目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
※この作業は私の備忘録的なものでして既にブレーキの整備経験のある方向けでありブレーキ含めた自動車の仕組み、フルードの取り扱いを理解されていない方がマニュアルとして利用されると大変危険です。説明等抜けている部分もあるかと思いますので参考程度にご覧ください。
購入直後から思っていたがブレーキが深い!最近故障を確信するレベルで遊びが大きくなってきたのでマスターとマスターバック交換をしました。
マスター、マスターバック共に何でも付くわけではなく4型以降のABS付が適合するはずです。部番はマスターが51100-65K00 マスターバックが51300-65K10です。
HE21S以外にもMH21Sの最後のほう、MH22Sなども合うやつがあります。
マスターとマスターバックが合体するフランジ部のサイズが違うので一目でわかると思います。
HE22SやMH23Sは部番が違いました。
2
ABS付車はABSユニット内にエアが噛みこむとDIYレベルではエア抜き出来なくなるので作業が終わるまでキーを絶対にONにしないようにしましょう。キーONでABSのアクチュエーターがテスト動作を行いエアを噛んでたらエアが飲み込まれてしまうからです。。。
キーOFFだとABS通路にエアを噛んだところできちんとキャリパー・ホイールシリンダからエア抜きをしてキーONにすれば問題ありません。
おっちょこちょいさんはマイナス端子外しておきましょう。
3
まずマスターシリンダーを外す前にFキャリパーのピストンを20mm程度出してフルードを逃がしておきます。
マスターを交換してエア抜きをする前にピストンを戻すとキャリパーからABS通路、マスターシリンダーとフルードが通って大きなエアが抜けるからです。
4
マスターのリザーブタンクからフルードを注射器などで抜き取り、油面用のカプラーを抜きブレーキパイプのフレアナットを10mmのフレアナットレンチで緩め、12mmのマスターバックに取り付けする用のナットを外します。
ブレーキパイプは2本あり手前は少し力を入れると曲がらず外せますが奥はマスターと一緒にある程度引き抜いてから外した方がいいです。
マスターバックも外す人はどっちみちマスターに繋がっているブレーキパイプ2本を外すことになります。
5
今回、マスターバックも少し怪しい部分があったのとマスターが違う個体の物になった事によってプッシュロッドの突き出し量を調整するハメになったら嫌でマスターバックもセットの中古を購入していたのでマスターバックも交換しました。
6
車内側のなんか変なBピンを外し、ペダルとマスターバックのプッシュロッドに横向きに刺さっているピンを抜きペダルとの接続を解除してマスターバックをバルクヘッドに取り付けてあるナット4本を外します。エクステンションがあった方が作業が楽です。
7
このBピンは力まかせに引っ張っても外れないので矢印の足的なUの字部分を奥に押して抜け止めを解除する要領でやるとスコッと抜けます。
8
エンジンルーム側はエアコンパイプ、ABSアクチュエーターをステーごとずらし、負圧のホースと圧力センサーみたいなやつのカプラー、マスターシリンダーに接続されていたブレーキパイプ2本をABSアクチュエーターから取り外します。
エアコンパイプはストラットに止まっている10mm1本、ABSアクチュエーターのステーはウォッシャー液の注ぎ口の下に12mmが1つ、ユニットの下側、エアコンのホースが通ってる左側辺りに12mmが2つありそれらを外してずらすと画像のような感じで抜けてくると思います。
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