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2010年04月07日 イイね!

CDの寿命

CDの寿命←コレが我が家の最古参CD、ホイットニー・ヒューストンの『そよ風の贈りもの』。今年で購入後25年目となるが、今のところ問題なく再生出来ている。

半永久などとも言われたCDであるが、実際には当然の事ながら寿命がある。20年から100年まで諸説あるが、今のところ30年前後というのが最も有力な説のようだが、これは保管環境によっても大きく左右されるのは言うまでもない。

CDが読み取れなくなる原因としては、アルミニウムの反射膜が何らかの理由で腐食してしまい反射膜としての役割を果せなくなる場合や基盤のポリカーボネートの白濁によりレーザーが通らなくなってしまう場合などがある。
また製造品質の悪いCDは反射膜とポリカーボネートの接着が不十分で僅か数年でCDの端から剥がれてしまう事もあるそうだ。

CDを高温多湿の場所で保管すると上記のような症状の発生を早めてしまう。夏場の車内への置きっぱなしやCDチェンジャー内への長期の入れっぱなしは避けたほうが賢明である。

CDの「30年寿命説」が正しければ、数年後から我が家のCDも次々と再生が出来なってしまう可能性がある。最悪の場合を想定して古い物から少しずつSSDにバックアップをとり始めた方が安全かも知れない。それを考えるとリッピングが不可能なSACDは最悪のような気がしてきた。
Posted at 2010/04/07 16:42:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2010年02月10日 イイね!

DVD-Audioのリッピング(その3)

DVD-Audioのリッピング(その3)今回リッピングしたのはドナルド・フェーゲンの『Kamakiriad』でDVD-Audio化される際にリマスタリングを施され2003年に発売されました。オリジナルのCDは1993年にリリースされたものです。
試したところ、このDVD-Audioソフトは5.1ch、2chどちらもユニバーサル・プレーヤーのデジタル出力からは信号が出力されませんでした。

この『Kamakiriad』のDVD-Audioから「24bit/96kHz 2ch MLP」を抜き出し、DVD-Video規格に再変換後DVD-Rに焼きました。この様なDVD-Video規格を利用した音楽専用メディアを正式には「DVD Music」と呼ぶそうです。知りませんでした。今後は「DVD Music」と表記することにします。

製作した「DVD Music」とオリジナルCDの音質を比較してみました。

①オリジナルCD 【プレーヤー:DENON DCD-SA1】
『Kamakiriad』はもともと音質が優れたCDなので、CDでも充分な音質が確保されていると感じた。
同時にSA1のCD再生能力の高さを改めて実感した。今回はこの音を基準として検証する。

②DVD Music 【プレーヤー:marantz DV9500】
オリジナルCDと比較すると全体的に高音寄りの印象を受ける。これはSA1とDV9500のプレーヤーとしてのキャラクターの違いがそのまま出ているのだと思う。
気になるのは高音域の特に立ち上がりが早く録音レベルが高い音の再生時に若干の破綻を感じる点で、これはDVD-AudioをDV9500で再生した時に受ける印象と同じである。言葉で上手く表現出来ないが、DACの処理が追いついていないイメージかな。
総合評価としては「悪くは無いが、メディアの優位性はあまり感じられなかった」という印象。可も無く不可も無くといったところ。

③DVD Music 【プレーヤー:DV9500ー(同軸デジタルケーブル)→SA1】
DV9500の同軸デジタル出力からSA1のデジタル入力へ接続し、SA1のDACを介して再生してみた。DVD-Audioでは出力されなかった96kHzのデジタル信号がここではしっかりと出力されている。
①のCDの音質と比較すると全体的に音の密度が増加している印象を受けるが、これはリマスタリングよる効果もあるかも知れない。最も違いを感じるのは低音の質感で、バスドラやベースラインの再現性が明らかに向上している。
次に②のDV9500の内臓DACで再生した場合との比較であるが、SA1のDACによる再生の方が全体的に音の重心が低くなった印象で音の広がりや立体感が増した。また、②で感じられた様な高音域の破綻は完全に解消されている。

予想された結果ではあるが、①②③と聴き比べてみて③の組み合わせが最も好印象であった。
①から③の音質変化よりも、②から③の音質変化の方が大きかった印象を受ける。やはり音質の支配はDACによるものが大きい。せっかくの高音質メディアもプレーヤーの性能が貧弱だとポテンシャルを生かしきれないということですね。当たり前だけど。
SA1のDAC使用による音質の向上が著しい事から、さらに高性能な単体DACの導入で更なる音質向上が見込める。これも当たり前。

「DVD-Audioのリッピング」の最大のメリットは外部DACが使用可能になる点である。それが結論。
Posted at 2010/02/10 14:13:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2010年02月09日 イイね!

DVD-Audioのリッピング(その2)

DVD-Audioのリッピング(その2)DVD-Video規格は2chの場合、「24bit/96kHz」のLPCM音声に対応しており、もちろん特別なプレーヤーは必要とせず普通のDVDプレーヤーで再生できます。
また、高サンプリングレートのままデジタル出力が可能なため、単体D/Aコンバーター等の導入による高音質化が容易に行えます。

以下に私が行っているDVD-Audioからのリッピングの手順を簡単に説明します。

①リッピング
DVD-AudioにはCPPMという強力なコピーガードが施されており簡単にはリッピング出来ないようになっています。CPPMを解除してコピー可能にするツールはいくつかあるようですが、私は「foobar2000」を使用しています。
「foobar2000」はPeter Pawlowski氏が開発したPC用の多機能オーディオプレーヤーです。「foobar2000」は本体のみではDVD-Audioのリッピングは出来ませんが、「DVD-Audio Decoder」というプラグインを組み込むことにより、DVD-Audioソフト内に格納されている高音質ファイルの再生、リッピング、WAVへの変換が可能になります。
この「foobar2000」を使用して目的の2ch音声のみを選択し、WAVに変換してPCに保存します。

◆foobar2000
http://foobar2000.xrea.jp/index.php?FrontPage
http://www.foobar2000.org/
◆DVD-Audio Decoder
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_dvdadecoder/

②オーサリング
PCに保存したWAVファイルを市販のDVDプレーヤーで再生するためにはソフトを使ってDVD-Video規格に変換しなくてはなりません。私はここでは「DVD2one V2」を使用しています。
「DVD2one V2」は映画などの2層DVDを1層のDVD-Rに収まる容量までダウンサンプリングするソフトで私はかなり以前から利用していましたが、このソフトの別の機能として音楽ファイルを画像無しのDVD-Video規格に変換することが出来ます。その際、ダウンサンプリングだけでなく、アップサンプリングにも対応するという優れものソフトです。
この「DVD2one V2」を使用して①でPCに保存したWAVファイルをDVD-Video規格に変換します。
①でリッピングしたファイルが192kHzの場合、DVD-Videoは96kHzまでしか対応してないので残念ですがここで96kHzにダウンサンプリングしなくてはなりません。

◆DVD2one V2
http://www.dvd2one.com/

③ライティング
出来上がったVIDEO_TSフォルダをフォルダごとライティングソフトでDVD-Rメディアに焼き焼き。
補足ですが、私は最初安物DVD-Rメディアを使っていましたがユニバーサル・プレーヤーで再生する際、時々音飛びの現象が発生していました。初めはプレーヤーのせいかと思っていたのですが試しにメディア太陽誘電の物に変えたところ、以後その様な現象は起きなくなりました。あたりまえの事ですが、やはりメディアはなるべくいい物を使うべきだと痛感しました。

こうやって出来上がったDVDはCDを大きく上回る高音質メディアなのです。
操作も簡単。トレイにセットしてPLAYボタンを押すだけです。

さあ、いよいよ再生です!

(その3)につづく・・・
Posted at 2010/02/09 14:31:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2010年02月09日 イイね!

DVD-Audioのリッピング(その1)

DVD-Audioのリッピング(その1)「DVD-Audio」って知らない人も多いでしょうけど「SACD」とともにCDにかわる次世代音楽ソフトとして開発された高音質メディアです。ところが広く普及することもなく、絶滅を待つばかりの惨憺たる状況です。

普及しなかった理由として
①専用のプレーヤーでなければ再生出来ない。
②画面が無ければ操作できないという操作性の悪さ。
③時代のトレンドが圧縮音源へと移行して行き、大多数の消費者がCD以上の高音質を望んでいない。
「発売されているタイトルの少なさ」など他にも色々な原因があるのですが、タイトルの少なさについては売れさえすれば徐々に増えたでしょうし、普及の妨げにになった最も大きな理由はやはり③だと思います。

このように悲しい運命を辿りつつある「DVD-Audio」ですが、そのポテンシャルの高さはCDを遥かに凌ぎます。CDが「16bit/44.1kHz」の2chであるのに対し、「DVD-Audio」は最大で「24bit/96kHz」の6ch、2chであれば最大「24bit/192kHz」という音楽好き、且つオーディオ好きには無視できない魅力的なポテンシャルを誇るのです。

私は現在約30枚ほどのDVD-Audioソフトを保有してますが、私の場合上記②(操作性の悪さ)が「DVD-Audio」の高音質を楽しむにあたっての最大のネックとなっています。
私のメインのオーディオは2chで、「DVD-Audio」を操作するために必要なテレビやディスプレイも接続されていません。ユニバーサルプレーヤーの初期設定にはどうしても画面が必要だったので、そこはプレーヤーにノートパソコンを接続してセッティングだけは行いました。「DVD-Audio」を楽しむときだけパソコンを接続して操作すれば問題ないのですがそれも何だか面倒です。
対策として私はDVD-Audioソフトのそれぞれに「→」「↓」「ENTER」などのリモコン操作で「DVD-Audio」の高音質フォーマットまで辿り着くための道標を記したメモをつけました。しかし、この方法も時として2chの高音質フォーマットに上手く辿り着けない始末です。

それとこれは「DVD-Audio」の仕様なのですが、プレーヤーの光や同軸のデジタル出力から192kHz、または96kHzの高サンプリングレートでは出力されず、48kHzにダウンサンプリングされた信号が出力されたり、ソフトによっては全く信号が出力されなかったりなのです。ごく一部、高サンプリングレートのまま出力されるDVD-Audioソフトもありますが、大半が上記のような仕様になっています。
これはDAC等の導入で更なる高音質化を目指すうえでの致命的な妨げとなっているのです。

そこで私はDVD-Audioソフトからステレオ再生に必要な「24bit/96kHz」または「24bit/192kHz」の2chフォーマット部分だけを抜き出し、DVD-Video規格に変換してDVD-Rに焼くことにしました。

(その2)につづく・・・
Posted at 2010/02/09 12:23:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2010年02月07日 イイね!

CDプレーヤーをグレードアップ

CDプレーヤーをグレードアップメインのCDプレーヤーをグレードアップしました。DENONの「DCD-SA1」です。SXが発売されるまではDENONのフラグシップでした。

これまで通常のCDはS10IIILを、SACDはSA100を使っていました。S10IIILの音はかなり気に入っていたのですがSA100のSACDの音には以前から少々不満があり、SXの登場で値が下がったSA1の中古を狙っていました。
そこに偶然、地元のオーディオショップで中古のSA1を発見。しかも、2009年製の超美品。この機を逃すまいと上記の2台と使用していない2台、計4台のプレーヤーを下取りに出しSA1の購入に踏み切りました。追い金はほぼゼロ。機器の整理とグレードアップの一石二鳥で大満足です。

SA1の音は昔試聴したときから気に入ってました。しかし所詮叶わぬ高嶺の花、当時はとても手に入れる事は出来ないと思ってました。DENONに拘っている訳ではありませんがAccuphaseやLAXMANは価格的に手が出ませんし、marantzは音が好みではありません。それにこの価格帯の海外製品は割高感が否めません。結果、SA1が今の自分にとっては最良の選択だと判断しました。

では肝心の音ですが、CDの音はかなりフラットで自然。上下の音の伸び、情報量、共に充分です。しっかりとした中低音域にDENONらしさは感じるものの、DENON製品もこのクラスになると巷で言われているような低音過多なイメージは全くありません。S10IIILとの一番の違いは前後方向の音場の広さです。奥行が増して音が立体的になりました。派手さはありませんがゆったりと長時間聴く事が出来る高品位な音だと思います。AccuphaseやESOTERICの高解像度なハイファイ調の音とはかなり方向性は違いますが、少しおっとり系のSA1のCDの音は自分としては好みです。

逆にSACDの音は高解像度で華やかな音です。DALIのタワーでもこれほど鮮烈に感じるのですからモニター系のスピーカーだったら自分には耐えられないかの知れません。しばらくは聴き疲れを感じるかも知れませんが、ハイビジョンテレビを最初に観た頃目が疲れて仕方なかったもののやがて慣れたのと同じように時間が経てば耳が慣れると思います。実際、購入から2週間ほど経過した現在は最初の印象はかなり薄れました。

総合的にみてSA1の導入にはたいへん満足しています。これで当分の間プレーヤーの買い替えを検討する必要ないでしょう。たぶん・・・。
Posted at 2010/02/07 12:07:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味

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