NDの初期型SSPに純正シートヒーター取り付け1(インジケータ取り付け)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
初期型SSPの布シートに、SLP用の純正シートヒーター部品を購入し、取り付けました。
4月の夜、オープンにした際かなり寒く、シートヒーターが欲しくなりました。
社外品のうち、内蔵タイプはボタンが好みではなく、穴あけも抵抗がありました。簡易シガーソケット品は安いけどシートに追加で乗せるので見た目が悪くなってしまいます。
純正シートヒーターのボタンはスマートで、自分の好みだったので、高額でしたが購入してみました。
なお純正のヒーター付きの別シートへの交換も考えましたが自分のSSPはBOSE付きなので、BOSE無しにはしたくはないのでシート交換は諦めました。根気良く探せば後期SSPのシートヒーターとBOSE付き純正布シートが中古であるかも知れません。
今回、純正シートヒーターが付くか試してみたかったというのも動機の一つなので、余り他の方にはお勧めできないかも。
2
初期型NDロードスターのSスペシャルパッケージ(SSP)は布シートで、シートヒーターがありません。Sレザーパッケージ(SLP)はレザーシートでシートヒーターを標準装備しています。
初期型SSPとSLPでは、車内の内部配線は共通との事なので、SSPでもシートヒーター用の内部配線があるようです。
SLPの純正シートヒーター部品を購入し、SSPの布シートに装着を考えました。
なお、初期型SとNR-Aの内部配線にはシートヒーター用の配線は無いみたいです。配線も減らして軽量化なのかな?
また、マイチェンしてテレスコと衝突軽減システムが付いた現行のNDでは、SSPでシートヒーターがオプションで選べるようです。いいなぁ。
3
4
まずはシフトのすぐ前にあるシートベルト警告インジケーターを、シートヒータースイッチ付きのタイプに交換します。
シートベルト警告インジケーターの左右にある、三角内装?を外します。外し方は両手で左右の三角内装?を掴んで、水平に、シフトの方向に引っ張ると外れます。(写真)
結構握力が要ります。爪が頑丈な人なら、シフト側に少し引っ張ってダッシュボード側にちょっと隙間が出来たら、爪を突っ込んで、本気で引っ張る時の補助にしても良いかも。
シフトノブは4速にしておくと、内装が外れた拍子にぶつかって傷付くのを防げるかな。
5
三角内装?が外れたら、シートベルト警告インジケーターの左右のネジを外して、インジケーターを引き出し、裏のコネクタを外します。裏ケーブルに余長がなく、あまり出てこないので手を横から隙間に突っ込み、手探りでコネクタの爪を押して外します。
インジケーターをシートヒータースイッチ付きの奴に交換します。
インジケータを変えた後、助手席のシートベルト警告灯が点灯するか心配でしたが、助手席に人が乗った際に点灯するのを確認できました。
※作業中、急きょ子供の送り迎えをする事になり、子供が乗って点灯を確認。
6
ここで、取り付け前の動作確認をしました。全て付けてから動かない事が判明すると辛いので、付ける前にテスト。
背中シートヒーターと座面シートヒーターを適当に運転席上に置き、ヒーターのケーブルと各部品を繋ぎ、既存カプラーに接続しました。
なお助手席足元にあるシートヒーター用の低背ヒューズ(電子取説P428の15番ヒューズ20A)が、シートヒーターの無いSSPでも装着されているのは以前確認しています。(グラム作戦なのになんでだろ?)
既存カプラーに、白・青・茶の3コネクターを接続するのが何気に狭くて大変でした。
7
ヒータースイッチONでシートヒータースイッチが点灯し、仮設で運転席に置いた背中シートヒーターと座面シートヒーターが温まったので一安心。
ヒータースイッチHiで、背ヒーターは熱く、座面ヒーターはぬるい感じでした。
この温度差って実はかなり重要なのでは?と気付きました。シートの座面と背では体重があるため接着圧(密着度?)が違います。又、熱は空気に伝わると軽くなり真上に上がるので、熱の伝わりやすい方向も変わります。あと、座面がウレタンで背はハンモックなので、反対面に逃げる熱も加味しているのかも?メーカーのノウハウが詰まっている温度差なのかな。
社外品だと同じヒーターを背と座面に付け、並列に接続しますが、それだとお尻だけメチャ熱くなっちゃうのかも。座面だけ温度が低くなる奴でないと、お尻だけムレてしまい、ヒーターを弱くせざるを得なくなり、結果寒いというオチになる気がしてきました。
ヒーターの本設置については次の整備手帳にて。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク