ロールケージの組み込みについて　忘備録

忘れないように記す。

思いついたアイデア。

思いついた経緯。
ロールケージの補助板を自作した。理由はせっかくロールケージを取り付けるのに、車体の補強に寄与しないなんて勿体無い！と考えたから。
なので、ロールケージを買ってきてから車体の内張りを外ししばらく考慮した。JAFのレギュレーションを考慮しながら。
実際、その時のアイデアで形状を決め、そのデザインのまま鉄工所に発注し制作した。
しかし、その形状は強度を上げるものではあったが、取付作業に制約を強い、結局完全なる溶接を阻み、デザインしたほどの強度を確保できなかった。

細かく言えば、溶接箇所が車体とロールバーで完全に覆われ、溶接棒もしくはヘッドが入っていかない位置にあったから、その部分だけ溶接ができず、円筒形のパイプの全周にわたって溶接ができず、ひいては強度が発揮できないこととなる。

海外ホームページなど、ウェブにある写真を参考にするならば、どれもこの問題を克服するためにロールバーと車体の接続位置をボディ底板とフレームを囲んでフレームと同じ高さのボックスを形成し、フレームが干渉しない位置までロールバーの結合位置を上げている。

しかし、これは、ロールバーとロールバー結合部の板をボディ底面と平行にする！という呪縛に縛られているからでは無いのか？とふと思った。

ではどう対処しようか。要はC型にしか溶接されない部分を以下に最小限度の補助でO型に溶接できた時と同等の強度を得るか？である。「C」の開口部に押しの力が加わる分には「ズレ」が生じない限り強度に影響はなさそうだ。では開口部に引っ張りの力が加わった時はどうだろう。問題ありである。ひねりも然り。