ディクセルブレーキパッド&ローター交換組み立て編

まずはベルハウジングの組み立てから。

完成形ですが…

ボルトを差し込み、付属のネジロック剤を塗布し、スプリングプレートの向きに注意(回り留めのツバが内側)してボルトを入れ、仮締めします。

ホイール同様対角線で本締めします。10N/m(取説に記載がありますが、元がブレンボローターのベルハウジングなのでこちらの値になります)

締め付けトルクはかなり低いので手ルクの場合は着座してから工具で5分から10分ほどの回転で十分でしょう。

※注意　写真はスリットが逆です…

ローターを取り付けます。

写真のようにホイールナットで仮固定するだけ。w

ただしスリットの向き、ベンチレーションの向きに注意して取り付けます。(取説に記載)

キャリパーを取り付けます。

取り付け前にブレーキピストンの戻しを行います。

可能で有ればボルトは新品で！

締め付けトルクは参考値ですが、フロント120N/m、リア80N/mです。

ブレーキパッドを取り付けます。

パッドの磨材部分のバリを取ります。(エッジの部分がボサボサ)

パッドの背面と側面(取説に記載)に付属のグリスを塗ります。

指で薄く伸ばして全体に塗ります。ディクセルのMは純正のバックプレートは使いません。

外した部品を元に戻します。汚れている場合は拭き取り等しながら。

元に戻したらパッド、ローター交換は終了です。

最後にサイドブレーキの調整をします。

リア側バックプレートの裏から赤丸の楕円の部分のグロメットを外します。

マイナスドライバーを突っ込み、ギザギザの部分を回して調節します。

上側に回すとサイドブレーキがかかる方向、下に回すと緩む方向です。

タイヤを回して感触を確認します。

一度締めてから3回ほど緩めるといい具合です。

リフトが有れば上げてDレンジ、MTならクリープで回してみて引きずりを確認します。

ここまで終わったら、一度サイドブレーキレバーを引いて5〜6ノッチになれば終了です。

緩い場合はサイドブレーキブーツを外し、レバー後ろにワイヤーの調節ナットが付いているので回して調節します。

調整したら引きずりを確認して、終了です。

以上で終了です。

ただし、ブレーキの分解を伴うので可能で有れば二級整備士等と一緒に作業しましょう。

自信がない方は大人しくディーラーや、整備工場にお願いしましょう！

どうしてもやる方は自己責任でお願いします。