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1月15日、軽井沢で起きたバス転落事故。悲惨です。亡くなった方々に追悼の意を表します。

一度に2桁の方々が、しかも若者ばかりが一気に亡くなるという。テロでもあるまいし、あり得ないです。しかし日本ではこんな交通死亡事故がたびたび発生するのが現実…



ここで思うのはシートベルトの重要性です。報道によると、犠牲者の多くは頭部強打や頸椎損傷、また車外に飛び出してバスと地面の間に挟まれたりなどしたそうです。救助の方によると「生存の可能性は無いと思った」という惨状だったとのこと。

シートベルト着用徹底せず、指示なく被害拡大か

犠牲者は右側に集中　シートベルト着用案内なし　何が生死を分けたのか

事故の際、乗客の多くは寝ていて、しかもシートベルトをしていなかったため事故の衝撃で身体がふっとんだという状況のようです。

せめて、みんなシートベルトをしていれば…
この事故に関しては、死亡ではなく重傷、重傷ではなく軽傷…という方が多かったのではないかと思います。

今回の事故は、業界の体質や関連する会社のずさんさ、あるいは行きすぎた規制緩和の弊害などがまずあるのでしょう。ただそれらを一気に改善しようといっても、現実としてなかなかそううまくはいかない。

そもそも消費者としても、安いところを選ぶのは当たり前です。しかし同時に、「自己防衛」も必要です。シートベルトの重要性や効果は繰り返すまでもありません。「ベルトのおかげで助かった、ありがたみが身にしみた」というドライバーは多いでしょう。なら、日本国民の常識としてそれを共有しても良いと思います。ベルトをしていないと、なにかあったときにふっとんで死ぬかもしれない、ということを、交通安全教育の一環にもっと取り入れる必要があるのではないか。

「乗客乗員15人死亡」こんな事故はもうなくさないと。