
先日、国道7号線を走っていると対向車線に一際目立つクルマ…。
「ん?」
と思ってみると、それは赤のZ32型フェアレディZ。ボディはピカピカに磨かれ、ドライバーは60歳は超えていると思われる男性でした。初老の男性とZの鮮やかな赤の組み合わせがとてもカッコよく見えました。
「大人に似合う国産スポーツカー」
それほど多くはありません。個人的にはCELICA XX、初代〜2代目のSOARER、S2000、ALSYONE SVX、そしてこのZ32型FAIRLADY Zくらいではないかと思っています。
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Z32型フェアレディZは1989年デビュー。
当時私は「MOTER MAGAZINE」を愛読していましたが、そこに掲載された写真を見た瞬間に
「カッコいい!」
と思いました。
超ワイドで短いホイールベースと美しいアーチを描くルーフラインを持つボディ。
独特でほかのどのクルマにも似ていず、かつカッコいいフロントマスク。
ツインターボで280PS、NAで230PSのハイパワー。
私の最も憧れる車は前にも書いたとおり60系のCELICA XXですが、どこか繊細な感じのするXXに対してこのZは迫力満点!でもどこか品の良さを感じさせる、そんな雰囲気が大好きでした。
そしてこの印象的なCM。
華麗にアクセルターンをキメるZ…。参りました(#^.^#)
※余談ですがZでアクセルターンをやっているのは、モータージャーナリストとして活躍している木下隆之さんです。
後にSUPRAも「2.5GT Twin Turbo」のCMでスピンターンをしますが、カッコよさとインパクトではZの勝ち!のような気がします('∀`)
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このZ32は2000年まで生産されました。
途中、結婚した私は当時乗っていたカリーナEDからの買い替えを検討していましたが、車種選びの際に停っていたZを見て妻に冗談半分で
「あのフェアレディZなんていいかも(#^.^#)」
と言ったら
「良いと思うよ。」
と返事が帰ってきたのにはビックリ(;゚Д゚)!
妻はクルマには全く興味は無い方ですが、妻いわく
「あのクルマはキレイだからね。」
と…。
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結局Zは買わず(正確には「買えず」)レガシィに決め、それ以降ずっとレガシィを乗り継いでいます。
残念ながらモデル末期は改良も施されず、Zに積まれるVG30DE系は
「回転フィールが悪い」
と評されてしまうのですが、チャンスがあったらいつか乗ってみたいクルマだなぁ、と思っています。
(でも無理ですね。中古でも良いのは少ないし…やっぱりあの時…まぁそれは言っても仕方ないですが…。)
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Posted at
2011/11/05 23:43:21