2,268km ブリーザーチューブ エアクリーナーボックス 清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回の清掃から、おおよそ1ヵ月半が経過。
増設ブリーザーチューブの内側には水と油が混じり合う事によって生み出される乳化物・エマルションがエアクリーナーボックスのニップルから溢れ出ている様子がうかがえる。
2
シート一式を取り外して点検している様子。
前回の清掃作業後、増設ブリーザーチューブの長さと取り回しを画像の状態へと変更し、エアクリーナーボックスからの水と液体の逆流を少しでも抑制しようと考えたのだが、これが裏目に出た。延長した増設チューブの内側に結露が生じ、更に、その水がチューブの高低差によって2ndエアーバルブの出口に流れ込む格好になっていた。
重力の影響を失念していた事による失敗。
3
取り外した2ndエアーバルブ。排出側のニップルの内側に白濁したエマルションが写っている。
プラスネジで組み立てられているシンプルな構造だが、そのネジの締め付けトルク値は高い。熱の影響もあるかも知れないが、インパクトドライバーで軽く叩き込んだ程度では緩まない。おおよそ簡単に分解できる状態では無いため、今回も分解せずにパーツクリーナーによる洗浄(とバルブの作動確認)で済ませる。
なお、排出側ニップルから侵入した水とエマルションが、リードバルブの反対側に流れ込んでいないかと心配したのだが、エマルションどころか水すら逆流していない様子で一安心。
4
エアクリーナーボックス内のエマルションの様子。ブリーザーカバーを外した途端に水とエマルションがチョロリと流れ出てきた。
エアクリーナーボックスの本体側の部屋には汚損などは全く見られないため、このままの状態で乗り続けることも出来なくは無いと考えるが、半透明の増設ブリーザーチューブにエマルションがタプタプと行き来している様子を知っていながら放置し続けるというのも、精神衛生上よろしくはなく、やはり気が引ける。
5
そんな事を考えつつ清掃完了。
エマルションの切り分けが出来ないものかと増設気液化室を自作・試運転を行ったが、失敗。あえなく撤去。長さと取り回しを見直した新たな増設ブリーザーチューブを用いて各部の接続を確認し、清掃作業の完了とした。
エマルションは、外気温が一桁程度に下がるだけで発生してしまう事が分かっている。2ndエアーバルブ仕様で乗り続ける限り、秋から春にかけては1ヶ月半から3ヶ月程度の頻度で清掃を繰り返す羽目になるかも知れない。
清掃自体は大した手間暇では無いのだが、繰り返しの着脱によるエアクリーナーボックスのネジ穴の磨耗に注意していきたい。
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