ハブボルト打ち替え

今つけているホイールの引っ込み具合が気になってロングハブボルト化する事に。

先ずはキャリパーを外すところから。
赤丸の2点がハブにボルト留めされているので外す。

下側はココ

上側はココ
どっちも工具が入りにくい所に有るうえに、狭いために工具の振り幅も少なく、とにかく力が入れづらい。

手持ちの工具を駆使して、結局エクステンションで適度に延長する事で何とか外れた。
しかし、エクステンション使うと力が斜めに逃げやすく、更に工具の振り幅も少ないため、垂直に力が掛けにくく要注意。
1箇所舐めかけた。
とにかく垂直を意識。
力が掛けにくい問題は肢の長い工具を使う事で解決。

キャリパーが外れたらブレーキホースにテンションかからない様に気をつけて適当な所にどかしておく。

この時点でサイドブレーキは解除！！！！

で、ブレーキローターのサービスホール(赤丸2ヶ所)に適当なm8ネジを捩じ込んでやるとブレーキローターが外れる。

次はパーキングブレーキを分解。
分解しなくても行けるかと思ってたけど、ハブボルトの抜き差しスペース確保するのには分解は必須だった。
結構複雑なので、分解前に斜め上下左右から写真撮っておく事を強くお勧め。
分解は左右の赤丸をマイナスドライバーで90度捻ってピンを外す。
次に緑丸の箇所に有る手前のバネを外し、その奥に有るギアみたいな部品も外す。
ギアみたいな部品は両端が回る様になってるので(正確には片方がネジ構造)ズレに注意。

ブレーキシューを左右に広げると上部に有るバネ付きのプレートが外れる。(写真の上部に有るパーツ)
赤丸はパーキングブレーキの分解に使った工具と取り外したパーツたち
1番左の工具は先端が引っ掛けるのに適した形で、バネの取り外しに使った。

分解するとこんな状態に。

これでやっとハブボルトを外せる状態に。
アストロプロダクトで買ってきたタイロッドエンドプーラーが活躍。
開口幅が違う商品が複数有りとても悩んだけど1番安い1600円の奴で正解でした。
写真の様に挟み込んで19mmのソケットで締め込んだら結構アッサリと外れました。
ニュ〜っと抜ける感じがチョット気持ちいい。

全部抜けてスッキリ。
この後ワイヤーブラシとCRCでスプラインの溝を清掃しておきました。

新しいハブボルトはHKBのnew日産用とか言うやつを使用。
写真の様に約1cmロングでした。

裏から新しいハブボルトを差し込み、押し当てながら少し左右に回転し、スプライン嵌め合いを感覚で感じながら位置決め。
表から適当なスペーサーで長さを稼いでホイールナットで締め込んでいきます。

裏から見てスプラインが完全に埋まったら完了！
インパクトじゃ無いと無理とか言う事も無く手工具で普通に締め込めました。
HKBのスプライン精度が良かったのかな？

全部つけ終わると長くなった感が結構有る。
リフレッシュも出来ていいね！

後は元に戻すだけなので写真なし。
15mmのスペーサー(ワイトレのハブボルト打ち抜きしたやつ)を付けてみたけど・・・僅かにはみ出しとる。
キャンバーつけるか悩むけど、取り敢えず10mmのスペーサーを買い出しじゃ。
(現在キャンバー0度、18インチ7.5j+45、225/45/R18)