
先週、ディーラーで行なったヘッドライトリング交換ですが、作業の待ち時間で新型モデルをじっくり見ることができただけでなく、試乗もさせて頂きました!
まず最新MINI最大のウリ(笑)、ユニオンジャックテール!

とても綺麗なのは間違いありません。これが純正とは大したもの。これだけ派手で凝ったデザインはほかにないでしょう。

ウインカーもLED化され、横一文字にキレ良く光ります。

ただし、縦一直線の細いブレーキランプは正直微妙。まるでハイマウントストップランプが縦に並んでいるように見えます。
ちなみにアメリカ仕様はウインカー部分もブレーキランプになっていて、T字に光ります。アメリカらしく、ウインカーとブレーキが兼用という。
まぁ個人的には、旧型のこれ↓のほうが好みですねぇ。自分の車です(笑)負け惜しみじゃないです(爆)

フロントも派手です。この大きな丸いデイライトとウインカー。デイライトはずいぶん輝度が高く目立ちます。それ以上に、それがそのまま反転して光るウインカーのインパクトは絶大。同じ反転方式でも、VWやアウディのように控えめにはやっていません。

攻めのデザインです。この目ヂカラはハンパない。

もう少し控えめでもいいんじゃないかと思います(笑)

さて、試乗車はガソリンのCooper Sです。今回のマイナーチェンジ(LCI)で標準装備が増えたのもありますが、試乗車の装備も充実していました。ドライビングモードはもちろん、ヘッドアップディスプレイやパドルシフトも。
その装備をまず見てみました。

少し前からの変更も含めナビや燃料計、ドライビングモードスイッチの場所などが変更されています。
ステアリングのマルチファンクションスイッチも標準装備化が進められているのは良いですね。あれは必須だと思います。

ナビはタッチパネルになり画面も大幅変更。自車アイコンがMINIなのはいいのですが(笑)、かなりポップになった画面デザインは正直あまり好みではありません。しかしナビ「拡大」「縮小」のスイッチ方向が、普通に「右に回して拡大」「左で縮小」に変更されたのはうらやましい。これ、なぜ前期型では逆なんでしょうか?

ドライビングモードスイッチはシフトノブ根元のロータリースイッチからインパネのトグルスイッチに場所変更。これは、今までのほうが良かったと思います。シフトノブからそのまま手をおろせばアクセスできますから。

なお、この移設で場所を追われたヘッドアップディスプレイのスイッチは、メニューからたどることに。この場所もちょっとわかりずらいです。
そのヘッドアップディスプレイですが、MINIの購入を検討されている方は、できればつけた方が良いですよ!これはとっても素晴らしい。さほど多くの情報が出るわけではないのですが、特に簡易ナビの表示が読み取りやすく、非常に便利です。なにより、格納/展開時の動作がカッコイイ(笑)

その他、アームレストも標準で付くようになりました。ただしそのアームレストは今までのものと少し違うようで、開けてもタータンチェックの内張りがありません。
ガソリンモデルに新たに採用された7速DCT(のレバー)。なんだか羊羹みたいですが…

操作感はなかなか良かったですね。BMWに準ずる形になったわけです。この形式にありがちな曖昧さはなく、カチカチと節度感があります。ボタンスイッチ式のパーキングは、個人的には嫌いですが…
なおロック解除ボタンはレバー右側(左手親指の位置)にあり、ちゃんと右ハンドル用に最適化されています。左ハンドルではこれが左側にあります。
で、やっと走りの話。と、いきなり結論になってしまいますが、走らせていてもっとも感心したのは、そのDCTのスムーズさです。ショックがまるでなく、ちょっと大げさに言えば、まるでCVTのよう。もちろんそこに違和感なんてありません。パドルシフトで少し遊んでみましたが、まるでゲームのようにスムーズでした…
ただし、ディーゼルは6速ATのままです。ドイツ仕様ではCooper Dで7速DCTが、Cooper SDでも8速ATが選べるのに、日本仕様ディーゼルが6速ATなのはなぜなのでしょうね?耐久性でしょうか?あのアイシン製ATもとても乗りやすく良いのですが。
走りそのものも、Cooper Sだけに悪いはずはありません。このガソリンエンジンはスムーズに回り、とても気持ちよい。ただディーゼルにも、エンジン回転を上げずとも速度が乗ってゆく面白さがあります。新型のディーゼルモデルにもいずれ乗る機会があれば良いですね。
なお、前期型と比べてマフラーからの音が勇ましくなったようです。スポーツモードでなくてもスポーツな感じ。前方のエンジンはかなり静かなので、ちょっと感覚が狂います。まるでリアエンジンだと錯覚しそう(笑)

乗り心地。試乗車は18インチホイールを履いていましたが、その割に乗り心地がずいぶん良いのも意外でした。少なくとも、
以前試乗したCooper SD Seven(17インチ)で感じた乗り心地の悪さはありません。脚周りも熟成されたのでしょう。
ほかの展示車も少し。

こちらの新しいブルーはCooperです。Cooperでもナビが標準になりました。

廃止になったディープブルーと比べ、この新しいスターライトブルーは同じ紺系でもかなり明るめです。これはこれで好みです。

こちらはオレンジのCooper S。上にあげた前後ランプの写真はこの車です。

同じく廃止のボルカニックオレンジとの入れ替わり、ソラリスオレンジ。鮮やかで、まるでフルーツのよう。これはちょっと気恥ずかしいかな。
最新型は、やはりあらゆるところがアップデートされています。細かいところで気になるところはあるにせよ、
やはり最新型は良いですね!
Posted at 2018/06/18 23:37:19 | |
トラックバック(0) |
MINI | 日記