皆さんこんばんは☆彡
巷では夏季休暇な時期ですね~♪
と、みなさんお休みの中、そんな自分はお仕事でした・・・。
自営業の辛い所・・・まぁ、好きでやってる仕事なので苦ではないですけど、この暑さがね(;´ρ`) グッタリ
ここ岐阜は最高気温35℃~37℃を行ったり来たり・・・。
ってか、この気温『体温と同じじゃね!?』的な。
夏休みなし・・・そんな自分は、6月に持病のヘルニアが暴れ出し腰痛が悪化。
毎日通院しながら作業するも、そんなじゃやっぱり腰痛が落ち着く事もなく・・・。
そして、まともに仕事が出来ず、作業停滞してしまう事に。
本当、お待ちになられてる方々には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
一ヶ月程毎日通院し、痛みも引いて落ち着いてきて、遅れを取り戻そうと『さぁー頑張るぞ!』と思いきや!?
寝るのも惜しんで頑張ってたら、今度は口唇ヘルペス発症・・・。
疲れもたまり、『免疫力低下で体力の黄色信号!?』的な。
『仮眠的ではなく、きちんとした睡眠をとらないと駄目なんだな!』とつくずく感じ。
それ以降、『これ以上何か起こってはいかん!』と、体力温存しながら作業継続するもこの暑さ!!
今度は熱中症にならないようにとの戦い!?
『汗ダクダク~』でじゃんじゃん水分補給~~♪
が、し過ぎてOPP(お腹ピーピー)となり(^_^;)
そして一巡した頃に、再びヘルニアの腰痛が小暴れ!?
小暴れだったので、一週間程通院し落ち着き、今日に至ります(^_^;)
と、タイトルからして全然違う話から始まりましたが、ここから本題に入りたいと思います(^_^;)
夏―!!と言う事で、『暑い=エアコン多用の季節♪』ですよね!
そんな今日は、パオのエアコンの室内機(エバポレーターユニット)のお話(*^-^)
これはパオのクーリングユニットとその中のエバポレーターユニット。

そうですね、みなさん車に関して『走行距離にすご~~く拘る傾向=程度良好♪』と思い込んでる?方々が多いのではないでしょうか??
参考に書きますが、このエバポはパオのなので当然26年物ですが、走行距離は7万キロ台の物。
乗った分(総走行距離)がそのまま程度に相当・・・と思い込んでるだけ(^_^;)
27年で7万キロ。
新車から5年で10万キロ位乗ってしまう人がざらにいる今の時代。
そうだな、例えば最近ハイブリッドなる車が多いけど、燃料が食わない分遠出される方が多い傾向だったり、社用車としてもバンバン使われてたりして、例えば比較的年式が浅めのプリウスなんかも、業者間流通市場見てると結構多走行的な個体も多い中、26年で7万キロは逆に異例かもなんだよな!?
で、横道にそれたけど、乗ってなくても(距離に関係ない)やばい部分・・・これも一つの例になるのかなと思います(*^-^)
パオの場合、沢~山沢~~山・・・距離に関係ない所の方が駄目になってる部分が多い!
だから逆に、何で距離を気にして選ぶのか・・・自分は意味不明。
ただ単に低走行のを選ぶより、距離は経過年数相応で、そこから仕上げて行く方がどんなにいいパオになる事か。
例えば、お安いパオであれば、このまま売られてても『まぁ~仕方ない』かなと。


けど、低走行でセールストーク的に『低走行で上玉ですよ!少しお高いですけど希少価値もありますし、この年式でこの状態の物はもう出てこないかもしれませんよ!!』となれば『買います!!』と言ってしまう方もいるよな・・・。
でも、気が付いてそこまで面倒みてくれれば兎も角、お安いパオも低走行で上玉的ですと言うパオも、そこまで手を入れなければ先ず違いなくこんな状況なんですよね・・・。
そして、ここを通過した空気、吸ってるんですよ~~w(゚o゚)w
パオの場合、先ずエアコンが効かなくなってる。
色んな原因や症状はあるけど、一番多い原因はガス漏れ。
ガス漏れの場合、部品の一部の不具合によるガス抜け(例えば配管の穴開きやホースの亀裂等)もあるけど、殆どが配管どうしの接続部からのガス漏れだったりする。
Oリングの劣化や切れ(斜めに嵌められて締められた?)もあったり、配管接続部の緩み(組み付け時の締め付け不足かも?)だったり。
あと、リキッドタンクがね、新車装着時の物(最初期の物だと思います)だと、円筒形のボデーに上部(サイトグラスが付いてる蓋に相当する部分)が圧入されているのか?ここの経年での不良、勘合部の隙間からガス漏れしちゃってたりもします・・・。
今供給されているのは、そのボデーと蓋部分はしっかり溶接されてて、漏れない様に対策されてる!
ってか、『最初からこう言う作りにしておいて欲しかった!』ですよね(^_^;)
現在はメーカーライン標準装備とかで、作業品質がかなり高度な次元で均一(ライン作業者の教育がしっかりしてるため)だけど、この頃殆どがエアコンたるものディーラオプショだったりしたもんな。
ディーラーと言っても個々の店舗で装着するのではなく(中には各店舗で付ける場合もあったけど)、大概はその販売店の新車整備セクションの新車点検工場で取り付けられてたりする。
なので、変な話当時の取り付ける人の技量のバラツキとかで完成度クオリティーが結構左右されたりする。
そう言うの、パオに限らずバラしてたりすると、結構エンジンルーム内と室内共に、エアコン用ハーネスの通し方とかクランプされている場所とかで感じ取れたりする事が出来たりする。
『ここ通したら、可動部に配線噛むだろう?』とか『このままプラプラしてたら疲労断線とか、緩衝して小さいながらも異音とかもするだろう? 』とか、『逆に突っ張りずぎじゃね?』とかもあったり。
けど逆に、『色々考えて通してるな!』とか『配線のまとめ方も、どうするのが正しいか知っててしっかり処理してあるな!』とかの場合ももちろんある。
ただ、人的技術のバラツキもあるだろうけど、その時の状況も(例えば『明日納車だから今から付けて!』と言われれば気分的が乗らない的な)確かにあるのは、過去の経験上少しは分かったりするんだけどね(^_^;)
けど、本来はこう言うのはあってはならないんだけどね(^_^;)
仕入れて仕上げ整備するパオは例外なくガス漏れなんだけど、それを直すのに配管のOリングは交換で、接続も一つ一つ確認して締めつけて行きます♪
ここで本題のクーリングユニットの登場!なんだけど、『ガス漏れしてるからガス入って無い=それじゃ取り外して清掃しちゃう?』と、家ではそうなりますъ( ゜ー^)
この作業、家では標準作業で仕上げ内容に含んで行います♪
『その分、上乗せしてるんだろぉ?』と疑うでしょうけど、それは一切上乗せしてません!
まぁ、疑ってもらっても結構ですけどね(^_^;)
『いいんです!家と縁があってお世話させていただいた方だけ分かって頂ければ♪』
と言う事は、ここまではご購入時の整備費用に含まれていると言う事になります!
“ここまでは”と言う事で、これより先のヒーターコア(オリジナル強化品へ換装)とかは、申し訳ないですけど工賃はこれより別料金になりますけどね(^_^;)
けど、ここまでの工賃はかからないので、ヒーターコア行うにしろ、工賃がかなり節約出来ちゃったりしますです(*^-^)
で、毎回26年吸い込んで付着した埃とか吸い込んだ木の葉や虫の除去や清掃を行います!
ありがちなお店とかの一例で、『エアコンガス漏れしてて、漏れ修理してガス補充して効くようにしておきました~♪』と言われても、ここそのままだと、ここを通った空気浴びて吸ってることになるんだよな・・・。
花粉とかはメジャーなのでみんな気にするだろうけど、この中で繁殖したカビとかの胞子浴びてたり吸ってるんですよね・・・。
本当はナウシカの腐海の胞子どころではないかもなんだけどね(^_^;)
綺麗に掃除したエバポレーターユニットは、こんなに見違えるようになります♪


ここまできちゃうと除去するには、エアコンクリーナーなるものでは先ず除去出来ません!
エアコン稼働時の臭いも、この状態が原因だったりもします。
ある程度綺麗にしておかければ、以降エアコンクリーナー使っても意味ないしぃ~的な(^_^;)
そんな簡単に落ちて改善してたら、自分もそうしますね。
これ除去するの、結構手間なんですよね・・・。
大切に乗り続けてもらいたいし、乗ってる間は快適でいて欲しいという思いもあるから、結構手間だけど行ってます(*^-^)
けど、あまり酷いと『工賃欲しいよな・・・』と、心の中の悪魔のささやきもあったりで、その辺は少し理解しいてもらえたらありがたいかな(^_^;)
掃除とか言われれば聞こえは『簡単♪』かもしれないけど、ここに至るまでの工程は大変なもの。
けど、得てして『掃除の部分』しか見てもらえなかったりで、結果の部分しか中々理解してもらえない事も多い。
なので『掃除するだけなのにそんなに大変?(時間かかっちゃったよね?)』的に思われちゃったり(^_^;)
心が折れる瞬間、そんな時には『全て、もう深くここまでやるのは止めよう・・・』と思っちゃったりします(^_^;)
『時間と言う意味に置き換えたら、そんなことどうでもいい事なんだろうな・・・』と自問自答のくり返しですね。
他の場合の例だと『ボルト折れてたので抜いて新しいので締めておきました!』と言えば、多分『新しいので付けてくれたんだな♪』ってだけで、『その使われている場所とかはどんな場所だったんだろう?』って気にならないんだろうな・・・とか、本当はそう言うところまで詮索してはいけない事なんだろういけど、疲れてたりする時とか作業が押し押しの時とか、相手の気持ちが垣間見えてしまう事もある嫌な自分もいたりするm(_ _)m
自分は人間なので、申し訳ないけど感情があるのでごめんなさいですm(_ _)m
過去、仕入れ前の過去オーナー様の時だろうけど、タイミングベルト交換歴のあるパオを仕上げた時の事。
パオはタイミングベルト交換やるのに、右エンジンマウントとブラケットを外さないとタイミングベルトカバーが外れない。
で、ブラケット外そうと思ったら、本来3本で止まってるボルトが2本でしか止まってない!?
『付け忘れか!?』と、まぁ色々やってると、この部位でなくてもあったりはするんだけどね(^_^;)
けどね・・・付け忘れじゃ済まなかったんだよね、この時は・・・。
その雌側の穴の中のネジ山が潰れてて、よく見ると偏って潰れてる・・・。
ここ狭いから、きっと無理に締め込もうとして斜めに入れちゃって、締め込んで締まらないから『まぁいっか!』ってなった様子が思い浮かぶ。
『2本止まってるからまぁいいっか!』で、何事も無かったかのように今まで来ちゃったんだろうなと。
まぁ、それでも『ブラケットに何かあってエンジン傾いちゃった!?』ってんじゃなかったんだもんな(^_^;)
現実、『今まで来ちゃってるしこれからもいいっか!』←と、悪魔の囁き(^_^;)
いやいや!それは大きな間違い!!
けどね、まぁ完全に直すには、この雌側の穴はシリンダーブロックに開いてるのよね・・・。
『ブロック換えちゃう?』って、そんな訳にはいかないもんな(^_^;)
修理する方法はあるけど、それやるのにもモノコックのフレームの位置と高さが被ってて、修復させる事が出来る工具が入らない・・・。
ただその1本(と言っても重要ばボルトなんだけどね)修復するのに、エンジン降ろさなければ(もしくはそれに近い位置までエンジン自体をずらす)ならないんですよね・・・。
けど、工程抜きにした場合、結果はボルト1本交換と言う事実だけ・・・。
それしか見えなかった時、『ボルト1本交換だけでそんなに大変なの?(そんなに余計に時間がかかるの?)』となる・・・。
『大変だったんだよな~』って『分かって欲しいなぁ~』って言う気持ちと同時に、色々言われちゃったりするとそんな時には、『今まで平気だったんだから、分からないんだったらこのままでも良かったよな・・・』となる事も正直ある(^_^;)
おっと!毒を吐いちゃいましたけど、色んな意味でパオに関わると言う車は本当大変なんです。
けど、完成した時には、他の車では味わえない充実感もあるんですけどね(*^-^)
話がどんどんずれて行ってしまいましてすいませんm(_ _)m
本線に戻そうと思います(^_^;)
そんな堆積付着の方程式は、『エアコン稼働で湿気(除湿のため)が発生→吸い込んだ埃付着→エアコン停止で湿った埃が乾燥し強靭に張り付き(海苔を干すみたいな状況と同じ)→エアコン稼働→埃付着し堆積して行く・・・』の繰り返しで、フィンの部分がどんどんと詰まって行きます・・・。
今時の車は、エアコンフィルターなるものが付いてるので滅多にこんなことにはならないけど、パオにはそんなフィルターがないから多少は仕方ない所があるかな(^_^;)
昔はエアコンフィルターなんてない時代だったので、その時の先輩整備士の方が、『そう言うのストッキングが一番いいぞ!母親とか彼女とか奥さんとかに捨てる様なのもらって被せるといいぞ!』と教わった事もあるけど、今に至るまで実践した事はないんですけどね(^_^;)
エアコンって使う時“内気循環”が多いんじゃないかな?
微々たる予防かもしれないけど、室内を綺麗に保つことも大切だったりします!
内気循環の場合、読んで字の如く室内空気を循環させてます。
その吸い込み口は助手席の足元上の方にあって、『思い切り吸い込んでください!』的に無防備に口開いてたりするので、浮遊してる埃もジンベイザメの捕食よろしく同じ感じで吸いこみます!
『そんなに埃浮遊してないだろぉ!?』と思うかもだけど、これが『塵も積もれば山となる!』なんですよね(^_^;)
今パオが発売されていたら、設計段階できっとフィルター付いてただろうな・・・。
けど、パオを設計した人達も、現存少ないにしろと言うか、逆にここまで行き残ってくれるとは思ってなかったろうなとも思うけどね。
少なくなったと言われてても、まぁ色んな要因はあるけど、同年代に出てた車の方が逆にここまで見かけないんじゃないかな?
そう思うと、パオって大した車なんだよね♪
夏休みなしで仕事してきたけど、流石に明日はお休みしようと思います(*^-^)
『明日は何をしたい?』と言われれば、今なら一言『エアコンの効いた部屋で思い切り寝たい!』と言いますね(^_^;)
今年の夏は、今日まで腰痛に悩まされ、体力低下で口唇ヘルペス発症し、更に再び腰痛再発しそうになり・・・。
根本の原因は、きっとしっかりとした睡眠が取れてないと言う事なんでしょうね(^_^;)
『人間はなぜ寝るか?』と言う事も研究されてたりで、当たり前のことと思ってるかもですけど、『“寝る”と言う意味説明してみ!』と言われて、ちゃんと説明できる人居ないんじゃないかな?
『眠いから寝る』そりゃ当然のこと。
それなら学者が研究しないでしょけどね(^_^;)
『当たり前』と言う事の方が、本来の意味が難しく、謎が多いんじゃないでしょうか?
一説によれば『免疫力回復』があるそうです。
『じゃあ沢山寝ればいい!』と言う訳でもないとのこと。
要は『最適な時間と質』らしいです。
『質』・・・例えば見た感じ年とってても、中身が重要なんですよね(*^-^)
それはパオもそうですし、色んな物に通じると思います。
中身と言う意味から、日本人の器用さであったり拘りで職人気質と言う事に繋がったり・・・。
『質』・・・忘れずに、心掛けて行かなければいけないですねъ( ゜ー^)