リアウレタンブッシュの交換取り付け

リアショック上部取り付け部分のゴムブッシュをウレタンブッシュに交換

段取りとしては、リアブレーキキャリパーを逃がして、リアショックを抜き取り、ブッシュを付け替えて組み立てるという形です。

１．トランク内装の剥離
まず、トランクの底板を外します。
この場合最奥部にクリップ（たしか4個ぐらい）ありますのでプチプチっと外せばスコッと外れます。
続いて、赤色部分のクリップ（2種類6個）をマイナスドライバー等で抜き取とります。

２.内貼り剥離
トランクのリアパネルライニング(青色部分）を横からハンディーリムーバー等を差し込むとクリップが刺さっているだけですから、簡単に剥がせます。
パネルにキズをつけないように要注意。
これで、トランク内の内貼りがめくれます。

３．内貼りを捲ります。
こんな感じで捲ります。
片側づつ施工しますし、ペラペラですんで、つとやんは、変な型ついたらいやですから、上部の作業を施工するシーンだけ捲り上げ、下回りの作業時は、元に戻しておきました。

４．リアショック上部の取り外し
これでリアショックを取り付けているナットを緩めます。
14ミリのメガネレンチと５ｍｍの六角レンチでパキンとな・・

続いて、下回りの施工周辺の準備作業
ジャッキアップして、下回りの移ります。
サイドブレーキは緩めておきます。
当然ですがタイヤを外し、必要に応じてタイヤ止め等を噛まし、安全に作業できるスペースを確保します。

５．スタビリンクの縁切り
施工する側のみスタビリンクを縁切りします。

６．ブレーキホースの固定ボルト縁切り。

これで、リアキャリパーを逃がす準備が整いました。
ではリアキャリパーを取り外しましょう。

運転席側リアキャリパーとリアショックの取り付け部分を後ろから見た画像です。
では順番にいっちゃいましょう。

７．サイドブレーキのワイヤー
サイドブレーキのワイヤーは、ちょっと大きめのクリップクランプツールで「ふんがぁ～」と写真のように押し下げて外します。

８．サイドブレーキブラケット
奥に見える１２ｍｍのボルト2本を抜き、サイドブレーキのブラケットを外します。
下にそのままブラブラさせときましょう。

９．リアキャリパーボルト
１２ｍｍと１７ｍｍのメガネ＆スパナでボルトを抜き去るとリアブレーキキャリパーが外れます。
太めのワイヤーなどで縛り付け、キャリパーを逃がします。
※注意！
ブレーキホースに無理がかからないように！
ヘッドライトのオートレベライザーやＡＢＳのラインに干渉しないように！！


この辺りをバラせば、リアショックを抜き取る準備が整います。
あとはリアショック下部の１４ｍｍボルト＆ナットを抜いて、リアショックを下に引き抜きます

純正のゴムブッシュとウレタンブッシュの比較
ダイブ厚みがありますね！
スリーブは流用します。

内径もバッチリ！
すきやきさん、いい仕事してますねぇ～(^_-)



では、手順を遡る様に組み立てていきましょう。

コでポイント、画像にありますようなグリスをブッシュ下回りにタップリと塗り付けます。
実際DIY施工の前日、結構な雨量の中走行してましたら、ブッシュの中やスリーブ周りには雨水が回り込んでました。

つとやんは「これでもか！」ってぐらい塗りたくりましたから、締め付けたら各所隙間からグリスが出てきてます（左下画像参照）
ポイントしてら、下側ブッシュの下部やスリーブ周りですが、リアショック組み付け後にタイヤハウス側からショック上部（右下画像辺り）に塗りたくると効果的（・・・のような気がする）

ショック下部にボルトは仮組後、ジャッキ等でロアアームを持ち上げ、１G状態で本締めします。

順番に遡り、完成したら反対側に移ります。
後は、外したところを順番に戻していきます。
ブレーキホースのブラケットやスタビリンク等周辺の養生箇所をお忘れなく。

理屈としては、ショックの付け根を柔らかいゴムブッシュからリジット化するわけですから、振動が発生すると思われますが、意外や意外、純正のリアバタツキが収まりました。
ぶっちゃけ、乗り心地が快適になったわけでは無く、振動はありますが、リアの突き上げが低減されたって感じ？

あんまり下回りの補強は、好きでないつとやんですが、コレはイイ感じです。

スペシャルサンクス！
すきやきさん

そして施工後アドバイス頂いた恭さん！
ありがとうございました。

また、今回の施工に関しては、みんカラにて同様の種類のパーツを取り付けた方や車高調の取り付けをされた方等の整備手帳を参考にさせていただきました。
同様パーツ等の整備手帳につとやんの足跡をつけちゃった皆様！(^_^;)

「参考にさせていただき、ありがとうございました。」

駆動や制動に直結する部分の施工ではありますが、それほど難易度高くないと思います。
シッカリと車体を保持できる状態で、工具等をちゃんとそろえてDIYに取り組みたいですね。

しかし、ブレーキや脚周り等をバラしますから、一歩間違えば取り返しがつかない状況に陥ります。
この整備手帳を見て、施工され、事故・けが等の不利益な状況が発生してもつとやんは一切知しません。

DIYは自己責任で～(^^)/