ファンスイッチの接点清掃とパネル照明のLED化

ここ最近ファンスイッチの一段目と二段目の通電が上手くいかずファンの作動不良を起こしていたのでバラして接点の清掃をすることにしました。ファンスイッチ単体の取り外しはコントロールユニットAssyを取り外す必要がありますが、各コントロールレバーのワイヤーの取り外しがスムーズにいかずこれがなかなか難儀でした。スイッチの蓋はマイナスドライバーを使えば簡単に取り外せます。肝心の接点は少し表面が酸化している部分がありグリスも劣化しているのでこれらが通電不良を起こしていたのかもしれません。

接点に使うグリスはまさかの田宮模型から販売されている『接点グリス』です。その名の通りスイッチの接点に使うにはベストチョイスなのです。手元に在庫を持ってなかったので地元の模型店に買いに行きました。

スイッチ内の古いグリスを除去して接点を細かい番手のペーパーで綺麗にしたあと、接点には接点グリスをたっぷり塗りつけ稼働部分にはシリコングリスをたっぷり塗りました。あとは部品を組み立てて蓋を閉じて清掃完了です。あとはコントロールユニットに取り付けて完成です。

パネル照明も点灯したり消灯したりしていたのでLEDラインテープを利用してLED照明化をします。使ったのは以前アップガレージで安売りしていたLEDラインテープです。任意の長さにカットして使えるので都合が良いです。購入時に点灯テストしましたがなかなか明るかったので期待できます。

照明スペースの内側寸法を測りプラ板を使ってベースプレートを作ります。そのベースプレートの上にLEDラインテープを必要寸法でカットして貼り付けます。配線は適当な長さでカットしてソケット取り付け口横の小さい穴から外に一本ずつ外に出します。LEDラインテープを貼り付けたベースプレートは照明スペースに両面テープを使って固定しました。

配線はバルブを抜いたソケットと共締めする形で接続してあります。半だ付けや端子加工など面倒なことなく取り付けました。プラス側は銅色でマイナス側は黄銅色の端子に巻き付ければOKです。(画像は反対に接続してあります。後々点灯テストした時に逆だとわかり接続し直しました。)

完成したコントロールユニットを車体に戻します。やはりこの時もワイヤーの取り付けが難儀しました。あとはナビ・センターパネルを戻して終了です。

LEDラインテープを使った照明はとても明るくスピードメーターよりも明るくなりました。各コントロールレバーの切り替え機能もスムーズに動きました。肝心のファンスイッチも一段目・二段目共にバッチリ作動しました。田宮模型の接点グリスは模型用としてではなく色んなスイッチのメンテナンスに最適ですね。今後も活躍してもらおうと思います。