
本日はメルセデスのディーラーに行きました。
以前告知させていただいたAMGパフォーマンスツアー2012に参加して来ました!!!
私のお世話になってるDでは展示車でCLS63シューティングブレーク、C63セダン、SL63、G65AMGという顔ぶれで、試乗車ではC63セダン、CLS63セダン、SLK55、SL63、ML63、G63、そしてSLS AMGロードスターという超豪華な顔ぶれです。
今回各地で開催したAMGツアーの中でも1位2位を争うほどの規模での開催となった様です。
今回の試乗記は今までに載せたことのあるSL63、CLS63、SLK55、C63セダンは申し訳ありませんが省略させてくださいm(_ _)m
去年みたいに全部載せると大変な事になってしまいますので...
という事で今回はG63、ML63、SLS AMGの3車の紹介をさせて頂きます!!
まずはG63AMGからどうぞ!!!
今年の大幅MCによって顔つきがかなり変わりました。
AMGモデルは専用バンパーで武装されます。
リアはフロントに比べて変更点は僅かなものになります。
タイヤは20インチサイズです。
フェンダーには「V8 BITURBO」のエンブレムが...
これが後ろから迫ってくると思うと...((((;゚Д゚))))
内装はMCにより丸っきりデザインが変わりました。
外見に似合わないラグジュアリーな内装ですwww
メーターも最新メルセデスらしいスポーティなデザインです。
早速キーを貰って乗り込もうとするとかなり背が高いので乗り込むにも一苦労...
運転席に座るとアイポイントが異常に高い物で今流行りの所謂、都会派SUV(笑)とは一線を画すものです。
だけどポジションはビシッと決まるし、ハンドルもペダルも自然にオフセットされています。
ドアを閉める音も「ガチャン!!!」という昔のドイツ車のままだし、鍵が閉まる音も頑丈な南京錠を閉めたような音がしますww
エンジンをかけると「キュルル..ブォン!!!!!!!!!!!!!!」とAMGの流儀でもあるド派手な始動音にビビらされます(;^ω^)
Dレンジに入れて発進させるとドロドロドロ.....というAMG特有の重低音を響かせながら動きます。
このGクラスは約10年ぶりにエンジンが載せ変えられて、新しいモデルは5.5リッターV8直噴ツインターボを搭載しています((((;゚Д゚))))
性能は他の5.5リッター搭載モデルよりも抑えられていますが、それでも最高出力544psを5500回転で発生させて最大トルク77.5kgmを2000~5000回転の間で発生させ続ける物となります。
スペック見ただけでもとんでも無いヤツですが、乗ってみるとホントにとんでも無い...
街中ではアクセルは殆ど踏まなくてもスイスイ走れちゃいます...
というか踏めないです...
トルクも殆ど踏んだ瞬間から77.5kgm出ているので何コレ!?と言う程グイグイ引っ張られます。
常にパワーが有り余ってる感覚ですヽ(´Д`;)ノ
それ程踏んでるつもりはないのに物凄い加速をしてしまったり、上り坂だろうが何だろうが関係なく走ってしまいます(^^;
SL63に試乗した時も思ったことですが、この車はタービン過給圧は1.2bar出ているのですが、それを全く感じさせないぐらい穏やかな過給特性でアクセル操作に対してリニアに反応してくれます。
8リッター級のNA車といった感じでしょうか...
でも油断すると大変ですww
そろそろ車に慣れてきた頃なので..という事で今回も全開加速行ってみました(`・ω・´)
「いくらAMGでもGじゃそんなに行かないでしょう」とナメて掛かったらとんでも無い目に合わされました(/_;)
アクセル踏んだ瞬間に車体が一気に沈み込み、シートに体が思いっきり貼り付けられてΣ(゚д゚lll)ヒョエエエエエエエエエエエエエとなってしまう程の暴力的な加速が襲ってきます...
トルクの立ち上がりも速くて踏んだ瞬間に爆発するように湧き上がってきます。
メーターの針も20...70.......と目では追えないほどの上昇の仕方です...
音も一昔前のスーチャー時代のAMGみたいなバラバラバラバラバララ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!というかなり野蛮な音がします\(//∇//)\
車重も2580kgという超が何個もつく重量級ボディなのにアクセルをちょっと踏むだけでスポーツカーも簡単に置き去りにしてしまう鮮烈な加速を見せつけてくれるのですから恐れ入ります(゚o゚;;
こんなにデカくて四角いモノをここまで鮮烈に走らせちゃうんだからやっぱりAMGって恐ろしいなぁ...と思いました...
このGクラスって音に関して言えば現行5.5リッター搭載車の中で意外と一番迫力のある音するんですよね...
今回同時に乗ったML63、CLS63とかと比べても音量も大きいしAMGらしい音出してます。
この車の排気管は写真では確認しづらいですがリアドアの真下あたりからニョキッと出ているんです。
運転席に近いところから出ているので音も一段とすごいのか...と思いました。
MLと比べてエンジンからも音が聞こえてきやすい辺りは基本設計の問題かな..と思います。
この車にはトルコン7速ATが組み合わせられます。
AMGでトルコンっていうのも珍しいですが、Gはトレーラー牽引やより過酷な使用条件にもミッションが耐えられるように...と言うことで敢えてAMGとしては一世代前のトルコン7速ATが積まれているとのことです。
街中でコンフォートモードに入れてるとホントにバケモノである事を忘れてしまう程優しく走れます。
ミッションの制御もかなりよく出来ていて、エンジンパワー」の助けもあり超が付くほどスムーズな変速をしてくれます。
でもメルセデスの流儀?でもあるパドルシフト操作の感覚のズレは多少なりともありました。
でもこれはあくまでもコンフォートモードでの話です。
試しにスポーツ+モードに入れてみると...
これがホントにさっきまでと同じ車!?と言う程変わります。
特にパドルシフトで操作するとパドル操作に対しての変速ラグが全くと言っても良い程無くてパドルを弾いた瞬間に変速が一瞬で決まります...
変速スピードもライバルの最新8速勢に全く見劣りしない素早さです...
シフトダウンすると他のAMGと同様、「ファオン!!!!!」と派手にブリッピング入れて回転合わせもしてくれます(*゚▽゚*)
乗り心地の方はというと...
外見とは裏腹に割とハードな物でしたww
流石にこの重心の高さでこのパワーを受け止めるには仕方ないのかな...とは思いますが意外だな..という印象です。
硬さもかなり不思議な硬さで、当たりは柔らかいのに揺すられるという普通とは真逆な考え方です。
だからコーナーをかなりのハイペースで行くとロールはかなりします。
だけど硬い...
考えれば考えるほど不思議な脚です...
高速域では流石に風切り音が割と大きめに聞こえてきますが、直進安定性もまた外見とは裏腹にびっしりしていてとてつもない安定性です。
パワステのアシストも今では珍しくズッシリと重いフィールで、片手でスイスイ~とは行きません。
両手でしっかり切って行かないとちょっと疲れますヽ(´Д`;)ノ
ハンドル操作に対してのクイックさというのも無く、ワンテンポ遅れて曲がるような感覚があります。
こんな車でガンガン攻めようとも思いませんが、ゲレンデならではのゆったり感やまったり感は守られている印象です。
高速ではドボボボボボボボ.....というV8の重低音サウンドを響かせて有り余るパワーを余裕につけて見晴らしの良いゆったりクルージングをするのが一番気持ちいい乗り方です。
でも踏めば無意味なぐらい..と言ったら失礼ですがスポーツカーですら一瞬で引き離す超絶性能を内に秘めている車です。
ゲレンデでしかもAMGとなると夢のまた夢の存在ですがいつかは自分のものとして持ちたい車です\(//∇//)\
次はML63の試乗回です!
P.S
スタシ弄ってみました。
今回はいつもと嗜好を変えてミクさんシリーズではなく好きな絵師さんシリーズで行きました。
決してミクさんを嫌いになったわけじゃないですよ!www