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2019年10月05日 イイね!

オートモビルカウンシル2019 - その2(イギリス車編)

 オートモビルカウンシル2019 - その2(イギリス車編) 春に開催された、千葉幕張メッセでの「オートモビルカウンシル」



イギリス車です。
相変わらず、旧いイギリス車は実に魅力的です。人の温もりを感じる。



== マクラーレン ==
720S Spider(2019年)
といいつつ最新のマクラーレン(爆)

マクラーレン・オートモーティブ・アジアつまりメーカーによる出展です。このメーカーはオートモビル・カウンシル第一回にも登場し、マクラーレンF1を展示していました↓



このテールパイプを見たらどんなアホでも煽ろうとは思わんでしょう(笑)

近づいてよく見てみたい、とは思うでしょうね。

MP4-12C(2013年)
こちらはマクラーレン・オートモーティブ創立後最初のモデルですか。シンプルなかっこよさがあります。

そういや「C」ってなんのことだったっけ?と思って調べたらカーボンでした。

それにしても、マクラーレンというメーカーは本当にたいしたものです。

いわゆるスーパーカーブランドとしてはまだ10年ほど、いわば新参なのに、もうフェラーリやランボルギーニと並ぶ地位を得ている。富裕層向けのビジネスが、一体何をどうやったらそんなに上手くいくのか…優れた車と優れた経営ってことですかね(汗)

== ジャガー ==
Eタイプ DHC(1963年)
美しいEタイプ。

シリーズⅠですね。やはりこの初期型は上品ですなぁ…「DHC」ってのがイイですね(笑)

「Auto Roman」からの出展。

マークⅡ 3.8(1964年)

マークⅡです。驚くほど小さい。なのにすごい存在感。

小さいも何も、我が国でいう5ナンバーサイズですからね。

マークIIのエンジンは3つ。この3.8が最上級。他に3.4、そして2.4。いずれも直列6気筒DOHC。

ジャガーとは、クラシカルなデザインと豪華な内装の古風な車…などではなく、常に先進的な高性能車であり続けてきたのです。

この美しく磨かれた直列6気筒を見よ!

== アストンマーティン ==
アストンアストンアストン!
ヴァンキッシュ(2004年)

ボンドカーがたくさん!

V12!

ヴァンテージ(2008年)

V8!

DB9(2006年)

えっと…これもV12ですね(汗)
以上「MOTOR Logic Company」による出展です。

== ロールス・ロイス ==
シルヴァーシャドウⅡ(1979年)

「ガレージイガラシ」から。黒とマルーンの非常に美しいツートンカラー。

こういう塗り方をしたシルヴァーシャドウって初めて見ました。素晴らしいセンスです。
まるで、かつての昭和天皇御料車のよう。
【メルセデス・ベンツ 770】


シルヴァークラウドⅡ(1959年)

こちらはクラウド。

このガンメタリックと銀もきわめて上品。ロールス・ロイスって、こういう地味なカラーのほうがそれらしいと思います。

== アルヴィス ==
今回、英国製高級車の雄であり常連の「ワクイミュージアム」は不参加。しかし、すごいのが出ていました。アルヴィスです。

見てくださいこれ。まさに本物のヴィンテージカー。

アルヴィス…かつて存在した、イギリスを代表する高級車ブランド。いまでいうなら、ベントレーとアストンマーティンの中間的なポジションでしょうか?
技術的にもレベルが高く、前輪駆動やシンクロメッシュなどこのメーカーは先駆けて採用していたとか。しかし乗用車の生産は1967年で終了。

それを、いまこの時代に「継続生産」させるという。名付けてコンティニュエーション・シリーズ。

いやはや、これはもう立派な文化事業でしょう。さすがです…そして我が国では「明治産業」が正規代理店になり日本で展開するという。明治産業は歴史ある商社で、かつてアルヴィス車の代理店もやっていたんだそうです。

コンティニュエーション・シリーズのラインナップは、戦前型「4.3リッター」と、戦後型の「3リッター」の2シリーズ。

4.3リッターシリーズは3つのボディ。当時のお約束で、ボディはコーチビルダーが造っていました。しかも、それぞれ違うビルダーが。

まずこれはヴァンデンプラ・ツアラー(1937年)


そして最初の白い車がランスフィールド・コンシールド・フード(1937年、展示車は3.5リッターエンジン搭載モデル)

なお展示車はコンティニュエーション・シリーズによる再生産車ではなく、当時の車をイギリスでフルレストアした車両とのこと。で、これがまるで新車のよう、というかどうみても新車、もはや新車。イギリスの自動車産業って凄いなぁ(汗)

3つめはベルテッリ・スポーツサルーンという非常に魅力的なモデルなのですが、残念ながらそちらは展示なし。

なんかブガッティみたいだ…


ひとことで「戦前型」とか言ってみても、このボディですからね。これを今の路上で走らせたらさぞかし目立つでしょう。「ルパンの車?」みたいに言われるかも知れませんが(爆)

そして、どちらも非常に大きく見えますが、実際には全長4.8mちょっと。今やそれより大きい車はいくらでもあるわけです。しかし、この迫力に勝てるものは少ないでしょう。

エンジンルームにはハンマーが(汗)

車内は木と革に囲まれ、じつに豪華です。しかし、当時の車ならではの独立したフェンダーまたは広いサイドステップに車幅を食われており、スペース自体は非常に狭くなっています。

シートなんて、ご覧の通り前方に向けてすぼまっています。

戦後、フェンダーがボディと一体化しサイドステップも無くなったのは、まぁ歴史の必然というヤツか。

あぁ、失われた1930年代!

こちらは3リッターシリーズのひとつ、グラバー・スーパークーペ

スイスのコーチビルダー「グラバー」によるクーペです。実にエレガントですね!イタリア車的な雰囲気も感じます。

展示車もレストア車両ですが、4.3リッターシリーズとは違い、イイカンジで古さを醸し出しています。

3リットルシリーズも全3モデル。ほかに「グラバー・スーパーカブリオレ」と「パークウォード・ドロップヘッドクーペ」があるそうです。

こちらは1965年のパークウォード・サルーン

縦に並んだ丸目四灯、細長いリアランプ。繊細だが威厳のあるスタイリング。これのオープントップ版が、先ほど書いた「パークウォード・ドロップヘッドクーペ」ということのようです。

アルヴィス…ゲイリー・オールドマン主演のイギリス映画「裏切りのサーカス」でも印象的に使われていました。元スパイだった学校教師が愛車にし、「世界最高だ」と教え子に語り、ステアリングを握らせ運転を教える…

それにしても、この素晴らしいプロポーションを見よ!

まさにGTそのものと言えましょう!

なんだか口調がおかしくなってきたのでこのへんでw

イギリス車編の最後はコチラ。

オースティン・セブン(1928年)

この車は、6年前に亡くなった小林彰太郎さんの愛車。そう、ここは「カーグラフィック」ブースです。

小林さん小学生のときの日記。頭の良さがにじみでてますね…

「リンコルン」???

Lincoln、リンカーンのことです!
あぁ、失われた昭和!

←次回はイタリア・フランス車などまとめてアップします。
Posted at 2019/10/05 02:00:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 展示会 | クルマ

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