前回の記事の気合い通り、先日、自信初となるユーザー車検に行って参りました!!
やはり自分の車ぐらい、コンディションを知る為にも一度はバッチリ経験をしなきゃ!!
という事でやって参りましたのは近くの自動車車検事務所♪
今回、自分自身への備忘録も兼ね、なるべく正確に書きたいと思います。
先に書きますが、超長文です。多分今後、最初で最後な位の長文です(汗
しかも、ご覧の方も注意。 全国即物忘れ検定を準2級所持の私です、先ず当てにはしない方が
身の為です (←じゃ備忘録だと自分が危ねーじゃんw
一応、覚えている範囲で時系列で順番に参ります。
1:ユーザー車検の予約を入れる
これは簡単ですね。
サイトからでもオンライン予約が出来ます。

(各事務所に予約専用の電話番号が書いてありますので、電話して予約することも可能)
予約内容も簡単です。日にちと時間を決めたら、希望する予約時間が○になっていればOK!×の場合は違う日か時間に設定しましょう。
予約完了後、予約番号を明記した画面に切り替わりますので、番号のページを印刷しておくと後々便利です。
2:車検に行く前に準備するもの(初回)
・車検証
・自賠責保険証明書
・36ヶ月点検整備書(定期点検記録簿)
・税金等の必要諸経費
・自動車税納付書(半券)
・三文判
と、たったのこれだけです。
よく24ヶ月点検整備書と言われている点検記録簿ですが、これは私の場合は24ヶ月目まではディーラーさんでやって頂いてますので、車検証に一緒に挟まっている定期点検整備書を出します。
36ヶ月目は自分でやりましたので、用紙に自分で記入します。VSP等で
各種オイル交換等もしてましたら、その際に交換した一式の書類(ディーラーさんから貰えます)も添付しておくとさらに良いでしょうね♪
36ヶ月目の記入用紙は、私の場合向こう10年分位まで整備書に用紙が付属されてましたので、それを利用しました!
点検する項目はそれを見て(約60箇所)、車検の前に全てをチェックしましょう♪
(*2回目以降は、当然ですが2年更新ですので、24カ月点検になるわけです。)
デフのチェックやベルト各種のテンション、ペダルやハンドルの遊び量など、少々始めての人には難しい項目もありますが、全て許容値も基準も別添のマニュアルに記載されてますので、それを参考にしながら行うと便利です。
(それでもわからない!という方はディーラーさん若しくは最寄の整備工場へ行って診て貰うと良いかと!)
3:いざ、車検事務所へ!
ささ、いよいよ緊張の車検場です。
最初に待っているのは事務手続きと納税ですね♪
私は今回初の車検でしたので、先ずは忘れちゃいけない
リサイクル費用を支払います。大概は入口付近のわかる場所に設置してあり、そこで購入券を登録後、窓口で
代金を支払います。
その場で発行されるので、取り敢えず大事にしまっておきましょう!
そして次は必要書類を貰います。
貰うのは窓口で、ユーザー車検を受けに来ましたと言えば一式貰えます。
内容は・・
・自動車検査票 1枚
・継続検査申請書 1枚
・重量税納付書 1枚
の3枚で、唯一申請書は有料ですが、
¥30位っすね(笑
それぞれに記入する項目がありますので記入します。(申請書はマークシート方式なので、これだけは
鉛筆で書かないと場所によってはNGになる場合があるので注意。(←経験者ですが、今回は許してもらえたw)
記入が終わったら、先ずは
重量税納付です。

必要経費を用意して窓口へ行き、印紙を購入します。
合わせて検査料の印紙(普通車は\1,500)を購入しましょう。
印紙は購入後、私の場合は窓口の綺麗なオネイサンが各書類に親切に貼ってくれました(笑
この納付書は検査終了までずっと必要ですから、
絶対に失くさない様にしましょう。
(印紙が剥がれそうな場合も注意。現場で紛失する方が結構多く、
再度支払うというまるで悪夢の様な状態の方もいるそうです。)
続いて
自賠責保険!
こちらも事前に保険会社で加入することが出来ますし、車検場でもOKです。
同じ様に支払ったらすぐに新しい自賠責保険が出来ます。
そして
継続検査申請書。(今回は間違えてボールペンで書いちゃった・・汗
これで一通り揃いました♪
後は事前に持ってきていた車検証、自動車税納税証明書とさっき発行したリサイクル券、点検記録簿を用意してユーザー車検予約窓口へ!
窓口では全ての書類を確認後、定期点検記録簿を見せなくてはいけません。
とはいえやったのは素人検査。緊張しながら見せると・・
「・・・はい。OKですね。」とアッサリ一言(安堵
要はちゃんと検査をしたかを書類に目を通してチェックするだけの様です。
(書類は見せるだけで提出はしません。)
しかも、今の道交法改正後では、定期点検は後日の整備でもOKとなっていますので、忘れてしまった方は後日、自主的に検査しましょう。
長々と書きましたが意外に簡単。ここまでに掛かった時間は15分程度です。
さぁて!
4:そして車検場へ入場♪
・・・の前に(爆
これは見学ゾーンからの一枚。そうなんです。いきなり右も左もわからないユーザー車検者の為に、見学出きるスペースが殆どの車検場であります。
ここでどんな車検をするのか、項目全てを見ることが出来ます。
なかには見学をしないでいきなり突入、殆どの電光掲示板の指示を無視してライン
が止まってしまったドライバーも(汗
やはり、事前に見ておけば怖いものは・・・
あるよそりゃw
見ておいて損は無し、是非見学しておきましょう(笑
そしてお待ちかね!(w
いよいよ検査場へ入ります。
5-6ラインありましたが、全て車両ごとにゲートが分かれており、我々は普通乗用のラインへと並びます。
先ずは外観検査。検査官が順番に車両を検査していきます。
検査項目は主に・・
・フロント(サイド)ウインカー
・走行灯(ハイビーム)
・ポジションライト
・ロービーム
・フロントワイパー
・ウォッシャー
・ホイール(組み付けとハミタイ等)
・車高(殆どが目視でやってると思います。目が慣れているのか、私のはスルー、後ろにいた国産のスポーツカーは低めで、実測されてました 汗)
・リアウインカー
・バックランプ
・ハザード
・ナンバー灯
・クラクション
・フォグランプとリアフォグランプ
・ボンネットオープンで車台番号とエンジンの確認
この辺を一気に段取りよく行います。熟練の整備工の方々は検査官が言う前に
ドンドンとやってましたが、私はゆっくりですが指示を受けながらやりました。
あ、ホイールキャップをしていたユーザー車検の方がいましたが、ナットも見るので事前に外しておいた方が良さそうです。)
あと、こちらはアーシング等をしてましたが、特には言われず。(って問題無いか普通w
とはいえ、抜き打ちもあったり、特に古い車は色々と見られてましたので注意が必要です。
特に発炎筒類の使用期限も言われていた方も多かった気がします。
今回は検査されませんでしたが、V50の場合は非常ライトが付属されてますので、外さずに付けておくか、ダッシュボードに入れておくと良いでしょうね。
(私は後者で、納車後からダッシュボードに入れてありました♪)
そして無事にOKが出たら検査票を見せて印鑑を押してもらいます。
お次はいよいよ、検査機械との戦い(?)ですw
今回私が行ったのは所謂マルチタイプというヤツで、同じ架台の上で数種類の検査を一気に行うタイプです。この方が手早くて便利です。
あ、先に言っておかないとですが、室内に入った後は全ての指示は電光掲示板で
行われます。

↑こんなので、こんな風にw
そして最初に入ると小さいセンサーでホイールベースを測定します。
(普通に入るといきなり測定されてるので、検査してるというより、勝手にされてる感じ 笑)
そしてすぐにあるのはサイドスリップテスター。

真っ直ぐライン上にタイヤを置き、そのままハンドルを一切切らずに進みます。
もしハンドルを少しでも曲げたり曲がってたりしてたらOUT。
緊張しながらもゆっくり(1~2km/h)と進み、こちらは無事に通過、電光掲示板に
「A○」と点等♪(Aはアライメントの略)
(そして、またまた気付かずに車両重量の測定もされて通過ww)
お次は色々と一度にやる項目です。
ここでは・・
・スピードメーター検査
・フットブレーキ検査(フートブレーキって電光掲示板には書いてあったw)
・駐車ブレーキ検査
・光軸検査(ハイビーム)
この4つです。
注意:光軸検査は2灯式はそのままでOKですが、V50は4灯式(ローとハイビームが分かれるタイプ)ですので、ロービーム側を事前に遮光する必要があります。しかし処理は簡単。単にガムテープでロービーム側を遮る原始的な処理でOKですw
検査台はローラ上で行いますので、ローラー台の上にキッチリと乗せます。
(上の写真、床がオレンジの所がそのローラー検査台ですね。)
万が一、行き過ぎたり少し前に進めたりすす場合も、ちゃんと電光掲示板でその旨を指示
してくれます。
最初はフットブレーキ検査。
自動的に簡易固定後、ローラがゆっくりと回りだしますので踏むという合図が出たら思いっきり踏みます。ここで緩くダラダラと踏むと×と出ますのでキッチリ踏みましょう♪
お次にギヤをニュートラルNにして、駐車ブレーキのテスト。
ここでも思いっきり引いてやりましょう。躊躇すると×と出てしまいます。
但し、すぐに「やり直し」と出るので慌てずにリトライ出来ます。
何回かやって×だと、次に廻されますが、凹んでる暇はありませんので、次の項目を淡々と受けて行きます。
で結果は
「B○」。
最初はスピードメーターの検査。
先ほどの電光掲示板の通りですね。ローラが解除され、クリープに合わせて回転
しますので電光掲示板の通り、ゆっくりと40キロまでアクセルをフカします。
コントロールしやすい様に、
2速にしてアクセルを踏むと安定すると思います。
そして自分の車のメーターが40km/hを差した瞬間に、パッシングで合図を送ります。
緊張しましたが、結果は
「S○」。(Sはスピードメータの略)
ここまでで「A○」「B○」「S○」・・
・・と、このあたりでFOXの勘違い(つまり、油断w)が始まります。
「もちかちて、これ超簡単!?」ww
一瞬でもそう心で思ったのがイケませんでした(汗
お次は光軸検査。
ローラー台上では最後の検査になります。
同じくギヤをNにし、パーキングブレーキを掛け、しっかりと車を固定します。
光軸の検査機が横から滑ってきますので黙っているとライト周りをウロチョロしだします。(この検査機の動作が非常にギコちなくて、まるで挙動不審者(機?)ww これはある意味緊張するッスww)
間もなく掲示板に、ライトを点等すると出ますので、ここではハイビームにします。すると光軸をギコギコしながら探し出し光軸の測定。
結果は勿論♪
(;・∀・)!!レレ?
しかし「もう一度」とすかさず出るのでヨッシャ!とばかりにお次はクリア♪
(;;・∀・)!!オヤ?
電光掲示板には・・「H×」。
華麗に不合格。(爆

(*画像は左のみの映像ですが、実は左右とも×になってるしww)
ここで凹んでいる場合なんですが、凹んでいる暇はありましぇんw
早速お次は排気ガス検査に進みます。
ローラー台から出て、次の停止線で止まると、ここでは簡単な作業のみ。
エンジンを始動させたまま、横に置いてあるプローブ(センサの先端ですね)
をマフラーへ突っ込み、暫し待つこと10秒程度。
電光掲示板は、
CO「○」 HC「○」(*COは一酸化酸素、HCは炭化水素の略。
こちらは無事に通過の様です。古くなってきた車やエンジンや燃焼機関、触媒機能に異常がある車は要注意ということでしょうか。
そして検査が終了したら、脇にある記録用のスタンプポストがあるので、検査票
を差し込むと、自動的に合格のスタンプが押されます。
最後は下回り検査です。
1つ進むと、真ん中に穴の開いた停車位置があるので、そこへあるローラー(結構小さい)へキッチリとタイヤを止めます。
エンジン停止」→ギヤをニュートラルにしたら、「駐車ブレーキ」とか「フットブレーキ」等、色々と掲示板から指示が出ますので、その通りに行います。
穴の開いた地下では検査官が下回りの検査でコンコンやってるのがわかります。
ステアリングボックスの取り付けやオイル漏れ、ステアリングブーツやマフラーまで検査されます。
結果は・・
「○」。
はい、これでライン上での検査は終了しました。
しかしHは×のまま。(汗
最後の総合検査官の方は、光軸について優しく教えてくれます。
最初は左が基準値より8cm下、右が7cm程度上になっているそうです・・(かなりアベコベww
検査はその日であれば追加料金はかかりませんが、しっかりと調整しないと検査は
永遠に不合格ですし、調整ったってテスターが無ければ正しい位置に調整できませんね。
と、そこで実はそんな人の為に秘密兵器が無い訳でも無いのが面白い所。
大体の車検場の周辺には整備工場や、所謂「テスター屋」さんと言われる場所があります。
テスター屋さんは今さっき受けてきた車検場と何と
全く同じテスターを持ち、
調整までをもしてくれる場所なんです!! (←行く前から知ってたくせに 爆
でも当然これは調整とかもあるし、料金もかなり高額なんじゃ・・
・・GO!!!(爆
今回、一応整備は完了した事だし、すのまま一発で通ればラッキー!!という目論見だったんですが、やはりそううまくはいきませんね。
しかし、今回私は1項目だけの光軸テストで落ちているので1項目だけをお願いし、\1,000ポッキリでオネイサンと飲め・・じゃなくて、検査が出来ます(核
まぁ\1,000の検査ですし、あっという間に調整で完了です!
いやぁ今回初めての車検でしたが、貴重な体験が出来て、楽しいっす!!
長々とお読み頂き、有難うございましたっ!!
・・・・・・・・・・・・
テスター屋のアンチャン「あの~・・」
F「?」
テ「光軸調整するネジが、劣化とライトの熱で溶けてまわらないんっすけど。」
今日中に合格不可能な悪寒wwww(爆
いやぁ参りました。ライトはロービームもハイビームも、特殊なバルブにしている
という事は無いですし、熱って普通にある熱なんでしょうか。
それとネジがプラスティックで出来ているので非常に脆いとはこれ如何に(大汗
テスター屋さん曰く、
テ「ああ、でもB○Wなんかも今でも殆どそうなんですよ~。何故か脆い作りのプラスチックで出来てるし。すぐに折れるし。きっと外国では車検とかがそんなに厳しくないんでしょうかねぇ。」
F「あ、じゃぁ意外と輸入車は光軸トラブル多いんですね。そうなんですかぁ♪ あっはは♪」
あははぢゃねーよ自分。
テスター屋さん曰く、B○Wはしょっちゅう半分解作業とかもやってるので、コツがわかるんですが、V50はサッパリわかんね。って言われました(汗
まぁ勝手に分解して壊すリスクを考えたら当たり前か・・
さてと困ったぞ・・
・・・そうだ!困った時の神頼みという事で・・
HEICO SPORTIV(爆
いきなりの訪問にも快く迎えて頂いたのはH隊員。(この時は社長とお嬢は外出中でした。
色々と事情を説明し、アドバイスを貰う事に(汗
勿論直してくれなんていうお願いじゃないですよw
そしてネジの下にさらに大元の調整ネジがある事が判明♪♪ 一気に希望の光が
見えてきましたっ!!
そして有難い事にその場で上下の違いを説明すると、あっという間に微調整して
頂き、おそらくこれで大丈夫!との事で再度車検場へ!!
マジで有り得ませんね普通・・本当に感謝です。
そして結果は無事・・
どーーーーーーーん!
何故だ・・調整はちゃんとやったはずなのに・・
言われた通り、左が基準値より8cm
上、右が7cm程度
下だったよな・・
・・・・
あ”!
(;・∀・)反対ぢゃん・・・
本当にバカですねぇ・・Hさんに左右反対の数字を伝えてしまいました。
しかし、数字はキッチリ7cm程度上下に動いている事をしり、改めてHさんの凄さを実感ww
(勿論、この時は余計に開く方向に光軸が・・w)
但し、今度は調整する場所を教えてもらっているので早速テスター屋で調整アゲイン!!
最後はテスターを見ながら微調整、今度はテスター屋さんも「これでOKでしょう!」との頼もしい一言がっ!!!
お代は・・と聞くと、さっきやってダメ(不合格)だったんですよね?
それではテスター屋の意味がありません。受かるまで(調整できる範囲で)その項目は\1,000のまま頂きません。
と職人的なお言葉。うーん心強いぞテスター屋さん。
とはいえ、再度落ちたら(3回目)になると、こっちも気まずいぞw
再々度の車検場へ・・もうすっかり段取りも覚えました(爆
(言い忘れてますが、2度目からは落ちた部分「だけ」を検査するので、毎回全部の検査をやってる訳じゃないですw 外観検査の方にはその旨を、入口以降の
機械も、入口のインターホンで連絡し、光軸だけと伝えれば、他の検査が自動でスルーされるようになってます。)
これで3回目になりますが果たして・・
キターーーーーーーーーーっ!!!!! (←遅せーよw
やりましたっ!ついに車検をパスし、無事に「あの」シールをGET!
まさか光軸調整で落とし穴があったのは意外でしたが、協力して頂いたHさんには本当に感謝感激ですた。。
(その後、お礼の挨拶をしつつお寄りさせてもらいつつ、何故か社長とラジコン一番勝負を挑む約束をする事になるのですが!! ←何しとんねんww)
いやぁ意外に
アッサリ出来た(爆)ユーザー車検、
皆様も是非! ・・・やらねぇってかwww
でも文にするとやたら長いですが、実際は滅茶苦茶早いです。
今回ユーザー車検に掛かった費用は、
・検査印紙:¥1,500-
・重量税 :¥37,800-
・自賠責 :¥30,830-
・リサイクル費用 :¥18,170-
・用紙 : ¥31-
・テスター屋 :\1,000-
----------------
合計 \89,331ー
次回の車検はリサイクル料金が発生しませんから、事前整備さえしっかりやっておけば、およそ車検自体は7万前後程度でクリアですね♪
これで最後です(笑
長々とお付き合い有難うございました~♪
あ~書くの疲れたww