『5月なのにもう真夏か?』と言う位、ここんとこの真夏日!?
暑いのはまぁいいけど、早々としましまな奴!“蚊”が発生!!
作業中攻撃かわしながら頑張っておりますъ( ゚ー^)
と、今回は『Bearing』と言う事で、車に使われているベアリングは沢山あるけど、少し前の他の記事の中でも触れた内容だけど、気が付きづらい部分だと思うので(取り敢えず自分は除いてね(^_^;))また書いちゃいます(*^-^)
この画像は、シリンダーヘッドに付いてるオイルポンプのアイドラーギヤ。
何か隠れるように?目立たないように?ひっそり付いている感じですよね!?
パオの場合は、カムの回転を利用してオイルポンプを駆動させてるんだけど、カムとドライブギヤの間にあるこのギヤがアイドラーギヤ。
パオの場合、構造上(オイルポンプのレイアウト上)回転角度を変えてオイルポンプに駆動を伝える必要があるので、このアイドラーギヤを使ってたりします。
最近のとか他のメーカーの多くは、エンジンフロントカバー内にオイルポンプがあって、クランクの回転利用して直接オイルポンプ回してたりするので、こう言った部品は使われてなかったりします。
で、このアイドラーギヤの状態確認、意外にも見逃してしまうのではないでしょうか?
本当にしっかりやってるとこは別かもだけど、気が付かないとこもあるかもですね。
このギヤは、ベアリングを使ってて、長年の使用で殆どのパオがゴロゴロ♪言ってたりする・・・。
エンジンかかってると、その症例を知らなけれ『ん?怪しいかも??』って思わないだろうし、よほど注意して聞いていないと気が付かないかもしれない・・・。
付いてるの知ってれば、音がしてようがしてまいが、『怪しいな?』と思えば、外して点検がお勧めな場所かな。
ってか、『ここにギヤ使ってるん?』っての知らないままの場合もあるかもな(^_^;)
まぁ、本当に変な音が回転数と比例してゴロゴロ~♪って言ってれば気が付くけど、そこまで音が出てるとだいぶ重症的な・・・。
オイル交換の怠慢?複数オーナーが故のメンテナンス時期のバラツキの影響?とかもあるのか!?スラッジとか噛み込めば、その分ベアリングも早く傷むもんな・・・。
音がしてなくても、取り外してみて単体で回してみると、先ずゴロゴロ~♪と違和感を感じられると思うし、何か引っかかる感じがする場合もある。
『バラバラ分解!壊れたー!!』と言うのは自分はまだ経験ないけど、ゴロゴロ~♪とか回転に引っかかりがある状態が良い訳ではないよな・・・。
このアイドラーギヤ、純正の場合アイドラーギヤごとの部品供給で、この状態ごと交換。
『ギヤーは再度使えるのになぁ・・・』って、もったいな~的な。
まぁ、純正部品はそんな設定でも色々と事情があるんでしょうし、自分は一個人なので文句は言いません(^_^;)
『じゃあそれでも仕方ない!症状改善するのに交換するか!!』と思いきや・・・。
残念・・・既に生産廃止なんです・・・。
けど、どうにかしないと不安が募る・・・。
と言う事で、ベアリングだけ打ち替えちゃえばいいんです!

純正も、ベアリングはベアリングメーカーから供給されたもの使ってるので、打ち替えて交換しても何ら問題はないです(*^-^)
ただ、その場合も、ベアリンングの番手とその使用個所における適用は間違えないようにね♪
パオの場合、結構こういう風に直せる部分もあったりする。
例えば、デスビの内部からのオイル漏れも、純正はオイルシールのみの供給はないので、オイルシールメーカのもの使って、分解してオイルシール打ち替えちゃえばOKだし♪
ピックアップとかが既にご臨終・・・とかでなければ、それだけで高価なリビルト使う必要はないと思うんだけどな・・・。
って言うか、オイル漏れそのままにしてるから、ピックアップとがオイルでギトギトになって逝っちゃったり、パッキンがふやけて密着悪くなっちゃったりで湿気が侵入しちゃったりする事もあるんだよな(^_^;)
リビルト使うのも間違いではないけど、正直リビルトも何処までやってあるかはその仕上げ現場を見た訳ではないので申し訳ないけど定かではないし、リビルトはコア(元のもの)あってのリビルトなので、元の時の状態は?とも思っちゃったり。
分解洗浄して、サンドブラストかけてお化粧直しして、各部点検はしっかりしているだろうけどね・・・。
自分がちょっと不思議に思うのは、リビルトと言っても、もしそれらの仕上げの為に純正部品を使っていたのなら、その構成部品の中にはとうの昔に生産廃止されてる部位もあるのに、『どうやってコアを作っているんだろう?』と疑問に思ってしまったり・・・。
流用の技術や知識があるのか?はたまた重要部位は自社独自生産もしくは大量発注での生産オーダーしているのか?どうなんだろう???
何ともまぁ、と~~っても疑い深い自分だったりします(^_^;)
バルブクリアランス調整とか良く耳にすると思うけど、カバー開けたならもう一歩も二歩も更に踏み込んで点検する必要があるのがパオの置かれた今の現状です。
これは、新車からずっと乗り続けてて、ずっとちゃんと状態見てきて管理(予兆に気が付き早めの手当て)してきているなら、少しは話は別かな!?(じゃない場合もあるかもだけど(^_^;))
けど、殆どのパオが2オーナー目3オーナー目更にもっとオーナー目・・・色んな人が関わってきてるのが今あるパオ。
であれば、尚更『更に踏み込んで見ておく必要があるんじゃないかな?』と思いますね(*^-^)
自分は乗り物全て好きですけど、今はパオに乗り続けているので、自分のも預かって修理しているパオに対しても、拘りや思いは同じです(*^-^)
思いが同じであるが故、何時までもみんなにも可愛がって乗り続けてもらえたらないいなと思いますъ( ゚ー^)