ＧＲヤリスとスバル

raindropです。
先日、レヴォーグを６ヵ月点検に出した時、担当の営業マンと
話をしていたのですが、「車が売れない」。
消費税10％の影響は大きく、私個人的にも不景気感を感じています。
土日のショッピングセンターに行っても本当に人が少ないです。

みんカラ１５周年と言う事で、１５年前はＢＨ５のレガシィに
乗っていました。この時、すべて込みで３５０～３６０万位だったかな？
それが今のレヴォーグで同等のグレードに乗ってて＋１００万。
１５年間で車の価格が１００万上がったと考えるのが正しいのではと
思っています。
じゃぁ、手取り年収の増加分と車価格の上昇分を考えた時、
２０代の方では新車でスバル車を購入するのは厳しいんじゃないの？と。
自分自身、今好きな車に乗れている事自体が幸せな事だと感じています。

ショールームへ車を見に来ても、値段で諦める人が居たり若い方は
殆ど来ないと言っていました。
結局、スバルの購買層としては３０代後半から５０代がメイン。
ＷＲＸ　ＳＴＩも終売となったけど、次のＷＲＸがいつ発売になるか
分からないから取り敢えず購入したり、レヴォーグも今売れているそうで
最終型が一番良いと言って購入されるそうです。
これって、昔ながら「スバリスト」と言われる方じゃないの？と。
一時、スバリストではなく一般ユーザーをターゲットに路線を移したけど
結局スバルを支えているのは「スバリスト」だよね。
お互い、今後のスバルの方向性が全く見えてこないけど、結局コアな
ユーザをターゲットにして住み分けが進むのかも知れないねと話していました。

このお店の近くにルノーやボルボがあるけど、閉店する事無く営業し
続けている現状を見る限り、もう車は「趣味」の世界になって
誰でも売れる物ではなく好きな人だけ所有するものになったかも。
じゃなきゃとっくに閉店してるけど、現存する事がそれを物語っていて
スバルも生き残るには趣味性に特化するのだろうという事で話が纏まりました。

そんな中、ＧＲヤリス発売。予約好調だそうで。この車こそ、趣味性の極み。
そのＧＲヤリスのライバルは、ＷＲＸ　ＳＴＩと言ってくれました。
有難い言葉です。これって物凄い誉め言葉です。
トヨタがライバルと言ってくれた。が、スバルはそのＷＲＸ　ＳＴＩを終売。
皮肉です。
営業マンも言っていました、「なぜマニュアル車を売らない」って。
個人的には、トヨタは余り興味ないけど、ＧＲヤリスのページに
豊田章男社長の言葉が載っています。一度、読んでみてください。
読むとなんか嬉しくなります。こういう人、必要だなって。
昔のスバルって、こんな感じだったよねって。
今、スバルのＨＰ行ったら、なんか残念な状態でした。
トヨタの声援に応えてくれないかな・・・スバル。