KX85用キャリパーに交換

アドレス系にポン付けできて、確実に制動力があがり、コントロール性も悪くなく、ソコソコ安いという評判の、カワサキKX85のキャリパーを買ってしまいました。
10万円出るって話だし、どうせエンジンも直すなら慣らしで時間もかかるので、ブレーキもセットでやっちゃうかって感じです。

カワサキの純正部品を自分で買うのは初めてかも。
このキャリパー、スーパーシェルパとも共通のようで、パッドはKX用もシェルパ用も使える…そしてサプライヤはアドレス純正と同じTOKICOなので、スライドピンのブーツ類はアドレス純正がそのまま使えます。
なお、パッドピンは、アドレスのようにネジが切られておらず、βピンで止まっているだけ。これはモトクロッサー用の整備性を重視した仕様だとか。

ブレーキディスクも新品に入れ換えます。
このモノタロウで買ったディスクは、内径まで全面研磨で厚さが変わらないので、ディスク側としてはブレーキパッドの形に影響されないので便利です。
なお、パッドはシェルパ用の安いやつを流用。こちらのほうが、KX用より面積が大きく長持ちかつ機器がマイルドらしいので、私の乗り方には合ってそうです。

キャリパーとディスクの交換後写真。

この後、フルードを充填して車体を組み上げて、慣らし運転を進めています。

フルードの充填は注射器使って、キャリパー側から押し上げる方式で実施。このほうが、エアが噛みにくく、作業しやすいと思います。

慣らし運転中ですが、ブレーキディスクへの当たりはこんな感じです。最外径部分も内径側部分も結構余裕ある感じです。

裏側もこんな感じ。
制動力はノーマルキャリパーの1.5倍ぐらいの感じがしますが、まだ当たり出きっていなくてこれなので、やはりブレーキパッドは面積ですね。