【脱着マニュアル】純正シートの取り外し

まず、シートベルトアウター側保持部分の解体です。
カバーを外すわけですが、なかなか外れにくい。
・・・まっ、そんなに触る部分でもないですしね(^_^;)

リムーバ等を差し込み、上に引っ張りながら外側に倒します（ﾀﾌﾞﾝ）
・・・要するに引っ張って捏ねていたら外れましたww

続いて、１４ｍｍのボルトを取り外し。
これで完了！１４ｍｍのボルトは後程使用します。

続いて後方のボルト２本外しましょう。
シートを前方にスライドさせ、作業スペースを確保。
まずは、ボルト隠しのリアフットカバーを外します。
コチラは後方に引っ張れば簡単に外れます。

ボルトが見えましたので、１４ｍｍのボルトを２本取り外し。
・・・ますが、フロント側をまだガッチリ締まっていますから、まずは緩めるだけにしておきましょう。

続いてフロント２本のボルト（同じく１４ｍｍ）を外します。
シートを後方にスライドさせた方がやりやすいけど、工具が揃っていたら、シートスライドさせなくてもＯＫかな？

前２本緩めたら、後方のボルト２本を含め完全に抜き去ります。

シートベルトワーニングの配線を縁切りします。

シートを後ろに傾け、「丸印」の所のタイラップを切断し、「矢印」部分の白いコネクターを縁切りします。

タイラップをニッパーで切断する際に配線を切断しないように！
コネクターはツメで引っかかっていますから、無理やり外さないように！
ってところでしょうか？

さっ！ココからがメインイベント（爆）
メッチャ神経使いながら、純正シートを引き出します。

色々考えましたが、上のシートベルトワーニングの縁切り後、
（１）そのままリアシートに倒してしまう。
（２）反時計回りに９０°捩じっる。
（３）ヘッドレスト部と座面前方（写真では上部）をしっかりと保持して

・・・ふんがぁ～！！と引っ張り出します。

当然ですがＢピラー、リアフェンダー、ドア等々要注意。
シートレールのボルト取り付け部分４か所に新聞紙などで団子のように養生しておいた方がベターでしょう。

で、外に出した純正シートからインナー側のバックルを外します。

アウター側同様、１４ｍｍのボルトを外し、ハーネスを保持しているタイラップを切断します。

こんな感じで、インナー側のバックルは取り外し完了。
このあとレカロのシートレールに移設です。

外したついで、お掃除しましょう。
真ん中に転がっている電線もこの際、カーペットの下にでも突っ込んで整理整頓。

これにて取り外し完了です。

室内でスパナやメガネ、ラチェットを振り回しますから、内装にキズを付けないように注意ですね。
たいそうに見えますが、早い話、シートベルトを椅子から分離して、シート四隅のボルト外して、コネクター１つ抜くだけです。

しかし重たい純正シートを引っ張り出すわけですから、内装のキズだけでなく、作業者のぎっくり腰なども注意が必要でしょうね。
そういう意味からも搬出は２名の方が安心でしょう。

お決まりですが、この整備手帳を見てＤＩＹやって、何かあってもつとやんはしりません。
ＤＩＹは自己責任で・・(^^)/