パーツレビューにも上げてあるとおり、ヴィヴィオには貰い物のECLIPSE AVN557HDというHDDナビが付いています。
ただこのナビは、あまりオーディオの音質には拘った作りをしていないようで、内臓アンプで鳴らしても正直イマイチな印象でした。
RCA入出力も、別売りオプションのハーネスを買わないといけない有り様。
そこでこのナビのオーディオを、あまりお金を掛けず尚且つそこそこの音を出したいという注文で、オーディオカスタム好きなお友達(みんカラにはいるけどみん友ではない)に組んでもらいました。
ハチマルもワークスも、俺のクルマのオーディオカスタムは全て彼にお願いしています。
今回お願いしたお品書きは
・フロントステージ用アンプ接続 (SONY XM-604EQX)
・Hi-Loコンバータ接続 (友人の所持品使用予定)
・サブウーファー接続 (μ-Dimension GLOW8000SW)
・フロントスピーカーのコンデンサ交換 (ALPINE STE-120C)
・アンプボード製作 (MDF板+フェイクレザー貼り込み)
・FM VICS用アンテナ接続 (ヤフオクのノーブランド品)

まずはアンプ・サブウーファーの電源を取る為、バッテリーにケーブルを配線。
あれこれ調べて買い集めるのが面倒になり、ドンキでも売ってる「音秀」のワイヤリングセットを買ってきたのですが、正直これはオススメしません。
製品のクオリティが低過ぎます(爆
あと、少なくともアンプとサブウーファーの電源を同時に取るにはもっと太いケーブルが必要ですね。
(ウーファーorアンプ、どちらかだけならまぁ十分)
とにかく今回はコレを使うしかないのでとっとと接続します。

次はアンプボード製作。
ハチマルのオーディオを組んだ時に使ったMDFの端材を切り出し…

黒のフェイクレザーを貼り込みます。

画像は置いただけ、まだ固定も配線もしていません。
今回このユニットを用意した理由
アンプ:別の友人より借りパク中(←ぉ
サブウーファー:μ-Dimensionがチューンナップサブウーファーを出していた事を知らず、その意外性と音質への期待を込めて購入。

スピーカーのコンデンサ交換。
ALPINEトレードインスピーカーの中でも、12cmサイズは安価な物しかラインナップされていません。
その為、出てくる音も高音のキツい印象を受けます。
そこでコンデンサを高品質なものに換えてみました。
ALPINEのコアキシャルはコンデンサがスピーカーの裏に付いている為、トレードインのくせにコンデンサの交換がとても簡単です。
まぁだからって普通はやりませんがw
ハンダ付けし、ホットボンドでガチガチに固定してあります。
また、取り付ける際には吸音材をスピーカー下のエアコンダクト周辺に貼り込み、ダクトの共振と不必要な音の反射を低減させています。

クロスオーバー接続。
これは当初のお品書きには無く、本来はHi-Loコンバータを用いてアンプを接続する予定でした。
ところが557HDにオプションのハーネスを繋げると使えるようになるRCA出力が、実はNON-FADER(アンプを通さない生音)で出力される事が分かりました。
それならば音質劣化の激しいHi-Loコンバータを使うよりも、クロスオーバーを用いてNON-FADER出力をフロント&ウーファーに分割するほうが良いということになり、友人所持品のクロスオーバーを譲ってもらい接続しました。
作業時にcarrozzeriaのクロスだってのは聞いていたのですが、画像を撮ってみてビックリ。
carrozzeriaχじゃないですか!

FM VICSアンテナ。
この557HDはアナログチューナー内臓で、アンテナも本来はTV/GPS/FM VICS一体式のフィルムアンテナが付属しています。
ところが中古入手の為フィルム部分が無く、またアナログ放送自体も終わっている為FM VICSのみのアンテナを別途購入し接続しました。
なお、GPSアンテナも単体品を予め取り付けしてあります。

全てのユニットに配線して完成。
イコライザーを調整してもらってから試聴。
施工前は高音がキツく耳障りな印象でしたが、施工後は音全体がかなり柔らかくなりました。
長時間聴いていても聴き疲れしない音だと思います。
それでもまだ耳につく時があるものの、それはある程度聴き込んでコンデンサやケーブルのエージングが済んだら落ち着くレベルだと予想できます。
正直、現時点でもECLIPSEのAV一体機から出るレベルの音は超えていると思いますw
これで、またヴィヴィオに乗るのが一段と楽しくなりそうです!
Posted at 2012/04/26 08:01:41 | |
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