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GT@AzuMioのブログ一覧

2013年03月06日 イイね!

ミニのディーラーに行きました。

ミニのディーラーに行きました。本日はミニのディーラーに行きました(゚∀゚)



今年に入ってから既にクラブバンとペースマンそしてクロスオーバーのジョンクーパーワークスという3車種の日本輸入を開始して今年も早々勢いに乗りに乗りまくっているミニですが、担当から「アレ」の試乗車が来てるんですよ!!と連絡を頂いたので凸です( ´ ▽ ` )ノ


「アレ」って聞いたときはペースマンがもう来た!?と思いましたが、もっとヤヴァイ奴ですwwwww


そう!!
世界限定2000台、日本割り当て分200台の現行R56型最強のミニクーパーS ジョンクーパーワークスGPです!!!!!!!\(//∇//)\

先代のモデル末期にも限定で設定された最強モデルが今回も復活しました。
今回も軽量化のためにリアシートをとっ払い、サスもサーキットスペックの手動可変式スポーツサス、専用チューニングエンジン、セミスリックタイヤ...などなどやり過ぎ!!と言える程のチューニングが施されています。

まずは写真をどうぞ!!



フロントマスクはジョンクーパーワークス仕様のエアロタイプを基調としていますが、赤く縁られたインテークやミラーが更に迫力を出しています。



後ろ姿もウィングタイプの専用リアスポイラーや、空気抵抗に実際の効果をもたらすフェイクでは無い専用大型ディフューザーがタダ者じゃないオーラを発しています。



タイヤ&ホイールも専用の超軽量タイプで、ブレーキはなんとブレンボ製の対向6ポッドシステムです((((;゚Д゚))))



リアには専用のGPエンブレムが誇らしげに取り付けられています。



内装は大まかなところではこれといった変更はありませんが個々のパーツは専用品を使っています。



一番目を引くのはやはりJCW専用のレカロ製バケットシートです。



シフトレバーも専用の赤い文字盤のタイプです。



メーターはミニ特有の可愛らしいデザインを残しつつかなり攻撃的な文字盤カラーですw


早速エンジンをかけると始動音こそ普通のクーパーSやジョンクーパーと大差ないものの、アイドリング時はブロロロロロロ.....と4気筒のスポーツエンジンらしい音に包まれます。

でも中身は相当変わっていて、このJCW GPには1.6リッター直噴4気筒ツインスクロールターボエンジンが搭載されています。
ここまではクーパーSやノーマルのJCWと変わりありませんが、スペックは最も高いものとなっており、オースチン時代から始まったミニの歴史でも最もハイスペックなエンジンが搭載されています。
そのスペックとは最高出力218psを6000回転で発生させて、最大トルク26.5kgmを1750~5750回転という広範囲で発生させるものとなります。
そして車重もノーマルのジョンクーパーワークスと比べて20kgの軽量化がなされて1180kgと軽め...
これでつまらない訳がありません(゚∀゚)

ワクワクしながら発進させるとちょっと意外な感触でした。
意外と街中での扱いやすさといった面はノーマルのクーパーSとは何ら変わりはありません。

出力が大幅に引き上げられているのでちょっとピーキーな感じになっているのかなぁ...と予想していましたが低回転域でもしっかりとトルクが出ているのでかなり走らせやすいです。
むしろトルクの乗りがクーパーSに比べて若干ではありますが良くなっているので乗りやすさといった意味では更に上を行っているかもしれません。
2000回転ぐらいでシフトアップさせて行っても苦しくなることは全くないし、3速で1200~1300回転ぐらいからそのまま加速をかけても、もたつく事なく自分の欲しいと思った分のパワーを引き出すことができます。
ターボラグも全くありませんので、見た目とは裏腹に本当に扱いやすいと思います。

でも、ちょっとでも多めにアクセルを踏んでしまうとビックリするぐらいの出足を見せます。
街中では3、4速で1500~2000回転ほどで走らせるのが一番乗りやすい走らせ方かなぁ...と感じます。

本気になるとギリギリ手をつけられるかどうか...と言うほどのじゃじゃ馬に変身します( ̄▽ ̄;)
JCWにはスポーツモードが装備されていて、勿論このGPにも装備されています。
スポーツモードに入れた途端に車の雰囲気が変わります。
エンジンもオーバーブースト機能により、トルクが2kgm上がります。
2kgmぐらいなら違いがわからないと思いましたが、過給がかかる2000回転前後の吹け上がりの鋭さがハッキリと変わります。

マフラーもスポーツモードになった途端に音量が少し大きめになり、クラッチ切ったりアクセルオフにしたりすると「パァン!!」とちょっと派手目なアフターファイアーが入ります(^_^;)
いくらなんでもやりすぎじゃないかな...と思いましたww

今回もDSCオフの本気モードでのフルスロットル加速を試みましたが...
4500回転ぐらいに合わせて一気にクラッチ繋いだ瞬間..\(;゚∇゚)/ウワァァァァァッァァァァと慌ててしまうほどの暴力的な加速っぷりを見せつけてくれます...
もうハッチバックの中じゃ敵なしとも言えるんじゃないかなぁ...と一瞬思ってしまうほどです..
個人的に感じたことですが、あのメガーヌRSよりも速かったのですから...

オーバーブースト時で更に過給がかかる特定の条件があって、水温や回転域が一定の条件を満たせばオーバーブースト以上の過給がかかる時があるらしく、それも体験しましたがその領域での加速感は半端じゃない物でした(((゜Д゜;)))
同じBMWの335iやアウディのS5よりもこっちの方が速いかもしれない...と思ってしまうほどの鮮烈な加速でした...

このGP用のハイチューンド版ターボは上でもしっかりと伸びきってくれるので頭打ち感もほとんど感じずに一気に7000回転まで回ります(゚∀゚)

今回は高速道路も試乗できたので高速を走ってみると最高に気持ちが良いです\(//∇//)\
高速道路で6速2000回転ぐらいで走ってるとやっぱりストイックさは感じずに楽ちんに走れます。
あとで詳しく書きますが、乗り心地面の感触も街乗り域と若干異なってくるのでまた違う一面を見いだせます。
高速道路で6速に入れてクルージングも気持ちが良いですが3速か4速に入れっぱなしにしておいて、3000~4000回転ぐらいで走っていて踏みたいと思った時に間髪いれずに戦闘モードに移行するってのもこの車の面白さを感じる場面ですww
むしろこのミニだったらそういう走らせ方のほうが似合ってるかもしれません。
高速域での加速も申し分ないもので、スゲェェェェェ三( ゚∀゚)と思わず口に出してしまうほどのキレ味の良さを持っています。


この車には3ペダル6速MTが組み合わせられています。
ペダルレイアウトはこの手の右ハンドル輸入コンパクトでは宿命というか、致し方のない部分というか..という感じのちょっと窮屈なレイアウトになっています。
シトロエンDS3程ではないのですが、クラッチとブレーキが近すぎるかなぁ...と思いました。
ペダル形状は工夫されていて、そんなに違和感が感じない演出はされていますが、踏み方や履く靴によっては干渉します。

クラッチ自体は変な癖のないもので、重さも個人的には好みな重さです(゚∀゚)
クラッチのストロークはちょっと長めで、手前で繋がる感覚の強いものです。
このあたりはノーマルのクーパーSのMT車、JCWの通常モデルと変わらない所です。
シフトストロークの方はと言いますと、割とショートストロークでカチカチ入っていくような節度感はそこまで強くないものの、軽めのタッチでスコスコ入ってく物です。
このあたりも他のミニと変わんない所です。

乗り心地の方はとにかくハードでストイックなものでした...
このGPモデルには、公道では調整不可という手動調整式の可変サスが装備されています。
この手動式サスは、中身はほぼ完全にサーキットスペックのもので通常時でもノーマルJCWと比べて20mmローダウンされていて、バネレートも相当締め上げられています。
中身的にはワンメイクレース用のカップカーとほとんど変わらないんだとか...

街乗り域では日本製ホンダタイプR勢も負けてしまいそうなほどガチガチに締め上げられていて、とにかく揺すられまくりますwww
常に縦に横に...体が揺すられますwwwwwww
でもレカロシートのクッション性が抜群で、揺すられはするけど苦痛は覚えないです。
突き上げもかなり硬めではありますが、ガツン!!と直接的には来ません。

先ほど書きましたが、速度を上げていくと感触が随分変わってきます。
60km/hぐらいまではかなり硬い脚ですが、70km/hぐらいからしなやかさが出てくるというか、馴染んできます。
80~100km/hぐらいでクルージングするとノーマルのクーパーSとそこまで変わらない快適性があります。
馴染んでいても余計な振動やふわふわ感、浮きは一切無いので疲れ知らずと言えそうです。
こういう所がドイツ車たる所以なのでしょうね。

ワインディングに持ち込んでみると...
((((;゚Д゚))))ウワァァァァ... とちょっとびっくりしすぎて呆気にとられてしまいそうになる程のコーナリング性能と脚のマッチングの素晴らしさでした!!
ノーマルミニも「ゴーカートフィール」とかよく言われますが、このGPはホントのゴーカートみたいにクイクイ曲がっていきます。
ベースになったJCWの3ドアよりも軽くなっているので尚更動きが軽くてすばしっこいです。
そして持て余すギリギリのパワー...攻めていてここまで楽しい!!!と思ったのは久しぶりでした。

脚もかなり硬めではありますが、路面からの入力に対して突っ撥ねてしまうということはなく、力が加わったら最低限の吸収をするという形なのでかなり乗りやすくて扱いやすいです。

ノーマルのハッチバックモデル全体に言えることですが、昨年出たクーペモデルや2シーターのロードスターモデルと比べるとボディ形状の違いが原因で限界域でリアが踏ん張りきれない...という事がありましたが、このGPではリアシートを取っぱらった代わりに左右を貫くように専用のかなり太いタワーバーが装着されました。
それにより限界域でのクーペに劣っていた踏ん張り感は解消されています。
解消されたどころかクーペよりもリアの接地感が感じられます。

この手のコンパクトは下りでは速い...とか言われることが多いですが、これは上りでも1クラス2クラス上のスポーツカーを打ち負かすのも朝飯前..といった感じです( ̄▽ ̄;)

パワステのフィールも他のミニとは違っていました。
低速域でのアシストは変わらないのですが、走り出すとGPのものは随分重めのフィールです。
40km/hぐらいから上のアシスト量はホントに僅かなもので、片手で操作するにはちょいとキツいです(>_<)

感触的には随分ねっとりとしたフィールで、路面状況をかなり忠実に伝えてきます。
これは恐らくサーキットで全開走行をした時に最適なものだと思えるセッティングかなぁ...と思いました。

ブレーキは何とブレンボ製の対向6ポッドキャリパーです!!
「ミニにそんなの要らんでしょう...」と乗る前までは思っていましたが、ここまで過激で危ないパフォーマンスを見せつけられちゃうと「この位あったほうが安心して止めれるかな..」と納得してしまいますwww
タッチ感はリニアで、唐突にガツンと効いたり思った以上に効いてしまうという事はありません。
制動性より、あくまでも運転者の思い通りに止まれるブレーキでした。

でもしっかりと効かせたい時はこれ以上ないぐらい強力な制動性でした(^_^;)
一気に踏むと車がひっくり返っちゃうんじゃないかと思うほど一気に速度を落とします。
体が思いっきりシートベルトに食い込んじゃってちょっと痛いぐらいでした( ̄▽ ̄;)

軽くて強力なブレーキ性能...そして最強のコーナリング性能..
ワインディングでこれに勝てる車は相当限られてくるんではないかなと思います。

BMW M5やM3、ポルシェ911GT3をニュルで追っかけ回している動画がありますがあれはヤラセなんかじゃない...と思い知らされます..


今回、乗ることは勿論、現車を見ることすらこれっきりになってもおかしくない様な貴重なモデルに乗ることができて良かったと思います。
唯でさえ過激なJCWなのに、それをベースにすると一体どんなんなるんだ!?と思っていましたが、実物はとんでも無いレベルで「これがナンバー付きでメーカーから出ている車なのか!?」と思ってしまうほどの過激さを持っていました。

値段は460マソと決して安くはないです...
下手したら320iが買えてしまう値段です( ̄▽ ̄;)
でも乗ってみると納得してしまうというか、これでこの値段は安いよね..と思えてくるほどです。

ちっちゃくて可愛いけどメチャクチャ速い...時代を問わずミニのチューニングカーってそんな感じですよね。
Posted at 2013/03/06 22:15:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   02/10 07:21
暇さえあればディーラー物色しに行きますw ドイツ車系のディーラーと繋がりが多いので、割とアウディ、BMW、メルセデス、VWのディーラーにお邪魔しに行く機会...
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