目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ファンを壊したイベントの帰り道は雨。
直したはずのワイパの付け根からの雨漏りが再発。そのうえキコキコ音がうるさい。
どうにもならず、ファンと一緒にワイパリンゲージayを部品取りから強奪。作りを調べて現車の修理への道筋を探ります。
この状態でクルマを前から見た状態になってます。いいサビ具合です。これは現車のもの。こんなワイパがついてるのですよおくさんw
2
リンク部の断面。
3
リンクのキモになるクランク部。スピンドルのサビ具合に注目
画面上がリンケージ、下側がスプライン経由でワイパーアームが付きます。左は部品取りの、右は稼働車のそれぞれです。
4
ちょっと構成がずれてますが、これがスピンドルの分解図。左から四番目に見えるOリング。これが悪くなって雨漏りを呼んでるんです。右から二番目のワイパアームを外すと見えるでっかいOリングをいくら締めても、この小さいOリングでみずみちができちゃってる前には無力です。尚、クランク部の中間は幾分段があって細くなっています。言わずもがなグリスだまりなんでしょうね。ここは固めのリチウムグリスごってりいれて防水と潤滑に努めたいものです。
5
ここに至るのは結構難儀。ワイパモータ隠してるダッシュボードを外す。短いタッピングで止まってます。これ外した後最難関、デフロスタノズルを取ります。スペの場合、メーターパネルとがっちり干渉します。パネルは速度計ケーブルの関係で見える表面の丸皿小ねじを緩めてもほとんど動きません。けど、デフノズル外さないと辿り着かないので、慎重かつ大胆にやっつけて下さい。デフノズルもタッピングでとまってます。三本くらいだったかな。
そのあと車外でて、ワイパーアーム外して、見えるナットを緩めます。18だったかな?そのあとワイパーモーターの電気コネクター外して、M5だったかのボルト三本sだったかな?を外すとリンゲージごとごそっと取れます。
ワイパアームの嵌ってるスピンドルはクランク部に圧入されてるんで、アルミ鋳物を壊さぬよう慎重にテコで外します。
また、リンゲージ各部はCリングの代わりにヘンテコなリングで止まってます。なくすと入手困難ぽいです。またうっすい金属でできてるので、簡単に破損しちゃいそうです。慎重にやりましょう。
サビが半端ないです。ヤスリだの、錆止め塗料だのは必須です。各種グリス類も必須。ワイパモータの蓋もそっと開けることができればここにもカップグリス塗布したくなるはず。Oリングは交換必須ですが寸法忘れました。現物合わせで幸せになれることをお祈りします。
帰り道は件のばっちり錆びてるデフノズルが難関。ちょっと傷になっても泣かない心か、メーターパネルを外す急がば回れ精神が必要です。
慎重かつ丁寧な心持と、汚れても怖気ない大胆さが必要です。
もしかご自分でやろうとするなら健闘をお祈りしますともに、安全をも祈願いたします。デフノズル、なかなか嵌らない割に仕上げの荒さからの鋭い金属端部が露呈してる場合も多々ありますからw
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