
本日はメルセデスのディーラーに行きましたヽ(´▽`)/
お目当ては改良後のCクラスのカタログだったのですがお店に行くと「これ逝きましょうw」とお誘いを受けたので乗ってきましたw
まずは写真をどうぞ!!
クーペになると伸びやかになりますねぇ...
リアもセダンと比べて色気があります。
試乗車にはクーペ専用デザインのAMGホイールが装着されていました。
内装はセダン、ワゴンと大きな違いはありませんが着座位置が低くなっています。
メーターデザインも大きな違いはありません。
今回の試乗車はC250という、Cクラスの4気筒モデルで最上級仕様となる物でした。
といってもエンジンはC180やC200と同じ1.8リッター直噴4気筒ターボです。
BMWと同じくECUチューンで出力を変えています。
このC250用チューンは最もパワフルなものとなり、最高出力204psを5500回転で発生させ最大トルク31.6kgmを2000~4300回転の間で発生させ続けるものとなります。
弟分のC200と比べて出力は20ps、最大トルクは4.1kgm高くなりますが、その分発生回転数も高いので、正直言って街中の普段使いじゃC200と大きな違いは感じられないと思いました。
でも街中で「ここ一発!!」って時にちょっと多めに踏むと明らかに出足が鋭いのはこっちのほうです。
出力特性は4000回転以下では両車同じなので、最大トルク+4.1kgmのアドバンテージでしょう。
この新開発1.8ターボはやっぱりパワフルですねぇ...
これのMC前のモデルに積まれてた1.8スーチャー時代とはスペック上では一緒でも力強さがぜんぜん違います。
普段遣いなら2500回転も回ってれば十分パワフルで、低回転でのモタツキ感やパワー不足も一切感じません。
細かいアクセル操作に対してのツキ感は過給圧が高いせいもあってか、C200ほど敏感ではない印象です。
この250チューンのターボってMC前の3リッターV6のC300並に速いんです...\(//∇//)\
200は踏んで上まで持って行ってもそんなに伸び感が無いというか、ダウンサイジングターボにありがちな「上で萎む」感覚があるのに対し、この250ユニットは上でもしっかりと伸びて高回転まで回しても迫力が衰えないのでかなり楽しいです(*゚▽゚*)
今回も思いっきり踏みますたヽ(´▽`)/
そしたら「これが1.8かよ!!!」って程のパワーで正直ビビりましたww
踏めば踏むほど200との違いがわかります。
この速さはこれより車重が100kgほど軽い現行SLK200に匹敵するかなと感じます。
ターボ特有の「ヒュイーン...」っていう過給音も200より大きめに聴こえて来ます。
この車にはトルコン7速ATが組み合わされます。
恐らくメルセデス7速ATでは最も熟成されたものではないかと思います。
というのも来年登場予定の次期Sクラスから9速ATが順次搭載されるという噂があるので、現行搭載ではこれが最後かもしれません。
このATの味付けは良くも悪くもメルセデスらしいなぁと感じます。
変速レスポンスがひたすらスムーズに...という感じなのです。
最近の多段ATは割と素早くダイレクト感重視で...という感じが強いのですがこの7速はそう言う感じが殆どありません。
普段のノーマルモードのDレンジで走ってる分にはスポーティさを感じないと思います。
それをラグジュアリーで良いと感じる方もいれば物足りないと感じる方もいるかもしれません。
パドル操作に移行してみると、変速スピードは速くなるのですがパドル操作に対しての実変速に若干のラグがあり、パドルを引いてから一間置いて変速を完了させる感覚があります。
なので本気で行こうとするならば、自分が狙った変速タイミングよりも早めにパドルを引かなくてはならないのです。
今ではDSGを始めとする2ペダルMTはパドルを引いた瞬間にパンッと変速を決め込んでくれるし、BMWやアウディの8速ATモデルもパドル操作のラグがないので正直言って私はこの感覚、このセッティングは好きではないかなと感じました(^_^;)
果たして次期9速ATはこの辺りがどう変わるのか、はたまた変わらないのか楽しみですww
脚の方はといいますと、かなりスポーティに振られているなという感触です。
セダンのAMGスポーツパッケージよりも引き締められていて、以外にも違いが分かります。
SLKほどゴツゴツは来ませんが、かなり硬めの脚で割と路面の凹凸を拾います。
でも振動を一発で仕留めるのでそこまで嫌な硬さではありませんでした。
この感覚はC63AMGに通ずる部分がありました。
ワインディングでSportモードに入れて走ってみると「これがメルセデスか!?」というほどスポーツ志向な脚でBMWの3シリーズMスポ仕様に近い物があります(*゚▽゚*)
近いとは言ってもやっぱりメーカーの方向性が現れています。
BMWの場合はとことんスポーツを極めてひたすらクイックに..という方向ですが、メルセデスの場合はある程度の快適性も残した上でのスポーティを狙っているところが大きな違いです。
試乗車はダイナミックハンドリングパッケージと呼ばれるパッケージ装着車でsportモードに入れるとステアリングのギア比やアシスト量も変わってしまうハイテクなパワステが入ってる仕様でした。
この仕様はsportモードに入れるとハンドリングがかなり変わります(*゚▽゚*)
快適性も残しつつ、かなり過激なセットになりますww
30km/h位から上で重めのアシストになり、ずっしりとした感触になります。
それに加えてギア比もクイックになりますので、グイグイ攻めていけますww
BMWみたいにロックトゥロックが1.9回転とかではないものの、舵角が大体60度ぐらいでほぼ全てのコーナーをパスできるような感じなので攻めててメチャクチャ楽しかったですwww
脚とステアリング特性が素晴らしかっただけにトランスミッションのダラダラ変速が残念に思えて仕方ないです(´;ω;`)
でもカタログにもあるように「史上最高のC」の名に偽りはない出来ですヽ(´▽`)/
正直言いますと、新型BMW328i対C250じゃ3はまだ発展途上という事を考えてもトータルのバランスはこっちの方が良いです(((o(*゚▽゚*)o)))