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2017年08月05日

TOYOTA 7

TOYOTA 7 TOYOTA 7


トヨタ自工 ワークスチームが
使用したプロトタイプレーシングカー

当時のFIA規定グループ7
(オープン2座席レーシングカー)
に属する車両ですね





今回 アウトガレリアルーチェで初対面できました


1968年型(3リットルNA)、1969年型(5リットルNA)、
1970年型(5リットルターボと5リットルNA)の3世代があり、
いずれもヤマハ発動機やトヨタグループ企業との
共同開発だそうです

以下の記述はウィキペディアより引用しました



TOYOTA 7 415S (1968年)

シャーシはツインチューブ式のアルミニウム製モノコック
エンジンはアルミニウム合金製の2,986cc・90度V型8気筒NA・DOHC2バルブの61E型
最終的には出力328PS/8,000rpm、最大トルク30.8mkg/6,400rpm





今回展示の415Sはレプリカだそうです





ボディはオープン(グループ7)で、カウルは繊維強化プラスチック製
エンジンカウルはエキゾーストマニホールド"エキゾーストパイプを覆い隠すタイプと、
エキゾーストパイプが上部に露出したタイプの2種類を併用した。





主な戦歴

1968年2月3日に鈴鹿サーキット>にて2000GTのエンジンを搭載してシェイクダウン

5月3日の1968年日本グランプリ にはチーム・トヨタの4台がエントリー。
ドライバーごとにボディカラーが塗り分けられ
細谷四方洋<が赤、鮒子田寛<が白、大坪善男がクリーム福澤幸雄<がダークグリーン
結果は残念ながら大坪の8位(5周遅れ)が最上位という惨敗





優勝は可変リアウィング(エアロスタビライザー)と
シボレーV型8気筒エンジンを搭載する日産・R381

ライバルだった日産R381




6月30日の全日本鈴鹿自動車レース大会では
1-3位独占で初勝利を挙げた(細谷が優勝)。

1969年2月12日のテスト中に福沢がテスト中事故死
4月の富士500kmでは新たにワークス入りした川合稔が初優勝した

TOYOTA7のドライバーはこちら



福沢幸雄はレーサーでありまたモデルだったそうです
かっこいいですな





TOYOTA 7 424S (1970年)


前年の日本グランプリで>シボレー製5.5リットルエンジンを搭載する
日産・R381に敗れたことから、グループ4(スポーツカー)規定一杯
の4,986ccまで拡大した79E型エンジン(90度V型8気筒DOHC4バルブ)が開発



展示車両はトヨタ博物館所蔵の車両です







公称出力は530PS/7,600rpmで最大トルク53mkg/5,600rpm、
ベンチテストでは最終的に584PS/8,400rpm、53.07mkg/6,500rpmを記録した

ボディカウルはダイハツ工業の風洞施設で実験され、
曲面的な415Sよりも直線的なデザイン


日本グランプリではリアスポイラーを取り付けていたが、
11月に行われた第2回ワールドチャレンジカップ・富士200マイルレース
(通称「カナディアン-アメリカン・チャレンジカップ"日本Can-Am」)はルール適用外だったため、
一枚板の大判リアウィングを装着した。
このリアウィングは骨組みにバルサを用いて軽量化したもので
、1970年の3代目でも使用された。





シャーシは問題の多かったモノコックから、
鋼管スペースフレームに変更








エキゾーストが一般的なバンク外排気に変更され、
インジェクターが定時噴射式に変更された。
>1969年の日本グランプリではエンジン上部にエアインテーク"インダクションポッドが追加された




主な戦歴
1969年
7月22日の全日本富士1000kmにて実戦投入され、
鮒子田/大坪組がデビューウィンを飾った
10月10日の1969年の日本グランプリには外国人助っ人
やトヨタ自販系ドライバーも加えた5台体制でエントリー。
カラーリングは白地に色違いのストライプで、
細谷/久木留博之(赤)、川合(青)、高橋晴邦/鮒子田(紫)、
蟹江光正見崎清志 (オレンジ)、
ヴィック・エルフォード高橋利昭(ダークグリーン)。
予選は久木留の4位が最高で、ポールポジションの
日産・R382エンジン)から4秒差を付けられた。
決勝もR382勢が独走し、、川合が3位(1周遅れ)を獲得
11月23日の第2回日本Can-Amには3台の474Sと1台のマクラーレン・トヨタが
エントリーし、川合の474Sが優勝




比較研究用に購入したマクラーレン・M12シャーシに
5リットルニュー7の79E型エンジンを搭載した「マクラーレン・トヨタ」が
1台参戦(ドライバーは鮒子田寛







1970年
8月26日にはトヨタの社内委員会でCan-Am参戦が認可ましたが
当日午後に鈴鹿サーキットでテスト中の川合が事故死し、
プロジェクトは水泡と帰したようです


川合稔 戦歴はこちら



日産も日産・R383"にツインターボを搭載してCan-Amに
参戦するつもりだったが、トヨタと同様に計画中止になったそうです


現在のTOYOTA7

初代の3リットル7 (415S) は14台が製作され、使用後は全車が廃棄処分

2代目の5リットル7 (474S) は12台が製作され、
川合がドライブした日本Can-Am優勝車のみが現存し、
その他は廃棄処分とされた

>3代目の5リットル7 (578A) は6台が製作され、
1号車はテスト後廃棄、河合の5号車は事故車両として警察に押収
。残る4台のうち3号車(ターボ)・4号車(NA)・6号車(ターボ)は
トヨタ博物館<に所蔵されているそうです


その後

2002年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにNA車、
2003年の同イベントにターボ車が登場


2017年3月には富士SWで50年ぶりのTN対決
画像はAUTO SPORTより引用





我が家のTOYOTA7 (578A)



我が家の日産R381&R382







ブログ一覧 | モータースポーツ | クルマ
Posted at 2017/08/05 00:45:47

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