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2015年01月29日

トヨタはなぜ「高級車」という言葉を連呼するのか

トヨタはなぜ「高級車」という言葉を連呼するのか トヨタという自動車メーカーについて、以前から強く疑問に感じていることです。

「小さな高級車」「最高級ワンボックス」「一つ上の高級感」それから「微笑むプレミアム」…
トヨタは自社製品をアピールするときに、「高級車」(あるいはその類義語)という言葉をよく使います。

でも、車に限らず高級品というものは、メーカーが「これは高級品ですよ」と全面に押し出すものではありません。それは、あくまで消費者が決めることです。

ドイツ御三家(アウディ、BMW、メルセデス・ベンツ)やポルシェは、決してその手の言葉を使いません。自分で自分のことを高級だと言ったら負けかなと思っている?それとも「そんなこと、今さら言わせんな(笑)」という傲慢さ?ともかく、わざわざ言う必要が無いだけのブランドイメージを確立しているのは確かです。

ロールス・ロイスもベントレーも、あるいはフェラーリやランボルギーニも同様です。トヨタはなぜ「高級車」という言葉を連呼するのか。

キャッチコピーでこの言葉を使うことにより、(あえてきつい言葉を使えば)顧客を釣ろうとしている?イメージ先行で「これは高級車だ」とすり込むことにより、既成事実化しようとする戦略なのか。私は広告の手法には詳しくないのでよくわかりませんが、そんな安直な方法であるように思います。

逆に、本当の高級車。たとえばタイトル画像の「LFA」で、トヨタは「高級、高級!」と連呼していたでしょうか?そんなことはなかったはずです。

そしてトヨタいや日本を代表する高級車「クラウン」でも、高級という言葉は使っていないように記憶しています。

かつて2chなどでは「その高級車は、強い」というヴェルファイアのCMコピーがネタにされ嘲笑されました。これは、ネットユーザーの底意地の悪さもあるのでしょうが、トヨタの安直な手法が見透かされた面が強いのではないかと思います。

はっきり言って、自分で自分(自社製品)のことを「高級だ」と叫ぶことほど、みっともないことはないと思います。

私は、トヨタは素晴らしい車を造る会社だと思っています。車だけではありません。少し前、アメリカで事実無根のバッシングを受けたとき、豊田章男社長は自ら乗り込んで対応しました。そのときのモリゾウさんの対応は謙虚かつ堂々とした、きわめて洗練された素晴らしいものでした。だからこそ、国内での広告戦略も、妙に客に媚びたような、あるいは逆に客を馬鹿にしたような「水は低きに流れる」的な安い手法は使わないで欲しいと私は思っています。
ブログ一覧 | トヨタ | クルマ
Posted at 2015/01/29 23:22:41

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この記事へのコメント

2015年1月31日 11:57
「LFA」は、我らが祖国:日本が世界に誇る「高級ジャコランタン」です!!!・・・(´Д`ι)アセアセ
コレ↓
http://image.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&p=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3#mode%3Ddetail%26index%3D14%26st%3D73
コメントへの返答
2015年1月31日 14:29
こんにちは。コメントありがとうございます!

たまたまですが、つい先ほどまでaoshunさんのブログを楽しく読んでいました。その方からコメント頂いている偶然に驚いています(笑)

ジャコランタン…
そういや、そっくりですね(笑)三角形だらけで。写真の黄色だと特に。

LFAは何かによく似ていると思っていたら、これだったんですね。


2015年2月9日 21:19
初めまして。

仰る通りですよね(^^;

最近買っていないのですが(汗
オーダースーツ屋さんの御主人が
「良いモノはアレコレ言わなくても、
モノが語るからコレ良いでしょう?とか言う必要が無い」と言っていたのを思い出しました。

欧州車もそうですよね。
モノの本質で勝負?していないから、「高級」と
いう言葉に逃げている様に感じます(^^;

コメント失礼致しましたm(_ _)m
コメントへの返答
2015年2月10日 12:17
初めまして!コメントありがとうございます。

「良いモノはアレコレ言わなくても、モノが語る」…名言ですねぇ…そのスーツ屋ご主人には、本当のプライドがあるんでしょうね。

欧州車も同様で、有名どころはどこも余計なことは言わず「これでどうだ!」とばかりに直球でぶつけてくる。たとえ欠点があっても、お客は納得してしまい「固定客がっちり」うまいもんです…

トヨタの「高級車」連呼戦略は、逆に「高級の安売り」…いや、それは言い過ぎにしても、トヨタのブランド価値を落としてしまっているようで、とても残念です。
2015年2月9日 22:25
お久しぶりです☆
悲しいかな自動車を文化や道具として深く考えない人が多い日本では「高級」と謳って差別化をすれば「あぁ、これなら」と思って購入候補としてしまうようですね。
バブルの頃には本当に手当たり次第に高級と謳っているカタログに微笑ましさを感じます( ´ ▽ ` )
ただ、私を含めて日本人の過半数は本当に高級か否かの判断が出来かねないんですよね(; ̄ェ ̄)
本革だから高級かと思えば本革でもピンキリだし、クロムメッキも上面のみか厚みがある上質な物か、樹脂部品ですら粘りの度合いなど気にとめる人は多くないのが実情(´・_・`)
何とか上辺だけではなく本質を見抜く眼を持ちたいものです(O_O)
コメントへの返答
2015年2月10日 11:12
こんにちは!コメントありがとうございます。

日本には深い文化と伝統があり、慎ましさが美徳とされるはずなのに、どういうわけかモノ(特に車)に関しては、「高級」という言葉に弱いんですよね。

本来、高級車とは乗る人を引き立てるものだと思うのですが、日本ではある種の権威(イバリの道具)になってしまうような気がします。

個人的に思うのは、トヨタはラージクラスのミニバンを高級車としてドル箱にするのは良いのですが、本気でやるなら「顧客と一緒に高級車としての歴史と文化を築いてやる。クラウンを過去のものにしてやる」くらいのことをしても良いと思うのです(我ながら大げさ…笑)

じゃあ具体的にどうするの?となると私にも何もアイディアはないのですが(笑)
2015年3月2日 23:25
初めまして。
先日、トヨタの高級と宣伝されているミニバンの20系を購入しました。30系をみて買うなら今このタイミングしかないと思ってですが(汗)
確かに、ミニバンとしては良いできだと思います。ですが、接客が高級ではないんですよね。
車を高級車とする場合、その高級さを引き立たせるのは、接客だと思っております。
イメージ戦略で高級と歌いまくっているのは、時代の流れに乗り遅れて焦っているからじゃないですかね?
低燃費、ハイブリッドで押し通していたある時、価格競争になっていた。しかし、周りが求める物は既に変わり始めていた。いそいで舵修正を試みるも、低価格・低燃費のうたい文句で、トヨタの認知度はいつかはクラウンから、エコカープリウスに変わっていた。だから、イメージ戦略で利益率の高いミニバンを押すために、低燃費低価格をすて、高級を全面に出してきたんではないでしょうかね??どうしてもブレブレ感を感じてしまう。
86の扱いがかわいそうだと・・・
コメントへの返答
2015年3月3日 0:10
パパyanさん、初めまして。コメントありがとうございます!
高級を引き立たせるのは「接客」…なるほど、仰るとおりだと思います。ハードとしては優れているのに、売り方はどうなのか。意外と、ここはトヨタのウイークポイントかも知れません。

クラウンの代わりとしてのドル箱にするための戦略…鋭いと思います。国産高級セダン退潮のなか、トヨタはアル/ヴェルを高級車とせざるを得ないのかも知れませんね。個人的には、トヨタはHVに注力しすぎてしまった結果、逆に顧客の選択肢を狭めてしまっているように思えます。クリーンディーゼルにせよダウンサイジングターボにせよ、HV以外の魅力的なパワートレインは明らかに出遅れている。レクサスが良い例ですが、HVか多気筒大排気量かという、極端で歪な状況です。トヨタも充分わかっているでしょうけど…。
2017年8月7日 21:53
こんばんわ。
ブログを拝見しまして感銘を受けました。
自ら「これ高級なんだぜ」とひけらかす行為程、周りから失笑を買うことはありませんよね。
旅客機のファースト・クラスCAだった方の本を読んだことがありますが、ファースト・クラスに乗り慣れていないお客は自らが身につけているものをひけらかす、何でもかんでもCAを呼んで仕事をさせる(例えば靴を片付けるのもやらせるとか)そうです。
逆に乗り慣れている方は全てにおいてさりげなく、例えば荷物のバゲッジへの積み込みも「自分でやるからいいよ」というような慎ましやかさがあるそうです。(しかし身につけているものはどう見ても一流品だそうですが笑)
アル/ヴェルの悪口みたいになってしまいますが、アル/ヴェルはせいぜい「グリーン車」だと思っています。
言い換えれば「普通車」のコストパフォーマンスがあるわけでも無く、かと言って「グランクラス」のようなサービスや座席があるわけでもない存在と言いましょうか・・・
ドイツ御三家をはじめとする欧州車は「抜きん出た性能」故にその存在価値を高め、ユーザーから絶大な信頼を集めた結果が「高級車」として認知された証左でしょう。
日本車が自ら「高級車」を名乗るのは「アメリカ車」の影響が強いのではとも思います。
キャディラックやリンカーンは「アメリカン・ドリーム」「サクセス・ストーリー」の謂わば「ゴール」のような存在だったでしょうから、そのアメ車の影響を大きく受けた日本車もその流れを汲んでしまったのではないかと・・・

私も所謂「国産高級車」と言われる車に数台のりましたが「高級」故に買うわけではなくその車の機能だったりエクステリアだったりに惚れ込んで乗りました。
まぁその結果、リセールが悪かったりといったこともありましたが「好きで」買った車ですから後悔はしていません。

章男社長の米国での涙を流しながらの公聴会、あれを見て「本当にこの人は車を愛しているのだな」と思いました。
トヨタも安直に「高級」を連呼せず誰が乗っても「良い!」と言える車をこれから出して行って欲しいですね(^^)
コメントへの返答
2017年8月7日 22:42
バーンスタインさん、こんばんは!
お褒めいただきとても嬉しいです。ありがとうございます!
やはり高級車として売りたいなら、それ相応の売り方をすべきだと今でも思います。そうでなければ、高級ブランドとして憧れと名声を得ることはできないと思います。高級品に慣れていない人が「強い高級車」を手に入れ、ドヤ顔で運転し憧れどころか周囲のヒンシュクを買う…まさに悪夢です(笑)

アメリカ車の影響という点は、確かにおっしゃる通りですね…思えば、かつてアメリカのメーカーはシボレーやフォードに厚化粧と大きなエンジンを奢り、別ブランドの「高級車」として仕立て上げ、派手なキャッチコピーと共に売り出していました。デザインや性能面ではとうの昔にアメ車の影響(というより、アメリカ的なものへの憧れ?)から抜け出しているはずの我が日本メーカーは、高級車の売り方ではまだその影響から脱し切れていないのかもしれません。

そういや、ブログに書いたトヨタバッシング。この件、未だに私が許せず、思い出すだけで腹わた煮え繰り返るのは、当時の民主党政権・国土交通大臣だった前原誠司のことです。日米マスコミの論調に相乗りし「トヨタは顧客目線が欠けている」とエラそーに。しかしそれはまさにブーメランだったわけですが。

すみません、話が逸れてしまいました(笑)

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