PCX専用ヘッドライトコントローラーキット
投稿日 : 2013年07月05日
1
ちょっとマニアックな自作キットの説明資料です。
PCXのアイドリングストップ時にヘッドライトを自動的にOFF出来ます。
アイドリングストップが先進的だと思ってPCXを買ったのに納車時の説明で「アイドリングストップのスイッチは使わない方が良い」と説明されました。
掲示板やブログでも信号待ちで停車してる間にバッテリーが上がって発進出来なくなったという情報を見かけ、それなら・・・と作ったコントローラーですが、「それ、欲しい」ってお声がチラホラ。
でも、一つ作るのに結構時間が掛かるので自分で組み立てられるならって人のために部品と資料を揃えた組み立てキットです。
尚、対象としているのはPCX125(国内仕様)の初期型とESP仕様のみです。
回路図に書いている波形のメモはESPのもので、初期型は制御方法が異なっていますがこのコントローラーでは自動的に判別して動作します。
PCX150やタイ仕様、ベトナム仕様で動作するか試したい方はオフ会などでお声掛けください。
追記)
現在はタイ仕様のPCX125(初期型)でも動作します。
PCX150(日本仕様・タイ仕様)も動いたようです。
ヨーロッパ仕様でも動いたようです。
2
コントローラーの完成写真です。
万が一、コントローラーが壊れた際はコントローラーの代わりに付属のダミーコネクターを取り付ける事で強制的に点灯させることが出来るので半田付けに自信が無くても少しだけ安心です。(笑)
3
主要パーツリストです。
ケースは穴開け加工済みでプリント基板を固定する穴はタップでネジを切ってあります。
部品を袋詰めする時の確認用のメモに追記しただけの手抜きで恐縮です。
リストに写真はありませんが、以下のパーツを追加しました。
・基板裏面配線用のスズメッキ線
・基板裏面配線用の耐熱電線(黄色)
・リレー配線用の耐熱電線(白色・黒色)
・熱収縮チューブ(リレー配線用)
・基板固定用ビス
・基板固定用スペーサー
4
コントローラーの回路図です。
車両への取り付けをシンプルにしたかったのでアイドルストップを検知するためのヘッドライト信号はコントローラーの電源と兼用にしました。
簡単に書くと、こんな動作をします。
・ヘッドライト点灯中: リレーON
・ヘッドライト減光中: リレーOFF
・ヘッドライト消灯中: リレーOFF
また、減光状態になった際に指定時間遅延してリレーOFFさせる事が出来ます。
5
回路図を元に自分だけのレイアウトを考えるのも楽しいものです。
私なりにプリント基板の製作例を作ってみました。
6
上記、製作例の配線図です。
写真と見比べながら参考にしてください。
7
ハロゲンライト車両への取り付け方法です。
この通りに接続するとアイドリングストップで消灯した際にハイビームインジケーターが点灯して消灯状態である事を知らせます。
ハイビームインジケーターの点灯が嫌な場合はディマスイッチの手前で信号をカットするように配線してください。
8
HID装着車両への取り付け方法です。
コントローラー内リレーの接点容量は10AですのでHIDはリレー付きの物(バッテリーから直接電源を取るタイプ)をお使いください。
リレーレスのHIDなど大電流をON/OFFする場合は容量の大きなリレーを増設してください。
タグ
関連コンテンツ( PCX専用ヘッドライトコントローラー の関連コンテンツ )
関連リンク
[PR]Yahoo!オークション
[PR]Yahoo!ショッピング