仕事が夏の繁忙期になり、こちらのブログもすっかりご無沙汰になってしまいました。
もちろんAクラスでお出かけする暇もあまりなく朝から晩までお仕事にどっぷりと浸かっております。
そんな中とうとう手を出してしまいました。
PPT(プラグイン、パワー、スロットル)所謂スロコンです。
A180Sのパワー自体には『必要十分』と全く不満が無いのですがスタート時のモッサリ感……
これも別にアクセルを踏み込めばそれなりの加速をしますし、途中からは結構パワフルな走りもします。
ただアクセルを踏んでも勝手にコントロールされてる感は否めませんし、何より気に入らないのが
左折車等、前車に追従して減速した後の再加速に何とも言えないもたつきを感じていました。
「エンジンのパワーはともかくこのスロットルコントロールだけは何とかならないものか?」
そこで解決策として浮上してきたのが今回のPPTです。
今回のPPTは「ハンズ トレーディング社」で取り扱っているオーストラリアの「インタースター社製」PPTです。
このPPTを選んだ理由は『ECOモード』なるものがある事です。
このエコモードは低回転時のレスポンスを向上させながら適切な燃料消費とラフなアクセル操作を吸収させることで
燃費向上とスムーズな走りを両立させるというものです。
ネットで通販をしているお店を探し、メルセデスに詳しいお店を見つけましたので購入
入金翌日には届き、お店の対応の早さに驚くと共に感激しました。
さて取り付けですがネットで調べたところアクセルペダルを外せばものの20分足らずで取り付けられるとの事
(電源オフに係る5分を含む)
しかし仕事が忙しい為後日にすることに……
することにしようと思ったのですがあとで取り付けた時に初期不良が出ると困るので仕事の昼休みにさっさと取り付けてみました。
(その為に取り付け途中の画像はありません)
ドアを開けたままにして5分ほど経つとドアのランプが消えます。
その後アクセルペダル横にある13mmの六角を外すとペダルが外れます。
ペダルのカプラーを向きに注意して差し替えれば終わりです。
問題はリモコン、大きくてコードも太いので置き場に少々困ります。
エアルーバー横に貼り付けようかと思ったのですがこのカーボン柄の部分……
実はコンソール部のモールドではなく薄いシートのようなものが貼ってあるみたいです。
あまり強い両面で貼って後から浮いたら困る気がしたのでステアリングコラムに貼り付けました。
テレスコピックで手前に出してありますしまず動かす事もありません。
何よりリモコンの操作は停止時に行うよう指定されています(まずそんなに触らない事でしょう)
特にここで不便を感ずることもないと思います。
☆実際の使用感
今回の感想はすべて「Eモード」での走行です。
またこのPPTには「+・-」ボタンがありそれぞれのモードが7パターンに調節できますがすべて「+-0」で走行しています。
・ECOモード
ノーマル時の発進が「もささささ…」といった感じならこのモードにしたときは「もす~~」な感じです。
……解りにくそうですね(汗)
低回転時の加速がスムーズで速やかに行われていきます、速度に乗るのも結構速いので回転もあまり上がらずスマートな動きをします。
燃費計を見ていると燃費も期待できそうです、次回の燃費計測に注目です。
・SPORTモード
かなり機敏に動くようになり車が軽くなった気がします、出足に関してはやっと車のイメージに合った動きになります。
今までのつもりでアクセルをやや強めに踏むと最初はヘッドレストに頭を打ちます。
交差点左折後の立ち上がりも軽やかです。
ただしECOモードと比べると回転数が高めで推移していきますのでおそらく燃費は……でしょう。
・SPORT+モード
まだちょっとしか試していませんがぐいぐい加速します、回転数も結構引っ張ってくれますがノーマルのSモード程「いつまでも変速しない」訳では無いようです。
やる気満々の時のモードでしょうが普段使う気にはなりませんでした。
今回のPPT装着は結果として大満足です。
物凄く気に入っていたRX-8を手放し、30年以上乗り続けていたマツダから離れてまでA180Sを愛車として選んだ事に悔いはなく満足しています。
素晴らしいスタビリティ、ブレーキの安定性、インターフェイスに対する気遣い……
ただ再加速時などの意図的なアクセルコントロール(所謂モッサリ君)は時としてストレスとなっていました。
その点が少しでも改善された事でより一体感を感じる様になりました。
これから更にAクラスを楽しみたいと思います。
今回も長いブログにお付き合いいただき誠にありがとうございました。