
月初めの米沢出張の折に長距離運転する機会がありましたので、そのインプレッションです。
まず現在私が乗っている100系から15年振りにフルモデルチェンジされた車です。全てにおいて時代の違いを感じました。エクステリアは妙に角ばっていてお世辞にも格好良いとは言えないかもしれません。しかしスペース効率は抜群によいのでまさにビジネスに割り切ったデザインといえるでしょう。
そしてインテリアは洗練された近代的デザインです。ATシフトはインパネに配置されておりゲート式。このインパネシフトは操作しやすい位置にありながら前席に3人乗りを実現させているのです。またシートクッションも100系の無骨な堅さと異なり、乗り手を程よく包み込むような柔らかさを持っています。
写真に写っている米沢→福島間の栗子峠を走ったときの印象。エンジンは2.5㍑コモンレール式のディーゼルターボです。100系ではNAの3㍑ディーゼルでしたので排気量としてはダウンしましたが、コモンレール+ターボパワーの効果もあってパワーアップは明らかです。スロットルがバイワイヤになっているようなのでアクセルの踏み加減に比べて初期開度が少し多めに設定されているようです。そのため余計に出だしが早く感じられます。グイッと出る感じ。
このスロットルバイワイヤなのですが、反応の悪さはBP/BLレガシィに並ぶものがあります。特にVSCやクルコンなどスロットルに電子制御を介入させるシステムが無い限りは無理してバイワイヤにする必要があったのか疑問に思いました。(上級グレードには設定されているのかも)
登坂車線はアクセルの5分踏みで充分な速度で登っていきます。またカーブでも最新型らしく車体剛性があるので、気持ち悪くなるようなテンポの遅れた挙動も気になりません。足回りは100系に比べると随分ソフトなんですが。
ただしそのソフトさと車高の高さがあるのでロールはそれなりにあるのですが。
高速道路走行が一番100系との違いを感じた部分です。とにかく楽の一言につきます。100系ではアクセルベタ踏みでも何とか120km/h出るか出ないかなのですが、200系は殆ど踏み込まなくても周りの流れに十分についていくことができます。ただ高回転においてはタービンが常に回っている音が耳に障りますね。これは私が神経質なだけかもしれませんが。
15年という長い月日で生まれ変わったハイエース。3日間乗ってみて思ったのは…
( ゚д゚)オレモホスィ。
うーん浮気しちゃいそうだよ、myマンモス。
Posted at 2005/07/28 02:38:36 | |
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素人試乗記 | クルマ