エンジンオイルの沼

エンジンオイル、沼ですね～。

30年くらい前に親父が「BPのオイルはエンジンが静かになった」と言って使っていたのが印象に残ってます。
名古屋IC近くのオートバックスからの帰りだったと思うので、小学3年生の夏までの記憶です。
2016年秋までBPを使い続けてきましたが、ペール缶で入手できず高くてわが家の財務省の認可が下りず･･･(笑) そんな経緯から、SUNOCO Svelt5W-30を使うようになって早7年。



最近ちょっと気になったのがコレ。



ベースオイルがGroup3+でSAE粘度が0W-30･･･。
かつてBPにラインナップされていたvervis Veloceも0W-30で、販売期間が短くあっという間に廃番。気に入ってたのになぁ～。。。
そんな少し思い入れのある0W-30がラインナップされていることから気になったGRモーターオイルTouring･･･。

動粘度(40℃)が低いってことは、オイルの回りが早いからドライスタートによるダメージ低減になるのでは？
クラウンはほぼ週末専用車なので、ドライスタートには気を配りたいところ。
でも、Sveltに配合されているエステルは金属への吸着性が高いからドライスタートのダメージ対策に有効。
動粘度(100℃)はそれほど差はなく、HTHS粘度がそれを表しているかと。

動粘度が低くオイルが回りやすいGRか、エステル配合のSveltか･･･。
HTHS粘度(150℃)はGRが3.0mPa･s、Sveltは3.1mPa･sと僅差。これが結構重要な数値で、サーキットを走るなら最低3.0、できれば3.5以上が良いとか。

メーカーのサイトはもちろん、SDSシートやオイル屋さんのブログなんかも見まくって行き着いたのがコチラのサイト。

候補の2ブランド、GR0W-30とSvelt5W-30で比較してるじゃないですか！！

最後まで見ていくと決め手になるものが･･･。

300℃を超えて発火。
そして、GRはスラッジ化したのに対しSveltはほとんどスラッジ化していないという実験結果。
シリンダー内で、ピストンリングが掻き取り残したエンジンオイルがどうなるか、ということを想像したら結論に至ります。



(∩´∀｀)∩

あ、まだ分かりませんよ？
3,000～3,500kmで交換するのに、Sveltでさえオーバースペックなのかも知れませんからね～。

以上、エンジンオイルの沼からでした。