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えらいことをしてしまいました。徐々に回復しつつあったチビとの信頼関係を崩してしまった・・・。

先ほど、K君から「チビが来てます。昨日も来てたんだけど、昨日は右目が半分しか開いてなくて、怪我してるみたいです。今日は目は治ってるみたいだけど」と電話がありました。
私が引っ越した後に別の部屋に入居した家のガキどもが猫たちをいじめているらしいということをK君から聞いていたので、かなり心配になり、すぐに駆けつけてみました。

一時は私にも多少の警戒心を持ったチビでしたが、駆けつけてみると私への信頼は完全に戻った感じ。いつもチビと交わしていた「鼻とおでこスリスリ」の挨拶を早速交わし、暫く戯れておりました。
で、怪我の様子ですが、右目の上のおでこには、明らかに何かでぶたれたような傷跡があります。一体、何故こんなひどいことを・・・。怪我した個所を擦ってやりながら、はやく環境を整えて連れて行ってやらなきゃという重いが沸々と沸いてきました。

で、ここからが間違いの元だったのですが、ちょっとだけ新居に連れて行ってみるか・・・という思いが頭をよぎりました。クルマでほんの5～6分の移動ですが、今はチビにもお馴染みのエスクを修理に出していて、チビが乗ったことがない代車のアルトなので不安がるといけないと思い、K君に運転してもらい、私はチビを抱いて助手席に乗ることにしました。

K君に玄関先までアルトを移動してもらい、はやる気持ちを押さえながらチビを抱いて玄関の外へ・・・。ところが、ちょっといつもと違う雰囲気を敏感に感じ取ったのか、チビが徐々に暴れ始めました。「いかん、早くクルマに乗らなきゃ」とあせった私は、アルトの助手席ドアのドアノブを引いたところ、あ、開かない・・・！ロックがかかってて開かない！しまった、このアルトは集中ドアロックではなかった！！

すでにただならぬ雰囲気にパニックになったチビは、私の腕の中で暴れる暴れる！
「おいっ！K！ドアのロックを開けろ！早く！何やってんだ、ロックだよ馬鹿！！」
可哀想に、やはりパニックになったK君はどうしたら良いのかわからずに右往左往・・・。

そうこうしている内に、チビは私の腕から飛び出し、脱兎のごとく逃げ出しました。その姿を見た私は、「ああ、しまった～～！」と思ったと同時に、ショック。チビが、あのチビが・・・。私からあんな風に逃げ出すなんて。

暫くチビを探しましたが、どこへ逃げたのかとんと姿が見えません。しかたなく、K君と一緒にアパートの敷地にある石造りのベンチ（いつもここでチビと遊んでいた）でタバコを吸いながら、たまに思いついたように「チビ～～、チビ～～」と呟く私・・・。

すると、チビと同様このアパート周辺をうろついてるノラが、2～3台先に駐車しているクルマの下にスルスルと潜り込み、「ニャ～」。すると、それに答える別の「ニャ～～」。あっ、チビの声だ！そっと近づいてクルマの下を覗き込むと、私を警戒心たっぷりの様子で見るチビの姿が！ああ。奴が私に対してこんなに警戒心を持った様子は、初めてだ～～ (TT)

チビはスルリとクルマの下から抜け出すと、ゆっくりと私から遠ざかります。近づいても、ゆっくりと遠ざかる・・・。やがて奴は、小道の向こうのリンゴ畑の闇の中へと去って行きました。

きっと奴は、ガキどもに虐められて、人間不信に陥っていたのでしょう。昔は、それほど人を怖がる子ではなかったのです。そこへ来て、やっと私への信頼だけは回復しつつあったのに。
私もショックでしたが、奴はもっとショックだったことでしょう。その様子は、私から遠ざかって行く奴の姿にありありと出ていました。早まった私の完全なミスです。可哀想なことをした・・・。ちゃんと、注文した物が届いて、環境が整ってからキャリーバッグに入れて運ぶべきだったです。

果たして、奴は再びK君の部屋を訪れるのでしょうか・・・？
とりあえず、頼んだ物は今週の火曜か水曜に届きます。それまでに、もう一度だけ会って、奴との友情を確認してみたい。

今夜は寝られそうもありません。チビや・・・。頼むから戻ってきてくれよな。


※画像は、まだ無邪気だった頃のチビ

いやいや、チビの受け入れ態勢をどうやって整えようか色々調べているうちに、こんなサイトを発見しました。
http://www.din.or.jp/~nyan/index.html

で、このサイトに「押忍！猫野郎！」なる猫グッズの販売サイトがリンクされてまして、面白がって色々と見てるうちに、「注文」ボタンを押してしまった・・・・！

お買い物内容は、こんな感じです。
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ご注文商品明細
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商品名 ：イガイガ君
色：紫
価格X数量=金額： \250 X 1 = \250
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商品名 ：けりけりおとと
色：おまかせください
：おまかせ
価格X数量=金額： \800 X 1 = \800
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商品名 ：ドラえもんのまいごのペンダント
色：シルバー
：おすまし
価格X数量=金額： \250 X 1 = \250
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商品名 ：ポンポン玉250
色：おまかせ
価格X数量=金額： \250 X 1 = \250
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商品名 ：猫用ハーネス
色：青
価格X数量=金額： \700 X 1 = \700
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商品名 ：トイレスコップ
色：ブルー
価格X数量=金額： \450 X 1 = \450
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商品名 ：Liftn’Sift
価格X数量=金額： \1,580 X 1 = \1,580
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商品名 ：カラフルマウス5匹セット
価格X数量=金額： \500 X 1 = \500
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商品名 ：スチールパイプベッド
価格X数量=金額： \1,980 X 1 = \1,980
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商品名 ：メッシュキャリーバックL
色：黒のみ
価格X数量=金額： \2,980 X 1 = \2,980
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商品名 ：リボンカラー
色：ブルー
価格X数量=金額： \480 X 1 = \480
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商品名 ：ベーキングソーダ4.53kg
価格X数量=金額： \1,280 X 1 = \1,280
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商品名 ：ツイスト＆ターンスクラッチトーイ
色：ネズミ
価格X数量=金額： \980 X 1 = \980
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小計 ： \12,480
消費税(5%) ： \624
送料 ： \700
送料値引き ： -\350
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合計 ： \13,454

トイレからベッド、首輪に迷子札から始まって、マタタビやら猫用のおもちゃまで。画像は、「けりけりおとと」というおもちゃで、ご覧のように猫が蹴って遊ぶのだそうな・・・。

何度か新しいアパートに連れて来て慣らせ、今月中にはタイミングを見て、本格的に連れて来ちゃおうかとも思ってます。
病気の検査＆治療やら虚勢手術やら、ちょっと可哀想なこともしなければなりませんが、まあ、本人の為にもこれらはやった方が良いので、なんとか頑張らせます。いや、頑張ります。

昨日に続き、今夜もチビの奴が来た。つい先ほどK君から電話が入り、「今、餌食ってます」とのこと。はっはーん。どうやら、私を当てにしてきたな。というか、餌を当てにしてきたな。

私が部屋に入ると、奴はテレビの後ろに隠れていた。K君には、まだかなり警戒心を抱いているようで、餌を食べ終わったらテレビの裏に入ってしまったらしい。

私が側に行って呼びかけると、奴は相変わらず拗ねたような顔をして戸惑いながら出てきた。しかし、10分後にはこの様である。画像の通りである。あぐらをかいた私の膝に乗って、大あくび。

もう少し突っ張ってもらいたかったものだ。
引き取る日は、案外早いかもしれない。

今の住まいであるアパートは、4月に引っ越してきたばかりの所です。その前は、現在のアパートから約2キロほど離れた別のアパートに住んでいました。

前のアパートでは、周辺をウロウロしていた数匹のノラ猫のうち、特に可愛い奴だけ特別扱いして「半飼い猫」状態にしていました。奴の名は、「チビ」といいます。1年半前に初めて出会った時は、まだ小さな子猫だったので「チビ（♂）」です。

チビは、真冬の寒い日はほぼ毎日、暖かな季節でも2～3日に一遍は我が家に来て餌を食べて遊んで、朝まで寝ていくという暮らしを送っていました。約2ケ月くらい、どこかへ放浪していなくなってしまったこともありましたが、たいていは主人である私（私が主人だと勝手に思っているだけだが、そういう人が他にも数人いるかもしれない・・・）よりも大きなあくびをし、自分専用の座布団に仰向けにひっくり返っていたものです。

4月にそのアパートを引き払うことになり、私の後釜には、私が経営者に参画していた会社の従業員であるK君が入ることになりました。当初、新しい住まいにチビを連れて行くことも考えたのですが、基本的にはノラだし、昼間は友達（もちろん、人間ではない）と一緒にアパートの周りのりんご畑やのっ原を駆け回っているような生活を送っていた為、そのような幸せな環境から、あまり自由のききそうもない新たな環境へ連れて行くのは可哀想かなと思い、連れて行くことを断念したのです。
幸い、後釜にはK君が入居するし、猫との接し方や餌のやり方を軽くレクチャーしておけば、奴も安泰だろうという計算でした。

ところが、やはり奴がいないとこちらも寂しい。それに、色々と猫のことを調べるうちに、どうも猫という動物は、ノラであるよりも人に飼われていたほうが幸せであるらしいことも分かってきました。「ノラだから自由にのっ原を懸けている方が幸せである」というのは、人間の勝手な考えらしいのです。この辺の詳しいことは、また機会があったら書くことにします。

さて、奴を引き取るとすれば、こちらも準備が必要になってきます。だいたい、奴の顔をもう一月半も見ていないし。それに、やはり私が引っ越した後は、奴の出没回数も極端に減り、せいぜい週に一回、庭先を素通りする程度らしいのです。かなり痩せてもいるらしい・・・。
で、まずは奴の顔を見なければと思いました。K君には、チビがきたら呼んでくれと頼んであったのですが、その電話が今日きました。

久々のご対面です。きっと奴は喜んで飛びついてくるのだろうな、という想像をしていました。ところが、実際に会ってみると、どうもツレナイ。よそよそしい。どこか戸惑いがあるのか、暫く姿を消した私に拗ねているのか・・・？

それでも、K君とは必ず一定以上の距離を保つのに、私が近づいても、ちょっと躊躇いはあるものの逃げようとはしない。だけど、いつもの鼻スリスリの挨拶には決して応じない。そう言えば、今の私は眼鏡を変えたし、以前はなかった髭を生やしている。見かけの印象がかなり変わったので、私のことを判断しかねているような気もする・・・。

場合によっては、今夜一晩だけ新しいアパートに連れて行って、うちの奴を喜ばせてやろうなどど考えていたのですが、とてもムリな感じでした。やはり猫は猫、犬のようにはいかないのですね。
とりあえず、今日のところはデジカメで数枚の画像だけ撮っておいて、あっさりと引き上げることにしました。というか、奴の方が早々に引き上げてどこかへ行ってしまった・・・ (T_T)

K君には、今後もチビが現われたら少しの間引き止めてもらって、私を呼ぶように頼みましたので、何度か対面を繰り返しながら慣らして、タイミングをみて現在のアパートに連れてこようと考えています。
それまで、家で飼う為の必要なモノの購入や虚勢の為の費用、予防接種など、またまた金のかかる話になりそうだ・・・ (--;