折れたボルトの軸抜き
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
整備作業をしてい時にボルトを締めていて、固くなってきたボルトがヌメ~と回る瞬間の感覚って嫌な物ですよね。
そう、やっちゃいました。ボルトを折っちゃったんです。
そのうち別ネタで書き込みますが、ラジエータの交換作業を行いました。その際、ラジエータの固定支柱も交換したのですが、その支柱を固定するボルトを折っちゃったんです。
2
支柱固定用のボルトが錆びていたのと首の部分がわざと細く削られているのとで「嫌な予感」はしていたのですが、予測通りの結末迎えました。
ドリルかエキストラクタを使って抜くのが一般的でしょうがこの部分は前にシャーシの部材があるので空間を確保できません。
折れたボルトを前に茫然自失。日没を迎え作業は中断です。
1週間後、リベンジです。明るい日中に状況を確認すると光が見えた。ボルトの先端側(折れた側と反対)が部材(支柱とボディー鋼板)を貫通してちょっとだけ見えている。
ライフリングを修正してナットを入れますが、一般的なナットでは1枚が限界の長さ、家中探して、6ミリ径の薄いナットを2つ探します。
3
ボルト抜きに使うだけですからこの際強度は度外視、何とか薄い物が見つかります。1枚を無事入れ、2枚目が辛うじてかみ合いました。
慎重にダブルナットを締め込みます。(極薄オープンレンチで1枚目をゆるむ方向、2枚目をメガネレンチで締め込む方向に同時に力をかける)
何度目かの失敗の後に無事締め込みに、成功。ナットが固くしまったところで、ボルトに潤滑剤を十分すぎるぐらい吹き放置、一旦バーナーであぶってから再び潤滑剤を吹きゆっくりとナットを回します。(ボルトから見れば締め込む方向)
これで失敗したら万事休す。慎重に作業をしますが、上手く動いているゾ。ついに折れたボルトが抜けきりました。(下が破断面)
貫通状態でボルトを折ってしまって先端が見えている場合、抜く方向ばかりではなく締め込んで抜ききってしまうと言うのも一つの手です。参考まで
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