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デミオのオイル交換に行ったついでに、現行型デミオ（DJ)の試乗をしてきました。

今回乗ったのは特別仕様車のXD Tailored Blownで、内装の質感の高さはさすが。

ドライビングポジションを確認して、エンジンをスタート。様々な改良を加えられた1.5Lターボディーゼルですが、やはりディーゼル独特の音と振動はゼロではありません。
もちろん、十分に許容範囲だとは思いますし、車自体の遮音も良くなっているのですが、雑誌やネットでの評判が高すぎる（笑)だけに、あまり期待しすぎない方が良さそうです。

試乗車は６速A/Tでしたが、試乗ルートがやや混雑していたこともあって、これも期待していたトルク感が、もう一つはっきり感じられませんでした。高速道路や急な坂道などがあれば、もう少しはっきり分かったかもしれません。（あるいは、もっと飛ばすドライバーなら？）

DJはディーゼルが売れ筋と言われていますが、やはり地域差はあって、当地のように長距離通勤の多いところではディーゼル、都市部ではガソリンが多いそうです。電車通勤がメインのユーザーでは、年間５千キロも走らない人も多いということで、イニシャルコストの高い車は、やはり選び難いようです。

少しコーナーの続く部分では、例のG-ベクタリング　コントロールの効果も分かるかと思ったのですが、分かりづらいという評判通り、殆ど感じられませんでした。ただ、DE比で160Kgも重い車体の割には、回頭性はまずまずの印象。この辺りはGVCの寄与もいくらか有るのかもしれません。

車内では肝心の試乗車のことよりも、雪道とスタッドレスタイヤの事から始まって、Hさんが最近ハスラー（フレアクロスオーバー？）に乗り換えた話や、劇場版を観たのがきっかけで「ガルパン」に親子でハマっている話で盛り上がっていましたw（試乗している車に、あまり関心を持ってないのが見透かされている可能性は大ですが ...(^^;　）

例によって楽しい試乗でしたが、想像していた通り、DJのディーゼルは私が乗る車には相応しくなさそうです。車としての出来はとても良いと思いますが、何といってもあの重さと価格の高さは、自分には過剰に思えます。
その意味では、最近出たこれあたりは魅力的ですｗ

「60になったら、赤いスポーツカーに乗る」というのが目標なのですが、これとNBロードスターの組み合わせは、かなり楽しそうです。（笑）