儂( ﾟДﾟ)y─┛~~のブログ一覧

この日記は少々長くなります。しつこくもチビネタで鬱陶しいでしょうが、なんせ毎日色んなことが起きます。どちらかというと、「読んで貰う」よりも「記録として残す」という、純粋な日記帳のつもりで綴っております。
メモ書きなら得意なんですが、紙とペンで日記をつけるのは3日以上続いた試しがないもんで・・・ (^^;

で、チビがとうとう爆発しました。ホームシックです。というか、仲間を恋しがっているみたいです。3日目を迎えようとした明け方から、窓際へ行ってナーゴナーゴと鳴く行為が増えてきたのですが、今朝方、もう手がつけられないくらい煩くなってしまいました。あまりの鳴き様に、私としてもどうしてよいのか分からずにオロオロするばかりです。いっそのこと、思い切って外に出してしまえばどんなに楽かと何度も思いました。

私の住まいはアパートなので、当然のことながらペット禁止です（の筈・・・）。防音壁に二重ガラスで音が漏れにくい構造とは言え、夜中からナーゴと鳴かれつづけ、思いがけない声でヒステリックに鳴かれた日にゃ肝が縮みます。まあ、チクるような隣人ではないと思いますが、「煩い」という苦情が来ないかとても心配・・・。おまけに出窓に乗られて鳴かれた時にゃ・・・。外から丸見えだべよ・・・。

同居人が一緒であれば、少しは展開が違ったかもしれません。しかしその同居人は、ある事情から現在同居人であって同居人ではない状況なのです。私一人でチビの「ナーゴ」に耐えるのも、そろそろ限界が近づいているような気もしてきたのです。

で、ヒステリーがピークに達した早朝5時。私は自分の朝食としてトーストを焼きながら、パンでベーコンを焼いておりました。その間、奴は出窓に乗って今までで一番大きな、苛立った声で鳴き始めました。すかさず飛んでいって引き摺り下ろす私。
奴は、出窓から引き摺り下ろした私の目の前で、一瞬「キッ！」と一点を睨むような顔をすると、腰のあたりがプルプルプル・・・・。

あ。ああぁぁぁああ・・・。するのか？しちゃうのか？連れて来てから今まで、教えずとも大も小も全て猫砂の上でやって来たお前が。

それにしても、「する」というのが分かっていても、私は固まったように動くことが出来ませんでした。外猫は室内に閉じ込められると、そうとうなストレスを受けます。今がピークなのでしょう。奴は、私の見ている目の前でわざと、しかも私の「掛け布団の上」に、今まさに小便をしようとしているのです・・・。

「シャーーーッ」という勢いの良い音とともに、それは放たれました。私の真新しい掛け布団の上に。
「もう俺、怒られてもいいもんね。何があっても、あんたの布団の上にしちゃうもんね。あんたが俺を外に出さないからだもんね」という、強い意志をもった「もんねの人」となった奴の顔は、明らかに苛立ちをあらわにしていたのです。

まあ、そういう日が来るのではないかと薄々感じていた私は、少しも慌てず騒がず奴の体をガシッと押さえつけると、今しがた出来た水溜りに奴の鼻先をつけて匂いを嗅がせ、心を鬼にして頭を「ベシッ」とぶっ叩きました。逃げようと暴れる体を押さえつけて、更に2発3発。

で、奴を抱いたまま猫砂の前に移動して、「猫なで声」で
「チビよ、おしっこはここにしなきゃだめだろう。いつもここでしてるじゃないか、ん？」
と言い聞かせたのです。念の為、もう一度水溜りに戻って「ベシッ」を3回やって、再び猫砂に連れて行って「猫なで声」で言い聞かせる行為を繰り返しました。

奴は頭が良いので、怒られている理由も教えられている内容もちゃんと分かっている様子です。「シュン」とした様子で大人しくなったのです。

ひとまず奴を落ち着かせる為に、「ドラえもんまたたび」の粉末を手にとってペロペロと舐めさせ、ようやく奴も私も落ち着きを取り戻したわけです。

その後も奴は思い出したようにナーゴと繰り返しましたが、しばらくすると先ほどのことはケロっと忘れたかのように私にスリスリ。ついでに、鼻と鼻をつけて挨拶。因みに、この「鼻をつける」は、奴の場合「頭突き」に近いです。はっきり言って、痛いです。でも、これをやられると私も嬉しいのです（笑）。

これを書いている今、奴はお気に入りの脱衣所でグーグー寝ております。どうやら、昼間はここで寝ると決めたようです。寝始めたのをこれ幸いとして、私はアパートの部屋中を掃除して奴のトイレも手入れし、次なる戦いへの準備を整えておきました。因みに、猫を飼うとこんなにも部屋が汚れるんですね。はっきり言って、1日2回掃除してます (;_;)

さて、この戦いは何時まで続くのやら・・・。
チビ、すまんな。意地悪してるみたいだけど、俺もお前さんのためを思って、心を鬼にしているんだ。なんとかこの環境に慣れてくれよな・・・。

あ～、やっちまった！心配だったけどそのまま放っておいた映画カサブランカのアンティーク看板。気が付いたら、ぶっ倒れてました (T_T)
石膏でできた、ハンフリー・ボガート氏の顔が真っ二つ・・・。
爪を立てられるのではという心配をしていたのですが、まさか倒されるとは・・・。チビ、前のアパートの頃から、この看板の後ろが好きだったんですよね。昨日もこいつの裏に潜ったりしてたけど、そういうことは昔からだったし、なんせ重量が凄いので簡単には倒れまいと思ってました・・・。

猫に、罪はない。早々と非難させなかった私の責任です。
ロンドンで、カサブランカの封切り前から宣伝用に使われていた物で、もともとそれ程数も多くなく、手に入れた当時で数枚しかないというものでした。
まあ、転売する気は毛頭なかったし、そんな価値はどうでもいいのですが、ちょっとばかり悔やまれます。

アロンアルファでくっつくかしら・・・。

それにしても、楽な猫です。不安そうで落ち着きがなかったのは、初日の、それも最初の2時間だけ。体調も良く、もりもり食ってもりもり出してます（w

買い物に出かけたりして暫く部屋を空けて、帰ってくると必ず見当たりません。物陰に隠れてます。これ、どういうことなのかな？

もう、本当にくどいね、私も（笑）。何かあると、いちいち報告しなきゃいかんと思ってる。

チビの奴、小に続いて大も猫砂でいたしました。ベッドにゴロンと横になりながら、プロ野球ナンタラ大賞みたいなの笑いながら見てたら、パイプベッドに寝てたはずのチビが消えて（そう、パイプベッドを気に入ってくれたんですよぉ～～！）、猫砂置いてある台所から、「ザックザック」と砂を掻きだす音が聞こえるではありませんか。

また小便か？と思いながらおもむろに覗いた私は仰天しました。だって、猫砂の1/3は砂箱から外に掻きだされてるんですから・・・。写真撮ったのは、これでもあらかた砂を箱に片した後なんです。

う～～みゅ・・・。大の度にここまで盛大に砂を掻きだされるのはちょいと問題だな。大体、いつも気付いて、速攻で私が汚物処理できればいいけど、なんというかその、モノが残ったままのを盛大にザックザックやられると、ウ○コまで表に飛び散るってことでしょう？こりゃ困る。もっとでかい箱がいいのかな？

因みに、奴はことを終えると恥ずかしそうに窓の方を向いてまして、私がウェットティッシュ手に持ってケツ拭こうとしたら、怒られると思ってビクンってなってんの（w

奴はすっかり落ち着いて、しかも新居がかなり気に入った様子です。もうここに住む積りでいるということが、奴の態度にありありと表れています（笑）。クルマは好きだし、なんか猫らしくない奴だな。

いやもう、まったくもってすっかり親ばかになってます (^^;
辟易してる人もいらっしゃるかも知れませんが、またチビ自慢です。
今まで外でしか用を足したことがないのに、なんと初日の第一回目から、ちゃんと猫砂におしっこしました (^_^)v

え？！本能？そりゃそうだけど、やっぱ嬉しかったですね～。いい子いい小してやりました。