AutoGauge バキューム計 52φ  

台湾AutoGauge社の52Φ機械式バキュームメーター。指針は反時計回り、燃費走行用の文字盤表記入りです。旧GX号から移植しました。

配線は白(ACC)赤(BAT)黒(GND)橙(イルミ)の4本ですが、機械式メーターは電源が無くても負圧の入力だけで動作する事や、ピークホールドやワーニング機能が無いので、赤白をACCで共用してしまってもOKな事と、全体が橙に光るイルミネーションが正直文字盤表記が見難くなるので使わなかった（キーON時の白イルミだけで昼も夜も十分）ので、配線は実質赤白/黒の2本だけしか使いません。

負圧入力もメーター側の取り入れ口にオリフィスが標準装備の親切設計なので、Φ4の耐油チューブだけ用意すればOKです。

負圧計は機械式と電気式の他に、針の動く方向、燃費文字列の有無などで色々な種類があります。昔からある大森やラムコなどは正圧に近くなるほど針が左側に行く（一般のメーター同様に負荷状態が悪くなる＝燃費が悪くなるほど指針が少なくなる）時計回りを採用していますが、私はスタリオンの時計回りの純正ブースト計（大気圧を越えて過給が掛かるほど針が右側へ行く）の動きに針の回転方向を合わせたかったので、一般のメーターとは反対回りになりますが、正圧に近くなるほど針が右側に行く（燃費が悪くなるほど指針が増えていく＝回転や速度の指針とは連動する方向に動く事になる）反時計回りの負圧計を選びました。

エンジンの負荷状態が可視化されるので、NAでも燃費スペシャルな車体には絶対に装備した方がいいメーターだと思っています。視認性を考えると、多少入手性が悪くても燃費文字列かカラーバー入りのものを選んだ方が間違いありません。

普段のほんのちょっとした発進加速でも、スロットルの踏み方がほんの数ミリ多いだけで、指針がDriveからFairやPoorに動いてしまうので、こういうところ注意するだけでも相当燃費が変わるんだろうなーというのが本当に良く分かりますよ。

個人的にはプリウスなどのハイブリッドや、ガソリンエンジンのエコカーなどの燃費がよいのも、機構そのものの燃費の良さにプラスして、燃費計が付いていてエンジン負荷状態か可視化されている事も相当に大きいのはないかと思っています。


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