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今日こそは進めるぞ～！！と始めてみたものの、先日の運動会の疲れと、先週の出張者（タイ人）の付き合いからの疲れでなかなか進みません。

タイミングチェーンのギヤ部のアライメントはこんな感じでやってみました。　↓
・・・が、何回やっても安定せず。



やっぱり　この作業には2人は必要かな？
整備解説書ではアライメントの許容寸法公差が0.25㎜程度しかないのでかなりシビアです。
（エンジンを組んだ状態で本当にこんなにシビアな合わせ方が出来るんでしょうか？）

昔、カートをやっていた時のチェーンのアライメントなんて鉄板定規をあててずれてなきゃ問題なし。程度の調整でしたがトラブルは一回もなかったのである程度やって妥協しました。（笑）

ちなみにチェーンのアライメント調整はカムの先っちょにシムをつけてやりますが、シムが追加になった場合、パーツをとるのは面倒。探してみたところ、同寸法の物がモノタロウで手に入ります。
タイトルの写真を参考にしてください。
ステンと鉄板の両方を買いましたが、元のシムが鉄なので鉄のほうが良いかな？油漬けになる所だし、安いので・・・・（笑）
鉄板で0.5㎜で10枚で500円位です。ステンは200円位（1枚）

さらに　このシムは空冷ファンのベルトの張り調整用のシムと同サイズですね。
（84あたりからオルタがかわってシャフト軸が太くなりますが、シムは同じだったと思います。）
シムの板厚は0.5よりも薄かったと思いますが、色々な厚みを買っておくと何かと便利かもしれません。

先週の耐油性シールのフッ素ゴムもここで買ったし、ボルトワッシャーもクロメート処理から、ジオメット処理までそろっていて、結構便利。最近は困ったときのモノタロウだのみが多いです。結構助かってます。

今週は一気にやるぞ！！と土曜日から頑張ったんですが、いざエンジンを組んでみると、導風板をつけ忘れたり、部品の洗浄を忘れてたりと全く前に進みません。

ヘッドの組み替えなんで3回もやり直しました。（泣）　腕がパンパンです。
24気筒分組んだことになりますね。（笑）

それとバルタイですが私のエンジンはSCの後期型にあたるようで、TDCでINバルブリフトが0.9mmでなく1.55㎜でした。（勘違いしてました。）
　
心配なので1番と4番のピストントップも取り直したのでさらに余分な時間が・・・・。

結局カムを取り付けて、スプロケの取り付け位置を測るところでおしまいです。
バルタイまでは終わらせたかったんですが・・・・。

ちなみにロッカーホルダーのシール（RSRについてる奴です。）自作してみました。
買うと高いので・・・・・

手作りなので精度はイマイチ。部材はフッ素ゴムなので耐熱、耐油性は完璧な？高級品です。（笑）
効き目は？？です。

ここのところ忙しくて、土日はぐったりしてますが、今日はちょっと頑張ろうと思い、塗装してました。

疲れた体にラッカーの薄め液はよく効きます。（笑）
途中で気持ち悪くなったので、塗装はやめて、エンジンの続き。

と言ってもあまりやる気が出ないので、1番ピストンの上死点探しをしました。
分度器が見当たらないので、パソコンで作って、貼り付け。（貧乏）



結果としては上死点はZ1切り欠き位置の1.25～1.5度程手前かな？（1mm,3mm,5mmで測ってその平均です。）

私のエンジンンは圧縮比が９．３のマーレーピストン（ミディアムコンプ？）、カムがノーマルなのでZ1基準でバルタイをとっても問題なさそう。

ちなみにマニュアルにはピストンが排気上死点時にIN側バルブが0.9㎜と書いてあるのですが、考え方が日本とは違うんですね。　今回は上死点の確認を行いましたが、この通りやると分度器はいらないですね。上死点に合わせておいてバルブにダイヤルゲージをセットして0.9㎜になるところを求めたらおしまい。

方針を変更して腰下のＯＨまで戻すことにしたのが1か月前。

急ピッチで頑張って（頑張ってもらって？）



この状態から



こうなって



こうなりました。

シリンダーも載せたのであとはカムを組んでおしまいです。
バルタイがまだ残っているのですが、こんなの純正だから簡単！！なんて思ってましたが、
チェーンのアライメント合わせとか、カムギアがピン合わせなので本締めで微妙にずれるとか色々な心配事を言われて、ちょっと心配になっております。

この辺りは964カムを自力で組んだtake先輩と、1年に2回以上エンジンをばらしているkan師匠に色々と教えていただきたいと思っております。

ちなみに今回は急いだのでメタルを含む全部品を純正部品で組んだのですが、くそ高いです。
当初予想額より10万円高くなってしまいました。（泣）
財布がカラになりました。

連休前半は家族サービスなので、後半に頑張ります。
ちなみに・・・・・・ドアの板金も下地処理は結構うまくいっております。（こっちに方が楽しい。）
ラッカーでどこまでできるか・・・。　完成の折には遠くから見てください。