
本日はレクサスのディーラーに行きましたヽ(´ー`)ノ
お目当ては勿論、今月中旬にマイナーチェンジを行なったLSです!
担当から「今週の平日ならゆっくり乗れますよぉ」と連絡を頂いたので凸ですw
まずは写真をどうぞ~!
フロントフェイスは新型GSから続くスピンドルグリルが反映されたものです。
今までのLSとは全く雰囲気が違います。
リアもフロント同様、大掛かりなデザイン変更を受けました。
今回試乗したのはハイブリッドモデルでした。
タイヤ/ホイールはバージョンLには写真の18インチが装着されます。
内装も今までとは全く違うデザインになり、ここもやはり新型GSから続く新デザインです。
センターコンソールも丸っきりデザインが変わり新たにドライブモード選択ダイヤルやナビ操作用のリモートタッチが追加されました。
メーターも新デザインです。
そしてここも新たに世界最大サイズとなる12.3インチモニターですw
キーを貰って早速乗り込んでエンジンスタート!!
ハイブリッドモデルなのでエンジンは付きません。
発進できる状態になったらメーター内に「READY」の表記が出ます。
それを見てもホントに発進できるのか信じられないですwww
恐る恐るブレーキを離して行くとスルスル...っと静かに動き出します。
道に出て流れに乗るためにアクセルをちょっと強めに踏んでみてもエンジンは始動しません。
トヨタのフルハイブリッドは電動モーターも相当強力なものが搭載されていてフロントに224ps、30.6kgmの電動モーターを搭載しています。
エンジンはIS Fのベースユニットにもなっている5リッターV8 D-4Sエンジンで最高出力394psを6400回転で発生させ、最大トルク53.0kgmを4000回転で発生させるものです。
5リッターV8フルハイブリッドなので遅いわけがありません\(//∇//)\
名前の表すとおり、6リッター級のパフォーマンスを持ち合わせています。
なので街中ではアクセルを踏むというよりはアクセルに足を乗せているだけ...と言ったほうが正しいのかもしれません。
BMWのフルハイブリッドとは違い、モーターも220ps以上の出力を持ち合わせているので先ほども少し書きましたがエンジンが始動することはあまりありません。
バッテリー残量が少ないときやエアコンを入れている時、アクセルを多めに踏んだ時はエンジンも始動しますが、エンジンが掛かってもパワーバランスは圧倒的にモーター有利の状態です。
エンジンは全開加速時以外はどちらかというとバッテリー発電用的な要素が強いです。
なのでいつものように何千回転からのトルクが~とかパワーが~という説明がほとんど通用しない世界です。
踏めばどこからでも怒涛のトルクが間髪いれずに湧き上がってくるのです(゚o゚;;
モーターのトルク感は何回乗っても凄まじいなぁ...と思います。
そんなに加速するつもりがなくて、ちょい踏みしただけでもグイグイ持ってかれます。
グイグイ持ってかれるとは言っても初期モデルの時から比べて制御系が相当良くなっているので、違和感は感じません。
でも凄まじいパワーだな..コレという感覚は変わりませんww
ギアをシーケンシャルモードに入れると強制的にエンジンがかかり、普通の車らしくなるのですがその時はやっぱり6リッター、いや7リッター級の余裕感があります。
エンジンを強制始動させて走ってエンジンだけでも十二分のパワーなのにモーターパワーもプラスされて凄まじさを体感できます。
体も慣れてきたしそろそろ...という事でいつものお決まりの全開加速ですww
Dレンジで加速させると...ウオォォォォォォォォォォォ!!∑(´□`;)と声を上げてしまいそうになるほどの加速です。
加速感もかなり特異な物で、やはりモータートルク+エンジントルクで不気味なまでのトルク感を感じます。
モーターは回転数関係無しで「踏めばドカン」なので踏んだ瞬間からマックストルクで体がシートに物凄い力でギュ~っと押し付けられ、メーターの針もありえない勢いで上昇...という感じなのです((((;゚Д゚))))
そして回転数と加速感が全くリンクしないので不気味でメチャクチャ速い...という感じなのです...
でもこの踏んだ瞬間に一気に超絶トルクが立ち上がり、ワープするように加速していく感覚は病みつきになりますねwww
トータル出力は445psとされていますがこれは嘘です...
体感的には500ps以上出てるんではないかと思います。
だってこの前乗ったアウディA8 6.3W12よりも速かったのですから...
上り勾配の強いところで一気に踏んでも2320kgもある超重量級ボディを全くものともせずに異次元の超絶加速を見せつけてくれるのですから恐ろしいばかりです(´o`;
それにしても日本車で日本の道路がここまで狭苦しいと思うとは...という感じです。
この車には電気式のCVTが組み合わせられています。
このCVTも他の車とは全く違うフィーリングで、ここもギアというより電動モーターといった方が正しいのかな...と思います。
滑りという感覚が全く感じられないのです。
踏めば瞬間的に前に出る感覚です。
ここでも制御の進歩が感じられました。
初期型ではDレンジで思った以上にエンブレが効いてしまったり、エンジンとの協調制御も上手くいかない面があり違和感を割と感じるものでしたが中期型、そしてこの後期型とドンドン良くなってきました。
でもシーケンシャルモードでシフトダウンさせてエンジン回転を上げてもそれ程エンブレが効かないのは相変わらずですwww
乗り心地の方はというと...ここが今回のMCで一番変わったところでありました。
まずロードノイズや風切り音がMC前と比較にならないほど静かになっていました。
今までも普通の車からしたら圧倒的に静かでしたが、このクラスのライバルと比べるとちょっとうるさいかも...という感じでしたが、今回のモデルはライバルに全く引けを取らない位に静かになっていました。
そして外から来る音もシャットアウトされます。
お見送りしてくれる受付のお姉ちゃんが出るときにいつも「行ってらっしゃいませ!!」と窓を閉めててもはっきり聞こえるぐらい大きな声で言ってくれるのですが今回はそれが全く聞こえず、走ってて空気の入れ替えしようと窓を開けたら周りの走行音などが「うわっうるさっ!!」と感じてしまうぐらい遮音されています。
試乗車にはマークレビンソンの19スピーカー7.1chサラウンドシステムが装備されていましたが、それの音質が良すぎてたまりませんでした(//∇//)
今回も例によってアニソン若しくはボカロ曲しか流しませんでしたが、ホントに綺麗に聴こえます(*゚∀゚*)
「静かな車に良い音響を...」って前に何かの車のカタログに書いてありましたが、ホントにその通りだと思いました。
走りの面ではサスのセッティングやボディ本体にまで大掛かりな変更が施されておりボディには新たな溶接技術が用いられたりエアサスのセッティングが全く新しいものになっていたりします。
街中では今まで基本スムーズであるものの路面の荒れたところではゴツゴツ感を若干感じていたのに対し、今回はゴツゴツ感がどの路面にあっても完全に消されました。
でもふわふわ感や頼り無さとは無縁なのです。
今回も走れるスポットに行って思いっきり走ってきましたが、不安感や動きの鈍さがMC前に比べて格段に減っていました。
特に今回追加されたドライブモードの可変減衰調整のセッティングが素晴らしく、一番過激なSport+モードではロールは殆どしないぐらい脚が引き締まるのに、段差や路面の荒れたところではしっかりと脚が動き、嫌な振動や硬さを意識することが一切ないのです。
高速道路の継ぎ目を通過する時などでも「トトン...」という音は聞こえてくるものの振動は全くと言っても良い程ないのです((((;゚Д゚))))
恐ろしいぐらいにフラットライドな脚です。
でもコーナーを繰り返す様な面ではさすがに重さを意識しちゃいます...
今回はホントにこんなに凄いのが日本のメーカーから出てきたか!!と思う試乗でした。
今まではLSと言うとメルセデスのSやBMWの7、あるいはアウディのA8と比較しちゃうとどうしてもオススメできなかった...どうしても日本車が良いっていうのなら..という感じでしたが、今回の超がつくほどのビッグマイナーを迎えて積極的にオススメできる車に仕上がっていました(*^_^*)
新型GS辺りからレクサスも変わってきたな..と感じます。
そして5リッター+電動モーターの異次元の超絶加速も是非1度味わって見てほしいな...と思います。
気になる方は是非どうぞ!