Coptic_Lightのブログ一覧

この件、もうちょっと書いてみます。というより個人的にいま思っていること。

今回発覚したフォルクスワーゲンのディーゼルエンジン排気ガス不正事件。これは決して許されないことです。当然です。でも、ここぞとばかりフォルクスワーゲンやディーゼルエンジンを叩くのは如何なものか？とも思います。もちろん車好きの集まるみんカラにはそんな人は少ないのですが…

隣国には「落ちた犬は棒で叩け」ということわざがあり、これは中国の作家・魯迅による「打落水狗」という言葉が元になっているそうです。弱った相手は徹底的に叩け！という当時の中国（中華民国）国民のメンタリティを皮肉を込めて表現した言葉。どうも、現代日本人にもその手の暗い感情があるように思えます。こんなの「日本人のセンスではない」と思いたいのですが…

魯迅さんです。国語の教科書にも載っていました。

とはいえ、フォルクスワーゲンの不正行為は極めて重大。重大ですが、我々はかつて「落ちた犬は棒で叩け」をし、国内から三菱車ブランドを半ば叩き出しました。あのときの三菱バッシングは、特にネット上では、社会正義の追求や不正の糾弾というよりも単なる「アンチ三菱感情」が大きかったように思います。叩き出した以上、今になって「ランエボなくなっちゃった」「かつての三菱ふたたび」と懐かしがっても仕方ありません。

そうはいっても、私も当面、フォルクスワーゲンは買いたくないと思っています。ゴルフ4にかつて乗っていた私は今でもフォルクスワーゲンが好きです。でも今の問題がある以上…フォルクスワーゲンをまた買うのは、かつての輝きを取り戻したときです。
今度出たポロのGTI（MT仕様）、以前もブログで取り上げ、条件が合えば買おうかくらいに思っていましたが…

残念…

スマホに入れているニュースアプリに、朝からこんな速報が飛び込んできました…

ＢＭＷもか？排ガス制限超え　欧州基準の１１倍と報道「不正行為」は否定 （産経ニュース）


BMWのX3ディーゼルは、日本でも人気の車種ですね。
続報を待ちたいと思いますが、事実なら非常に残念です。

同じ産経新聞ですが、今日のこの新聞では、1面のコラムと2面の社説で共に今回のフォルクスワーゲン問題を取り上げています。

【産経抄】質実剛健を忘れた罪　９月２５日

【主張】ＶＷ排ガス不正　自動車不信につなげるな

どちらも非常に良い内容です。「自動車不信につなげるな」という主張は、まさにその通りだと思います。日本もドイツも同じ自動車大国。ドイツの自動車メーカーと取引きをしている日本の部品メーカーもたくさんあります。今回の問題は決して他人事ではありません。

今は、落ち着いて状況を見守るときだと思います。ヒステリックに「潰せ、ボロクソワーゲンを潰せ！」と叫んだり、短絡的に「ディーゼルなんて糞！」と決めつけたり、またはニヒルを気取って「ほらみろ、やっぱりエコなど偽善だ」と突き放したりするのは、消費者として最も愚かな行為です。

「MINIは大丈夫なのか…？」というのは、とても気になるところですが…

非常に残念なニュースが出ていますね…
ちっとも「ゴキゲン」ではない話。

フォルクスワーゲンが、ディーゼルエンジンで大規模不正。こともあろうにイカサマソフトウェアを使い、排気ガス規制をクリア。

自動車メーカーとして「それだけはやってはイカン」というインチキです。

私も最新のクリーン・ディーゼルには大いに関心があり、MINIクロスオーバーのディーゼルにも試乗し、そのパワフルな乗り味には舌を巻きました。マツダや輸入車を中心に日本でも復活しつつあるディーゼル人気に、今回の件は水を差すと思います。

アメリカだけの話かと思いきや、問題は全世界に波及し、その台数「1100万台」という情報も出てきました。これ、フォルクスワーゲンは会社が傾くのでは…？いくら何でも規模が大きすぎる。ここ数十年の間、中国市場に注力し莫大な利益を上げてきましたが、それらがすべて吹き飛ぶかもしれない。一部では「中国にのめり込みすぎたから」などという意見まで出ています。スズキ絡みの一件や、VW日本社長の突然の辞任など、このところあまり良いニュースが出ていませんでしたが…（ひょっとしてつながっているかもしれません）

とりあえずCEOは辞任するようです。
Volkswagen: ディーゼルゲート事件の責任を取りウィンターコーンCEOが辞任表明

ウォーターゲート事件のもじりで「ディーゼルゲート事件」なんていう造語まで作られました…
記事によると「その後、この装置の存在は、Volkswagen自体が行った検査の過程で発覚し、Volkswagenが自主的に当局に対して通報することで明るみとなっていた」とありますが、ちょっと気になります。内部通報でしょうか。

まぁまず、日本での「ゴキゲンワーゲン」CMキャンペーンは即終了ですね…あのCM、割と好きだったのですが…

久しぶりのブログアップです。皆様、お久しぶりです。

今日はちょっと遠くのイーアスに買い物に行ったついでに、MINIを買ったディーラーに寄ってみました。車検の予約（といってもまだ先、12月です）をしたついでに、新型MINIクラブマンの情報ももらってきました。

既に公式サイトでは公開されており、ディーラーでも販促パンフレットが用意されています。もうすぐ発売ということですね。

MINI Japan-THE NEW MINI CLUBMAN

上級移行を果たした新型クラブマン。少し話を聞いてきましたが、どうやらMTは導入されないようです。残念…

1.8mになる横幅は、安全性や居住性の確保、または他のMINIとの差別化のためには仕方ないのでしょう。ある程度ガマンが必要な今のクラブマンと比べ、新型はロングクルージングも余裕でしょう。パンフレットでもその辺が強調されています。トランク容量は360L～1250Lとなり、現行型とくらべ荷物はずっと積めますね。路上での存在感も、はるかに増すのでしょう。新型は、現行R55とは全く別の「上級FFステーションワゴン」ですね。カラーバリエーションの豊富さは健在で、今回はルーフカラーに「白」も選べるようですよ。ただし、お気に入りの「ホット・チョコレート」は無くなります…

グレード構成は今まで通り「Cooper」と「Cooper S」の二本立て。
価格も、もちろん上級移行…それぞれ50万円ほど上がるとのことです。どうせならディーゼル（Cooper D）も追加導入すべきだと思います！（たぶん入るでしょう）

個人的には、今の車のコンパクトさに慣れ親しんだ身として、これだけ大きくなった新型にはちょっと寂しい気分を覚えます。ワイドな横長リアランプも派手すぎていまいち。まぁもし手に入れたら、「やはりこの広さは快適だなぁ」と思うのでしょうけどね（笑）
個人的には、MTはどうにかあきらめるとしても、手に入れるなら断然「Cooper D」ですね。