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Coptic_Lightのブログ一覧

2017年10月26日 イイね!

いばらき輸入車展示会2017

いばらき輸入車展示会2017先週の土曜日に行ってきました。
いばらき輸入車展示会2017
ディーラーからDMが届き、せっかくなので。去年から続き今年は2回目だそうです。






当日はあいにくの悪天候でしたが、かなり盛況でした。写真はあまり撮っていませんが、さくっと紹介します。

ポルシェ911 GT3 RS





こりゃ凄いです。圧倒されます。停まっていても速そうです(笑)

新型パナメーラ・ターボ

これも凄いです…会場で一番の人気でした。後席もラゲッジも広く、この車は「911の4ドア版」などと軽く言えるモノではありませんね。

後席から見たパナメーラのインパネ。物理スイッチが全然ありません。

メルセデス-AMG GT

つい昨日発表されたマイナーチェンジでグリルが変わりましたが、個人的にはこっちのほうが好みかも、


アルファロメオ・ジュリア

実車を見ると、フロントグリルなど結構小さめなのが分かります。異彩を放つデザインですが、上品です。さすがアルファロメオ。







トランクリッドスポイラーはカーボン製!

お値段もさすがで、1,000万円以上。その割に内装の質感はあまり高くありませんが、そんなことは問題にならないのでしょうね。

内装といえば、個人的に気に入ったのは、プジョーです。
居心地がとてもよく、スイッチ類も使いやすく、よく詰められています。ペダル位置も適切で、かつてのプジョーとは違います。

写真で見ただけではいかにもデザイン優先な感じのスイッチですが、実際は押しやすさや操作感が良く、なかなかです。また、インパネの一部にファブリックが貼ってあったり凝っています。かつてフランス車の内装といえば、樹脂パーツまるだしで「質感?なにそれ?」でしたが…


マイナーチェンジしたフォルクスワーゲン・アップ、デザインも装備も良くなっていました。スマホを使ったナビシステムには多くの人が注目していました。


この展示会、会場はちょっと狭かったのですが、とても和やかでした。ドリンクコーナーがあったり、手もみマッサージコーナーも用意されたりと、みなが満足できるようにという工夫もあります。ギラギラしたセールスマンがいるかも?と思いましたが、そんな人はいません(笑)

そのセールスの方々ともいろいろ話をしましたが、どなたも気さくで、気取ったところなど皆無なのが印象的でした。ここだけの話、隣県のMINIディーラーでは、上から目線なギラギラ営業マンに辟易とした経験があります。

茨城って意外と輸入車がよく走っています。農家のおじさんが白いアウディに乗っていたりします。茨城での輸入車は、そういう自然体の販売が支えているのかもしれません。
Posted at 2017/10/26 22:55:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 展示会 | クルマ
2017年09月10日 イイね!

コストコで BMW i3 に試乗!

コストコで BMW i3 に試乗!会員登録しているコストコから携帯にメールが。

BMW i3に試乗するだけで3,000円のプリペイドカードがもらえる…
幕張など各地のコストコで開催されている試乗会が、地元でも。これは行ってみるしかありません!







これがそのi3です。私はi3に乗るのは今回が初めてです。本国では既にフェイスリフト済みですが、まだまだ新鮮味があると思います。

運転席ドアを開けてまず印象的なのは、そのモダンなインテリア。って日産ティアナじゃありませんが(笑)


インテリアは、革がインパネにも貼られています。また明るい色合いのウッドパネルも。材質的には決して贅沢な印象ではありませんが、安っぽくはありません。それどころか、レザーステッチに実際に糸を使っていて、高級感より「イイモノ感」を強く感じます。インパネのレザーステッチなんて常に目に入りますからねぇ。この辺、やはりとてもうまいと思います。

ハンドル右側のコラムレバーはとても大きく、存在感があります。これならウインカーレバーと間違えることもないでしょう(笑)

ただそのハンドル。もちろんチルトもテレスコピックも付いていますが、そのテレスコ…なぜかハンドルの位置が手前過ぎ、抱え込むような運転姿勢になってしまう。おそらくシート側の調整が良くなかったのだと思いますが。

走ってみると、EVならではのアクセルペダルだけで加減速できる感覚はやはり新鮮ですね。違和感は当初ありましたが、走っているうちに消えて(慣れて)いったことが驚きでした。良く煮詰めています。なおアクセルから足を離して減速する場合もきちんとブレーキランプが点くとのこと。これは同乗したスタッフが即答していました。おそらく毎回聞かれることなのでしょう(笑)

少々慣れてしまえさえすれば非常に乗りやすく、とても良い車でした。そして速い車です。ただ、サイドミラーの小ささは気になりました。見た目優先でしょうか?


見た目優先といえば、19インチのホイール。これはすごくカッコいい。こんな大きなホイールを採用したのには見た目以外にも理由があるようで、実際に乗り心地も悪くない。カッコいいのですが…個人的にはタイヤ費用がとても気になります(爆)

まぁ、BMW i3はタイヤがすり減る前に(価格が下がる前に)新型に乗り換えてしまうのが最も賢いんでしょうね。i3も「先進イメージ」を前面に押し出している印象。実用車として「10年10万キロ」普通に使う、というような車ではないのでしょう…

なお今後のコストコi3試乗会ですが、以下の予定だそうです。残念ながら中部・関西方面はもう終了の模様。
9/16(土)~9/18(月) 10:00~20:00 入間、尼崎倉庫店
9/30(土) 10/1(日) 10:00~20:00 多摩境、ひたちなか倉庫店
10/7(土)~10/9(月) 10:00~20:00 座間、浜松倉庫店
10/14(土)・10/15(日) 10:00~20:00 千葉ニュータウン、中部空港倉庫店
10/21(土)・10/22(日) 10:00~20:00 川崎、野々市倉庫店


コストコの会員になっていて近くに上記店舗がある方、いかがでしょうか。

なお今回の試乗会ですが、非常に人気があるようで、確実に試乗するためには開店10:00よりも早く受付に並ぶ必要があります。ご存じの方も多いと思いますが、コストコは特に土日は開店時間の10:00より早く店を開けていることが通常です。今回のようなキャンペーンで早めの試乗時間を確保するためには、それこそ店が開いた直後に受付を済ませるのがコツです。

と、偉そうに書いている私ですが、今回9:30に受付に並んで、試乗できたのは15:00でした(笑)

店舗内にはダークブラウンインテリアのi3も。

i8もありました。こちらはもちろん見るだけです。


i3に乗れて、プリペイド3,000円も貰える。素晴らしい試乗会でした!i8もやらないかなあ?(笑)


ちなみにBMWディーラーで普通にi3を試乗しても、コストコ会員ならプリペイドカード3,000円分の引換券がもらえるそうです。ならそっちのほうがいいじゃん…というわけでもないのでしょう。輸入車ディーラーの(心理的な)入りにくさ。一般的にはやはりまだまだあると思います。こういう形で商品にふれてもらうというのはとても良いアイディアだと思いましたね。

コストコに行って買い物してi3に乗るのは、とても楽しいです(笑)
Posted at 2017/09/10 00:22:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2017年09月03日 イイね!

MINI プログラムアップデート & Cooper SD に乗る

MINI プログラムアップデート & Cooper SD に乗る納車されて数ヶ月経つ我がMINIですが、地味に不便なのが「時計が遅れること」








数日で5分遅れることもあるのはかなり残念。ディーラーに相談したところ、コンピュータのプログラムアップデートで無償対応可能とのことで、さっそくお願いしました。

どうやら車載コンピュータのプログラムバージョンによって時計が遅れてしまうものがあるようです。調べると、2016年のバージョンで該当するものがあるとか?本当なら私の車は2016年モデルなので該当するのでしょう。

作業の所要時間は3時間ほど。実施から1ヶ月ほど経ちますが、あんなに遅れまくりだった時計は、まるでずれず正確になりました!素晴らしい!それにしても極端ですね(笑)
ひょっとしたら電波時計の機能が有効化されているのかもしれません。ディーラーからの明細には、「コーディング実施」とも書いてありますし。

その他、アップデートにより変更されたところがありました。

まずグリーンモード。
【Before】

【After】

水温計もこの通り変更。
【Before】

【After】

この水温計は表示が面白いです。エンジン始動時は「COLD」ですが、しばらく経つと左の○が真ん中に近づいてゆき「OK」になる。わかりやすい。

ほかに、車の挙動も少し変わったような気もします。特にグリーンモードがさらにグリーンになった気が…?この辺は断言できませんが。

無償対応可能かどうかはディーラーによって変わってくるとは思いますが、時計の遅れでお悩みの方は相談してみたらいかがでしょうか。

なお、私の車はここで書いたとおり、MINIドライビングモードとマルチファンクションステアリングスイッチを後付けしています。VO(ビークルオーダー)も書き換えているのですが、今回のバージョンアップ作業では何の不具合も起きなかったことを付け加えておきます。


さてこの作業の間、ディーラーさんは代車を用意してくださいました。


Cooper SDです!しかも特別仕様のMINI Seven




17インチの専用ホイール、ボンネットストライプ、それからゴールドのルーフ&ミラー。なかなかてんこもりです。

濃紺のボディカラーは、ソリッドなのにオプションで10万円近くする「ラピスラグジュアリーブルー」です。とっても上品。強い光のもとではかなり明るく見えるのが印象的でした。ディープブルーメタリックとは似ているようで実車を見るとかなり違います。MINIはどのカラーリングもそれぞれ素晴らしいと思いますが、これはいい!

内装のトリムやパネルも良いですね。



1.5リッター3気筒のCooper Dに対し、Cooper SDのエンジンは2リッター4気筒。同じディーゼルでも私のCooper用とは気筒数も排気量も違います。

Cooper D と比べ、振動やエンジン音はかなり押さえられていますね。ここはうらやましいところです。ただ、走ってみると意外なほど大人しく感じました。「大人しく」と書くと語弊がありますかね。洗練されジェントルな印象です。もちろん踏めば速いです(笑)

2017年式ということでデイライトも標準装備。

これはちょっとうらやましいですね。F系MINIの、本来の姿。少し主張が強すぎるかな?とも思いますが、安全性がアップしているのは間違いない。日本も、もっと早くデイライトを認可すべきだったんですよ…

なお、乗り心地は少々気になりました。特別仕様の17インチホイールを履いた脚周りは、路面の食いつきは良いのですが、ちょっと荒れた路面だとかなりゴツゴツ揺すられます。今はCooper SもSDも17インチにサイズアップされているようですが、ちょっとやり過ぎでは?私のMINIの純正15インチは、見た目はショボイのですがそのサイズの選定自体はかなり良心的だと思います。もちろん大きなホイールはカッコイイのですが、もし私がインチアップをするなら以前までCooper Sに装備されていた純正16インチにします。

乗り心地はともかく、このデザインはなかなかのものです。

ともあれ貴重な限定車に乗れたのは嬉しい限り。作業共々、ディーラーさんにはとても良くして頂いています!
Posted at 2017/09/03 02:39:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | MINI | クルマ
2017年08月27日 イイね!

オートモビルカウンシル2017 - その5(日本車編)

オートモビルカウンシル2017 - その5(日本車編)「オートモビルカウンシル2017」観覧記、今回で最終回。我らが日本車です。

世界トップクラスの地位を築いた日本車ですが、それまでには長い研鑽の時代がありました。その研鑽の時代、欧米車と比べても決して劣っていないものもあります。会場にはそんな日本車がたくさんありました。トヨタ、日産、マツダ、スバルがそれぞれメーカーブースを構えていました。


== トヨタ ==
プリウス(1997年)

トヨタは、ブースのもっとも目立つところにピカピカの初代プリウスを置いていました。トヨタのテーマはハイブリッドの歴史。自動車の黎明期から現代までの、自動車の動力源をめぐる歴史の勉強にもなりました。さすがトヨタはまじめです。もうちょっと気を抜いても良いと思うんですけどね(笑)

このプリウスは本当に綺麗でした。

登場時、外観以上にこのインパネが新鮮だったかと。

中央席への3点式シートベルト採用はトヨタの良心。当時、少なくとも他の同クラスの日本車にこの装備を持つ車はなかったはずです。日本車全体でも、他には2代目セルシオか、出たばかりの新型センチュリーくらいかな?

おそらく「トヨタ博物館」の展示車両を持ってきたのでしょうか。愛知に行く機会があったら、立ち寄りたいです。

スポーツ800(1977年)

ナンバープレートに「GT HYBD CAR」とありますが…

これは「ガスタービン・ハイブリッド」のこと!グランツーリスモではなく、ガスタービン。第22回東京モーターショー出品車だそうです。



トヨタのガスタービンエンジン試作車といえば「GTV」ってありましたよね。それは知っていたのですが、ヨタハチにこんな車があったとは知りませんでした。

今、トヨタのハイブリッドカーがこれだけ市民権を得ているのは、それ相応の努力と準備があったからなのですね!

ハイブリッドのレーシングカーも。
TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRID(2017年)





…正直、非常に鈍重に見えます。速いレーシングカーとは、見た目からして速いというのが定説ではないでしょうか…

== 日産 ==
ダットサン・ロードスター(1935年)





日産は、1933年12月の会社設立からわずか2年足らずでこの車を量産しています。たいしたものだと思います。

戦後も、短い時間でオースティンのノックダウン生産および純国産化に成功しています。

【日産 オースティンA40サマーセット】

7年前、日産本社ロビーに展示されていた時の写真です。

プリンス・スカイラインスポーツ・クーペ(1960年)

プリンスの残照。

このクーペは去年、横浜のグローバル本社ギャラリーでも展示されていましたが、それ以降にも再度レストアを実施したそうで、さらに美しくなっています!

当時のショーモデルに近づけるためか(実際、この車はプロトタイプでありショーモデルでもありました)、フェンダーミラーが撤去されています。

同時代の欧米車と比べても、決して引けを取らないと思います。ただ、腰高なのは仕方ないですね…

堂々としたフロントマスクと、伸びやかなリアエンド。モダンなデザインはイタリアのミケロッティによるものですが、車の雰囲気にどこかアメリカ車っぽさも感じます。

シルビア(1966年)

間近で見てまず感じたのは「小さい!」ということ。

それもそのはず、車幅は1.5mちょっと。全長は4mに達しません。タイヤがずいぶん大きく見えます。

車高も低く、フロントウインカーなんてバンパーに隠れて見えないんじゃないかと思ったほど。

でも、とても綺麗な車です。後ろ姿なんて特に良い。

この三角形のリアサイドウィンドウがカッコイイですよね。

Vmotion 2.0(1966年)

日産ブースにはこんなコンセプトカーもありました。

「将来のセダンを示唆する」とのことですので、今後の日産セダンはこんな感じになる?

ちょっとあちこち「どこかで見たような?」感があるのが残念でした。特にリアは今度出る新型レクサスLSとアウディを足したよう。

スカイライン GTX-E(1973年)



こちらのケンメリスカイラインは、なんと820万円以上の値札を下げていました。GT-Rならともかく、いくらなんでもちょっと高すぎでしょう。

フェアレディ 240Z(1973年)

フロントノーズが長い!(笑)
この車は私が子供の頃から「前が長い車」ってことで有名でした(笑)
スポーツカーにマルーンのボディカラーの組み合わせって、良く考えたら凄いです。センスが良いですよね。今は塗装技術も上がっているのだから、もっと派手で綺麗な色の車が増えても良いと思います。

ダットサン・フェアレディ 1500(1964年)



ふと思ったのですが、上の240Zとこのダットサン・フェアレディは年式で言えば9年しか離れていないんですね。当時の日本車の進歩は凄かったんですね…

もちろん今でも9年前の車と最新型とでは、燃費や安全性の面でずいぶん違いますが、少なくとも見た目や使い勝手はさほど変わらないでしょう。

オーテック・ザガート・ステルビオ

年式に「1997」とありますが、これは間違いでは?
この車が製造販売されていたのは、もっと前(1989~1990年代前半)のはず。それとも本当に1997年製なのでしょうか。

隣のシャマルにも負けない存在感!

この車のリアスタイルってどんなのか知らなかったのでよく見てみました。

内装は豪華!なんだかマセラティみたい。ピンぼけしていますが、独特の形をしたフェンダーミラーが見えます。これ、見やすいんでしょうか?(笑)

ヘッドレスト一体式のシート。寝心地がよさそう。

2点式の後席シートベルトに時代を感じます。


== ホンダ ==
NSX(1989年)

初代NSX、NSX-R、新型NSXが揃い踏み!
シンプルですが、この展示は非常に良かったです。アウディもそうでしたが、一車種に絞るというのもひとつの手だな、と。

初代NSXのリアってなんだかとてもアメリカンじゃないですか?カッコイイです。

横いっぱいに一文字に光るLEDハイマウントストップランプが、当時はとても斬新かつ贅沢に見えました。

NSX-R(2002年)

リトラクタブルヘッドライト廃止のためとはいえ、このフロントは当時とても残念に思えたものでした。

でも今見ると、別に悪くないんですよね(笑)

NSX(2017年)



価格も性能も大幅に上がった新型NSX。旧NSXは街中で今なお見ますが(近所に赤い初期型NSXがいて、時々見かけます)、新型はそうそう見ないだろうな……

……と思っていたら、帰りの幕張メッセ駐車場で見かけました(笑)
お金持ちぃ!(笑)

クーペ9(1970年)

ホンダ1300のクーペ版?実は良く知らないのですが、残存数が非常に少ないそうで、私も見かけた記憶がありません。



ポンティアックっぽいフロントマスクはコッテリしていますが、リアスタイルはシンプルでとても良いと思います。

当時のFF車は、このくらいペダルが寄っているのが普通なのでしょうね。

== スバル ==

スバルは、前回は中島飛行機時代の戦闘機用エンジンである「栄」を展示し、非常に挑戦的で素晴らしいブースを構えていました。

ただし今回は「アイサイト」など安全をアピール。正直、平凡な展示でした。去年と比べ、文字通りの「安全運転」(笑)
アイサイトはもちろん素晴らしい安全技術ですが、それは近所のディーラーでも知ることができるわけです。それをここで展示されても…
スバル1000がありましたが、これは去年も展示されていたかと。どうせなら初代レガシィやアルシオーネあたりを持ってきてくれたら大人気だったのでは?

とはいえスバル360の初期型をじっくり見ることができたのは収穫でした。

この車は見るからに質素。あれ?前輪にホイールキャップがない??

左右の小さな丸いランプはウインカー&テールライトで、ブレーキング時はナンバー灯部分の赤いレンズが光るようです。

360 ヤングSS(1969年)

こちらはショップ出展車。後期型になってリアランプも大きくなりました。前期型とはずいぶん印象が違います。ちらっと見えますが、お値段260万円です。





ドアを開けるとタイヤが見える(汗)

ホンダS660を260万円で買うのと、こっちを買うのとどっちがイイかな!(爆)

== マツダ ==
トリはマツダです。ロータリーエンジンです。トヨタがハイブリッドシステムならこちらはロータリーだ!とばかりにアピール。

去年と比べると、ずいぶんこじんまりとしてしまいましたが(というより去年が充実しすぎw)、それでもマツダのやる気が伝わってきましたね。東京モーターショーの予行演習かというくらい。

コスモ・スポーツ(試作車)(1966年)

コスモスポーツのプロトタイプ!

発売前年に造られた47台の試作車。フロントノーズの赤いマツダエンブレムが目を引きます。


ファミリア・プレストロータリークーペ(1970年)

ロータリーエンジンを、当時のマツダは小型車ファミリアから大型車ロードペーサーまで、果てはマイクロバスであるパークウェイにまで搭載しました。軽のシャンテにも積む計画があったといいますから恐れ入ります。フルラインロータリー!それにしてもロータリー積んだ軽自動車…

「尻下がりのデザインは日本で人気が出ない(のでダメなのだ)」とはよく言われますが、本当なんでしょうかね。このプレストロータリークーペもまさに尻下がりですが、とても良いデザインです。

こちらはレース仕様車。


サバンナ RX-7(1978年)

隣の白いコスモには、並べば乗り込むこともできたのですが、あまりの長蛇の列に早々にあきらめ、緑のサバンナを見ていました(笑)



外観もそうですが、この内装は非常にヨーロッパ風ですね。マツダのデザインは昔から欧州志向が強かったのですね。

RX-7 タイプR(1992年)



ショップ展示車。この有機的なデザインは今なお魅力的です。

787B(1991年 ル・マン優勝車)

最後はマツダブースのこの名車を。

このル・マン優勝のことは、私も覚えています!












まさに、「栄光のル・マン」!

マツダがロータリーエンジンを販売中止しずいぶん経ちます。今やマツダのエンジンといえばクリーンディーゼル。マツダロータリーはもはや過去の遺産か。

仕方ないことだとはいえ、マツダがあれだけ苦労して造り上げたロータリーエンジンをこのままお蔵入りさせて、本当に良いのでしょうか?良いわけないでしょう!!
今後、ロータリーを積んだスポーツモデルを出すという話もありますね…期待したいところです。


「オートモビルカウンシル2017」観覧記、最終回・日本車編は以上となります。


最初に、日本車は「世界トップクラス」だと書きました。もちろんそれは今後も維持してゆかねばなりません。しかし、その地位は誰かが保証しているわけでもありません。

例えば、性能的にもデザイン面でも文字通り「世界の指導者」だったアメリカ自動車産業。あれだけ世界をリードしていたはずがいつの間にか停滞し、ビッグスリーは「傲慢」と批判されるようになり、日本車との競争にも敗れ、デトロイトは荒廃しました。GMなどは経営が破綻するまでに至りました。

多くの伝統的メーカーが存在し、高級車からスポーツカー、小型車まで世界の多くのメーカーに影響を与え、その栄華を誇ったイギリス自動車産業。日産もお世話になりました。しかし今ではその面影をわずかに残しているのみです。まるで大英帝国の歴史の縮図を見ているよう。

我が国はどうでしょうか。かつて世界のトップだったはずの日本製半導体、家電、携帯電話端末…いつの間にか低迷し、いまや復活の兆しすらありません。もちろん自動車までもがそうなってはいけませんし、そうならないと信じていますが、それにはメーカー自身が今後も真剣に、かつ柔軟に「日本のクルマづくり」を追求していくことが大切だと思います。

堅苦しい話になってしまいました。昨年から始まったオートモビルカウンシル、来年も楽しみです。日本にこのようなイベントができ、なおかつかなりの集客があるというのは、大いに希望が持てることだと思います。
Posted at 2017/08/27 01:00:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | 展示会 | 日記
2017年08月19日 イイね!

オートモビルカウンシル2017 - その4(アメリカ・スウェーデン車編)

オートモビルカウンシル2017 - その4(アメリカ・スウェーデン車編)オートモビルカウンシル2017、今回はアメリカ車とスウェーデン車です。

…といっても、シボレー、スチュードベーカー、ボルボのみ(汗)

今回は記事も長くありません。



== シボレー ==
コルヴェア・モンザ(1960年)





シボレーのリアエンジン車。このとても綺麗な車は、オランダにあった個体だそうです。オランダ人は車を大切にするようですね。

ナショナル ABツアラー(1928年)



ナンバー付きで自走可能な1928年式シボレー。昭和3年!

走行距離がたったの4,600キロだそうです。5月に納車された私のMINIのほうが走っています(汗)

このシボレーは乗り込むことも可能で、大人気。ひっきりなしに記念撮影されていました。当然ですが、この時代の車は非常に狭いです。

== スチュードベーカー ==
スターライト・クーペ(1950年)

正直、なにがなんだかよくわからないです(笑)

スチュードベーカーだけでなくパッカードやハドソン、AMCなど、消滅したアメリカの自動車メーカーはとても多いですね。

アメリカ車はこの3台のみでした。
前回もそうでしたが、アメリカ車の出品は意外なほど少ない。趣味で古いアメ車に乗る人はたくさんいると思うのですが。それとも、日本車や欧州車と比べ、商売としてはイマイチなのでしょうか?


次はスウェーデン車。ボルボのみですが。これにサーブがあればなぁ…
とはいえちょっと昔の四角いボルボも、最新の丸いボルボも非常に魅力的でした。

== ボルボ ==

ボルボは前回に引き続き、メーカーが出展していました。新車だけでなく、程度の良さそうな中古車がかなり魅力的な価格で出品されていました。

C70 T5(2005年)

このオープンモデルは内装が良いです。というより、ボルボの内装は良い!

野暮ったい感じもしますが、素朴で居心地の良い内装です。インパネやステアリングコラムのスイッチもシンプルで大きく、使いやすい。「スウェーデンの車は手袋をしての運転を考慮しスイッチを大きくする」というのは本当でしょう。かつて我が家にあったサーブ9-3もそうでした。

960 ロイヤル(1994年)

960ロイヤルなんて久しぶりに見ました…

私はこの時代のボルボセダンの、三段積みリアランプが好きです。なんだかブロックを積んだようで。しかも見やすさ抜群。

240 ワゴン(1993年)

人気の240ワゴン。960ロイヤルより値段が高く、228万円でした。

S90 3.0E(1997年)



無事に商談成立となったのでしょうか。

V90(2017年)

最新のV90。

分厚く、柔らかい革シートがとても快適でした。贅沢には違いないのですが、華美な感じはしません。やはりボルボの内装は良いです。この良さは、スカンジナビアンデザインがどうとか北欧家具がこうとかいう話を持ち出すと、むしろわかりにくくなる気がします。







以上、アメリカ・スウェーデン車編でした。
←次は最終回。お待ちかね、我らが日本車です!
…気長にお待ちください…
Posted at 2017/08/19 01:55:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 展示会 | クルマ

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