2011年09月25日
なかなか出来なかったコスモスのデータ検証を少ししてみた。
明確に分かるのは1本目と2本目のトラクションの差。
動画でも分かる差は、データにも出ている。
それ以外の部分で1本目と2本目で大きな差は無く、1本目からほぼ攻略できていると言えるのと同時に、車速を落とさずにもう少しコーナリングスピードを維持したままコーナリングできたのではないかという部分は、2本とも同じような経緯を辿っている。
タイヤも路面も変わって、そこまで踏み込めなかったというのもあるが、ここは次戦タカタでの課題となる。
前後Gと左右Gのつながりの良さ=摩擦円の周辺を上手く使って走れているし、加減速のタイミングも申し分ない。
奥の3速のコーナーはタイヤの特性が掴みきれておらず、綺麗には走れていないので、この部分が当面の課題だ。
同様に、動画での検証どおり、島周りでリヤが流れすぎて、フルカウンターを当てたコーナーと、ゴール前で土手にヒットしたコーナーのロスが大きい。
これもタイヤの特性が掴めていない事が根本の要因だ。
スリップ角を抑え気味にして、荷重を乗せたままコーナリングするシーンで上手くいかない。
スリップ角を大きくとってアクセルを踏み切ってしまったほうが、ロスは大きいかもしれないが、裏切られることも少なく、得策かもしれない。
これがタカタの前日練習での大きなテスト項目となる。
タカタは前日練習が2本あるので、そこでのテストが上手くいけば、慣れないタイヤであっても本番はもう少し自信を持って走れるだろう。
来年はコスモスパークはなく、全7戦なので、今年のデータが来年使えないのは残念。
JAF CUPはコスモスだが、気温が低くなってそのままは使えない可能性もある。
Posted at 2011/09/25 22:52:33 | |
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ダートラ | 日記
2011年09月23日
オイルパンからのエンジンオイルにじみがひどく、漏れ直前の状態になっていたので、緊急性は無かったが修理してみた。
結果、後悔の一言。
オイルパンの漏れ止め自体は特に困難はない。
セルモーターを外して、オイルパンをはがして、シール剤をはがし、洗浄し、シール剤を塗りなおして、もう一度はめる。
それだけ。
今回は付帯作業で大変なことになった。
作業に邪魔なフロントパイプ外しで引っかかった。
タービンアウトレット側のボルトを緩めようと力を入れた瞬間に、、、感触がおかしい。
一旦やめて、気休めでもう一度浸透潤滑剤をかけたり、叩いて見たりしたが、結局効果はなし。
緩む感覚は全く無く、ねじ山の根元から2本ともボッキリ。
折れたボルトを除去するため、ドリルでボルトに穴を開けるのだが、腕を上に向けたままで、ドリルを持ち、力を入れねばならず、かなりきつかった。
祝日で部販は休暇のため、新品ボルトの取り付けは来週にして、仮のボルトで固定して今日の作業は完了。
これまで毎年1~2回はフロントパイプを外す作業が発生していたが、固着していたことは無かった。
今年はクラッチ交換も、LSDオーバーホールもしておらず、1年半以上緩めていなかったからか。
ひとまず気になっていたオイルにじみが直ったので良しとしよう。
しかし、今までに乗った車でこんなにひどいオイルにじみは無かったのに、この車はなぜだろうか?
Posted at 2011/09/23 21:41:50 | |
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CT9A | 日記
2011年09月22日
信州のダートの軽自動車耐久の練習で、自分のログは取り忘れていたが、学生のログは取れていた。
取れていたのは2年生男子と1年生女子。
学生のログを取っていたのは、なにかアドバイスができればというのと、自分でデータを解析することもやってもらいたいという思い。
単純に早く上手くなってもらいたいのと同時に、データを解析するには自動車工学的な知識も要るから、自動車工学に対する興味をもっと持ってもらい、ドライビングに対する理論的な理解を促進して、根性気合精神論ではなくて理論的にドライビングを考えて欲しいというお節介。
相手は理系の学生だから、ほんとにお節介だ。
データを見ると、とても面白い。
下手と言ってしまえば身もふたも無いが、何かをやらかしているらしい痕跡や、元気に突っ込んでいたり、ビビッて減速しすぎていたり、転がっているのもバッチリ取れている。
ドライビングに理論的な背景が薄いのと、経験がまだ足りないのと、両方だろう。
さて、どうしようか。
教えることは簡単だけど、それでは自分で考える力がつかない。
どう上手く教えるか、教える側のこちらも勉強だ。
Posted at 2011/09/22 22:58:30 | |
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モータースポーツ | 日記
2011年09月20日
1本目は4位。
タイヤはDIREZZA 87R 205/65-15。
内圧のテストも兼ねつつ、そこそこのタイムを狙いつつ、勝負となる2本目も87Rでいけるか、または91Rが必要か判断もするための走行。
1ヵ所で曲がり忘れて、曲がりきれずにリヤを土手にヒット。
タイヤの反応はいまいちで、操作と応答が合わず3速の右コーナーでフラ付く。
2本目は3位。
タイヤはDIREZZA 91R 205/65-15。
路面状況から迷わず91Rを選択。
砂利のはけた固い路面を外さず、最大限のトラクションがかかるもっとも早いタイミングでアクセルオンが出来ている。
左コーナーでリヤがブレークしてしまい、フルカウンターでアクセルが踏み切れず、タイムロス。
直後の右コーナーは立ち上がりで石があり、避けるにはタイムロスのため、やむを得ず踏み切る。
左コーナーでフロントが応答せず、意図したヨー変化が起きず、アウト側の砂利につかまり、大きく土手にヒット。
最終右コーナーはヒットの余韻が残り、曲げきれず少しタイムロス。
今年から本格的に使い始めたDIREZZAの特性が掴みきれていないことが敗因。
ロガーデータもチェックせねば。
Posted at 2011/09/20 22:48:17 | |
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ダートラ | 日記
2011年09月19日
カメラの加熱保護のため途中で切れた動画。
車両はVivioのNA キャブ仕様。
ショックはノーマル、タイヤはADVAN A031。
助手席には大学1年の女の子。
これでも全開。
耐久レースとは名が付くが、NA、キャブ、ダートで行われるレース。
これだけ見ると一見、つまらない様にも思える。
これが、ただただ「楽しい」。
車は遅いし、厳しいレギュレーションのため思い通りに動く高度にセッティングされた車両には程遠い。
しかし、レースの醍醐味である「公平な競争」が提供されると、これほどまでに面白いのかと、改めて感心する。
改造は安全装備であるロールバー、バケット、4点シートベルト以外に、ホイール、ショックが許される程度で後はノーマル。
タイヤはワンメイク。
これだけ改造が制限されるとベース車の素性にタイムが左右されそうだが、気筒あたりのバルブ数やキャブ限定といった制限のおかげで、選べる車の中では結局どの車でも大差はない。
ベース車も安価で、基本は解体屋から入手する。
玉数の少ない車は厳しいが、転がしても5万も出せば替わりの箱が見つかり、移植の手間もたいしたことはない。
そもそも車体が軽いので、転倒してもダメージは小さく、箱換えは絶対ではない。
路面がダートというのも大きなポイント。
適度にスリップする、路面が刻々変わる、車両の反応があいまい、といった要素が重なり、要求されるドライビングは刻々変わるし、高度な再現性も求められ、ドライビングは意外にシビア。
非力でLSDの装着も出来ないので、無駄な挙動は即タイムダウンに繋がる。
かなり急なアップダウンもあるので、単純なアウトインアウトが速いとは限らない。
イン側は勾配が急で減速幅が大きいし、アウト側は距離が長くなり、ちょうど良いライン取りには経験が必要。
これに他車との競り合いが加わるわけで、難しさや複雑さはさらに増す。
経験の浅いドライバーや反応の鈍ったお年寄りでも扱えるパワーで、無駄な操作は如実にタイムに出るから、最適なドライビングも自然に身に付き、パワーのある車両ほど技量の差がタイム差に現れず、バトルになり易い。
だから、初級者と上級者が一緒のチームでも楽しめる。
今回乗った車両は改造が許されているショックもノーマルだが、これが意外と乗りやすい。
荷重を移動しやすく、扱い易い。急激な挙動や、過度なロールも無く、ギャップもしなやかに走破する。
初心者にも乗りやすいし、上級者でも耐久レースを走るにはこのラクさは良い。
これ以外にも、「安く」、「楽しく」、「長く」、「みんなで」レースができるレギュレーションが構築され、厳しく運用されている。
一度やり始めるとハマる人が多いのもうなづける。
ハマってもお小遣いで続けられるし。
車をお金をかけて速くする事や、高いお金を払ってベース車を買うことだけが車の楽しみ、或いはモータースポーツではない。
Posted at 2011/09/19 23:27:15 | |
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モータースポーツ | 日記