プラモ　ポリカルポフ　I-16

広大な国ソ連。パイロットも大柄だったのに、何故か戦闘機は小さな機体の多かったソ連でも、極めつけの小型機です。

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エンジンカウリングには、円形のシャッターがあり、察するに寒冷地での過冷却を防ぐ為だったのでしょうか。(キットでは全開状態で作りました。)

制定機としては世界初の引き込み脚を持っています。パイロットが手動で操作したそうですが、余分な重量増を防ぐにはそれもまた一つの選択だと。

ずんぐりとした胴体、小さな主翼・・・一見ユーモラスな印象を受けます。

ノモンハン事変で相見えた日本陸軍97式戦と。
小さいと思われがちな日本機によりもサイズはさらに小さいI-16・・・
ただし重量は
97式1.7ｔに対し
I-16は2ｔあります。

これまた小さな96式艦戦と。
並べてみるとコックピット後ろから、垂直尾翼(特に水平尾翼と近く)あたりが結構似ていますね。

もう一枚。
格闘戦では96式艦戦が圧倒・・・それなのに後継の零戦との対決はI-16には荷が勝ちすぎた、と。

キットとしてはとても気持ちよく組めました。
前作、前々作と厳しいキット(笑)だったので、ホッとしました。