手作りミノーの作り方
投稿日 : 2011年07月24日
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思いついた形をメモ帳に走り書きします。
裏に鉛筆をこすりつけて簡易カーボン紙にしてバルサに写します。
※試作1号機の泳ぎを確認後、スキャナーでメモを取り込み、CADでそれをなぞって図面化しました。
※腹部のオモリは、なるべく低い位置にすると安定します。
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1.プリントアウトした図面をバルサにスプレー糊で貼り付け、まずはポンチでオモリの穴を開けます。
2.1個ずつ切り出します。この後針金の通る部分に溝を切っておきます。
3.ステンレス0.6mmの針金を曲げてアイを作ります。
4.オモリ(0.3gを2個)と針金を置いて、瞬接(高粘度タイプ)で貼り合わせます。
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5.貼り合わせたブロックを眺めしばしココロを落ち着け・・・
6.カッターで削り出します。まずは側面を前後に向けて削ぐように細くしていき、次に角を削っていきます。
※この時やや腹部を多めに削り、逆に背中部分はボリュームを残すと、水に浮かべた時に安定します。
7.カッターで削った部分の角を削るように、スポンジヤスリで成形します。
8.塗装の前にコーティング剤に2回ほどディピングします。
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9.アルミホイルはコーティング剤を接着剤かわりに貼り付けました。アワビ仕様はアワビシールを隙間が無くなるように貼りました。
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10.カラーリングはお好みで♪
アルミ仕様は数回のディッピングの後、クリアオレンジを筆で塗りました。
アワビ仕様も背中部分にちょっとだけ薄い茶色を乗せました。
茶色仕様は、背中は黒、腹は薄茶に。
オレンジ仕様は、蛍光オレンジを軽くスプレー。
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11.塗装後4.5回ディッピングします。
この後リップを取り付けますが、この状態の胴体にカッターで切れ目をいれるのは緊張します(笑)
リップはエポキシボンドをたっぷりつけて(補強をかねる)取り付けます。
リップ取り付け後最後に2回ディッピングします。
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12.製作途中には何回か水に浮かべて様子を見ますが、最終的にはフックを付けてチェック。浮かぶ姿勢でフックの大きさを変えたりして調整し、スイムテストをします・・・今回はどれも合格♪
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13.完成~
ディッピングの乾燥に時間が掛かりますが、それ以外は特別な工具ナシで作れます。是非お試しを♪
※欲しい方には原寸の型の入ったCAD図をPDFにしたものがありますで、伝言板に一声お掛け下さいませ。
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