンパクトハッチなどのMT車、特に輸入車のMTはRHDにするとペダルの配置が変になるというかアクセルが中央寄りになってブレーキとクラッチがキュウキュウ詰めになってしまいペダルレイアウトの違和感や窮屈さが感じやすいものとなりますがトゥインゴは敢えてLHDを選択することにより解消しています。
実はトゥインゴRSもMC前のノーマルRSはRHDでした。
そのRHDのトゥインゴのペダルが踏みにくくて嫌でした(´;ω;`)
スニーカーなどならさほど問題ないものの革靴やちょっと幅広な靴を履いたときはペダルに気を遣っちゃいました。
特にRHDになるとステアリングシャフトの通し方などもちょっと雑になりクラッチを踏み込んでいくと踏み方にも寄りますがシャフトに足がガンガン当たる時がありました。
それが一番嫌でしたね(ーー;)
ゴルディーニでLHDのみ輸入開始となりペダル配置の違和感などが綺麗サッパリ解消されて嬉しかったです(^^)
今回も違和感のないもので安心しましたw
トゥインゴぐらいの大きさならLHDでも全く苦にならないのでLHDが苦手な人でもすぐに慣れることができそうです。
やっぱりアレですね..
この手のスポーツハッチはめちゃくちゃ楽しいです(*゚∀゚*)
今や2ペダルMTが主流になりトヨタ86の200psでも物足りないと言われる世の中になってしまいましたが、手のひらに収まるようなサイズ、パワーで気兼ねなく踏んで回してクラッチ踏んでギアチェン...っていう乗り方もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
久々に本気で楽しんじゃいましたw
そして最高の気分転換にもなりました(*´▽`*)