アカハチのブログ一覧

だいぶご無沙汰していますアカハチです。m(__)m

前回はクランク側の調整・組み付けをしたので、ヘッド側に移りました。

まずは「合い口すき間測定」から。
シリンダーにピストンリングを押し込んで、そのすき間を測っていきます。

このすき間に異常があれば、ピストンリングがマモーしてるか、シリンダーが歪んで(拡がって)いる証拠です。

本当は「ボアゲージ」と言う工具で測定するんですが、予算の都合上カットです。(^-^;


次にコンロッドメタル(子メタル)を新品にして、バターを塗っておきます。(※組み付けペーストです。)


さらに「キズ防止」のために、9Φのゴムチューブを挿しておいて、


ピストンリングコンプレッサー(長い・・・)を使って、ピストンを挿入します。


4つ入るとこんな感じ。


裏側？はこんな感じです。


ちなみにメタルは、コンロッドのキャップに番号(かん合符号)が刻印されています。


僕の場合は全部「2」だったので、そちらを用意しました。

ヘッドがある程度できて来たので、腰下を作り始めました。

使うのは、AE92後期 スタンダード 81パイのピストン、コンロッド(画像・左)、クランクシャフトで、ブロックはAE86用です。

ピストンとコンロッドは、たまたま手に入れた物で、使う予定もなかったんですけど、せっかくなので組んでみることにしました。f(^_^;

そうすると、AE86用のクランクは自動的に使えない(泣)ので、早速オークションでAE92後期用を落札しました。

コレがまた「バランス取り」までしてある"イイヤツ"だったので、ピストン・コンロッドの重量合わせをやらざるを得なくなりました。(--;)


コンロッドの下の方と、ピストンのスカートを少しずつ削っていって、1004gになるように4本合わせました。

それから、ブロックのジャーナル部分を脱脂して、クランクメタル(親メタル)を乗せて、


油すき間測定をしました。
(ブロックのかん号符号が全部「2」だったので、2番のメタルを購入)

クランクシャフトを慎重に乗せて、


緑色の定規みたいなやつ(プラスチゲージ)をちょん切って、中のタコ糸状の物体(プレスゲージ)を軸に乗せて・・・

ベアリングキャップを規定値の6.1キロで締め付けます。


もう一度外して、潰れたゲージの幅を計ります。


結果はこんな感じ↓


基準値が「0.012～0.049mm」なので、OKとしました。

水が回ったエンジンの錆落としを一生懸命やっていましたが、錆の浸食した部分から抜けてしまったら、「こりゃまたもったいないなぁ」と言うことで、中古のヘッドとブロックを買い直してしまいました。(^^ゞ

届いたヘッドを洗浄してみると、面研はしてあるし、ポートもツルツルに研磨してあるし、オマケに燃焼室まで梨地がなくなってるしで、逆に掃除が大変なのと、低速の抜けが心配になりました。(^^;

インテーク側


エキゾースト側


燃焼室(段つきまでシッカリ・汗)


全体


なんだ、まだ汚ねーじゃねーか！？
とお思いでしょうが、バルブもかなり削ってあって、半端じゃない量のカーボンが堆積していていたので、これで精一杯でした。(^^ゞ

そして雨の日は、外で作業が出来ないので、ヘッドカバーの塗装剥がしをしたり、


簡易ラッピング(ヒモにコンパウンドを付けて磨いてます。)をしたり、


オルタネーターのO/Hをしたり、


圧縮が上がるので、リダクションセルのO/Hをしたり、




どんどんと部屋が散らかりました！(>O<)/

まだまだ暑い日が続くので、涼しくなるのを待つばかりです！(-。-)y-~

お久し振りです。m(__)m
ここのところ、母の入院やら、そのあとの片付けや挨拶で、バッタバタした生活を送っていました。(^^;

ようやく落ち着いたので、作業報告です！(^-^ゞ

ヘッドの洗浄がある程度終わったので、ブロックの作業をしてました。

案の定、クランクのボルトが外れなかったので、近所の工場へドライブデートして来ました。(^_^)

作業はわずか数十秒・・・(-_-;)
また引き返して続きをしました。

オイルパンを剥がして、


クランクもチェック。
水が回ったわりには、意外にきれいでした。


ピストンを外して、


洗浄剤で洗い落としました。


そのあとブロックの水路のサビ落とし。


2年分のサビを頑張って落としてみる・・・

ビフォー


アフター


何とか使える？？？

水回りの部品も洗ってみる・・・ナイル川。。。


病院にて。

前回、軽く洗浄したのでバルブを外して行こうと思います。

リフターを取って・・・


16ミリのソケットとエクステンションで、ぶっ叩きます。


外れたコッターピンやら、リテーナー(だっけなぁ？)やらをまとめておきます。


バルブとスプリング


バルブはやっぱり水が入った4番が、固着ぎみでした。(--;)
CRCを吹いてから、そ～っと取りました。(^^ゞ

あとは、5-56、ブレクリ、キャブクリを使って、ひたすらお掃除です！


水気がある所は「3-36」を使って、防錆対策です！