
子供たちも大きくなるにつれキャンプに来たがらなくなってきた。
『そろそろソロキャンプでもするか』と考え、2月に新たにテントを購入したものの、新型コロナウイルスの影響でずっと行けないままだった。
緊急事態宣言も解除されたことだし、ぼちぼち世の中の経済活動も再開され始めたので、先週の5/30~31に自身初のソロキャンプに行ってみた。
家族とのキャンプと違い、準備から片付けまですべて一人でやらなければならないが、それと引き換えに自分だけの自由な時間があった。
ソロキャンに選んだのは岐阜県高山市にある彦谷の里キャンプ場。
清見インターから五分ほどの好立地である。
場内はバンガローが中心でこじんまりとしている。
テントサイトはたくさんあるとは言えないが、この日は3組だけだったのでお互いの存在を意識することなく過ごすことができた。
今回は荷物を減らすためテーブルを持たずに道具入れをテーブル代わりにしてみた。
ある程度の熱を持ったものでも置けるように天端面には軽量タイルを張ってみた。
まぁまぁだったが、箱の中のものを出すのが面倒だった。
新しく買ったテントはコールマンの エクスカーションティピ 325 というワンポールテントである。
色々youtubeをみていると、ワンポールテントでも屋根とポールだけで地肌がむき出しになっているところへコットなどを置いているのを見かけるが、虫と一緒に寝るのは好きじゃないし、裸足でくつろぎたいこともあって床面があるタイプから探した。
このテントは前室があるのでフライシートを取り付けることになるのだが、三角形の奇麗な美しさはスポイルされる。
まぁ、仕方がないか。
雨が降らないのであればフライシートを利用しなければいいので美しさは保たれる。
普段はマットの上に寝袋であるが、この日はコットで寝てみた。
このコットは、家族で行くと荷物置き場にされてしまい今まで寝台として使ったことは一度もない。
ようやく本来の使い方がされた。
おめでとう!
初めてのソロキャンの夜、いつまでも星でも眺めようかと思っていたが、曇り空と寒さで20:30にはテント内へ退散。
すぐに寝入ってしまった。
翌朝は4:30起床。天気が悪そうだったのでさっさと朝飯を食い、退散。
ソロキャンの話をしたら同僚が行ってみたいと言うので、6/6~7で、2週連続で来てしまった。
前回テントを張った場所は先客がおり、ダメだった。
今回は別の場所にテントをはることになった。
昼間暖かかったので今回は冬ジャンパーを持参しなかったが、夜は冷えた。
裏起毛の長袖トレーナーでは寒かった。
寝袋はそこそこ綿が多いので入ってしまえば大丈夫だったが、同僚の寝袋は薄いものだったので寒くて仕方なかったそうだ。
途中で車へ毛布をとりに行ったと言っていた。
先週、今週と2週連続で行ってわかったこのキャンプ場の特徴。
①地盤が比較的固い。
テントに付属されているようなペグはささっても5㎝程。そこからさらに打ち込もうとすると簡単に曲がってしまう。
2週間で6本のペグをダメにした。
太いものを用意することをお勧めする。
②トイレは奇麗。
トイレは洋式(ウォシュレットではない)で奇麗であるが、男子用は大・小各1個しかない。込み合ったときは大変かもしれない。
自動点灯・自動消灯であるので、用を足している最中に消灯することがあるが、少し動けばセンサーが感知し再び点灯してくれる。
③コインシャワーあり。
使わなかったが、シャワー室があるので、汗を流すことはできる。
④お湯が使える。
管理棟横の炊事場にはお湯が出るところがある。
寒い冬などは便利。
⑤年中営業?
誰かのブログを見たら年中営業しているため、雪中キャンプができると書いてあった。(今もやっているかどうかは未確認)
⑥温泉。
温泉は、少し車で走る必要があるが、『桃源郷温泉』や宇津江四十八滝手前の『しぶきの湯』がある。飛騨市役所付近には『田んぼの湯』というところがあるらしいが、14時から営業で銭湯といったイメージ。温泉成分でタオルが茶色くなるそうなので、一度行ってみたい。
なぜか今回は半額の300円で桃源郷温泉に入れました。サウナは密室となるため使用禁止。
⑦猪臥山(いぶしやま)登山。
この辺りに猪臥山があり、登山道が整備されている。
冬の景色がいいらしいので、その時期に来てみたい。
⑧高速からのアクセスがいい。
高速降りてからすぐ来られるというのは高ポイント。
しかし、道路脇の立地であるがゆえに自動車の音は聞こえてしまう。
交通量が多くないのが救いである。
⑨こじんまりとしている
こじんまりとしているのであらかじめ予約は入れた方がよい。
ホームページに予約票がある。
到着したら書かなくてはけないので、先にダウンロードして記入し、FAXしておけばスムーズにチェックイン可能。
お客さんは騒がしい方はおらず、2週とも快適に過ごせました。
(おまけ)
今回チャレンジした料理
・チキンラーメンライス
ご飯を炊くときにチキンラーメンを入れて炊くというもの。
やってみたが、炊いている時間はチキンラーメンが出来上がる時間をとっくに過ぎてしまうので、出来上がった麺はぶよぶよ。
俺の口には合わなんだ。
・チキンラーメン入りお好み焼き
上記のようにぶよぶよにしない状態で歯ごたえを楽しむ方法はないか?と考え、帰宅してからトライしたのがお好み焼き。
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マヨネーズやソースをかけるとチキンラーメンの味が死ぬ。
チキンラーメンの味を楽しむならそういったものは不要。
思ったのが、チキンラーメンより、ベビスターラーメンのでっかいやつを混ぜ込んだ方が歯ごたえがって良さそうだ。
・ピザ
冷凍ピザをスキレットで温めただけ。
袋はでかいが中身は小さいピザのおかげでちょうどスキレットに収まる。
蓋の上からも炭で温めれば、チーズも奇麗に溶ける。
もっと、チーズやサラミなどのトッピングを足した方がおいしそうだ。
スキレットからいい香りがしたらほぼ出来上がっている。
あまりやると底面が焦げ付いてしまうので注意。
