
今回は自民党圧勝に終わり、皆ホッとしているところですが、マスコミ各社は大騒ぎになってますな。
自民党を叩くことだけが目的なので、支離滅裂で闇雲に揚げ足取りに奔走している訳ですが、ネット上で金融財政や公共投資への理解が深まっているため、どれだけ煽ってみたところで国民の反応は冷ややかなものになっている。
選挙の結果を見れば、どれだけ国民がマスコミに左右されなくなったかは一目瞭然。
今回投票率が低かった最大の原因は、バカが投票先を失ったこと。これ。
「自民党は悪だ」と刷り込まれた連中が、反自民勢力として過去の社会党や民主党に投票していたが、今回は民主・維新・未来の3つに分散してしまいどうして良いかわからなくなった。
政治家個人に投票していたのなら政党が分裂しても小選挙区で悩む必要はないのだが、有権者自身も反自民でしか投票していなかったので誰が誰だか判断ができないので投票をためらってしまう。
そもそも政治に関心が無く、ただお祭り騒ぎに便乗しただけの無意味な投票だったので、今回のような分裂融合を頻繁に行われると簡単に目標を見失ってしまう。
労働組合はこれまで応援していた候補が突然移籍してしまい大混乱であったが、結局旧社会党からの流れで民主党支持としたが、当の末端の労働者たちはこれ以上苦境に立たされるのに辟易していたので、民主党への投票をためらった。
だからといって自民党に入れるという選択肢ははじめから持ち合わせていないので、結果的に投票を棄権してしまった。さすがは「労働者という名の奴隷」だなぁと呆れてしまう。
一方、自民党はネット上でも街頭でも現状や政策をわかりやすく訴え、政治に求められること、政治でしかできないことを広く浸透させて、積極的な支持者を増やしたことが、衆議院過半数会得に大きく貢献した。
小泉時代にも金融緩和を行ったが、公共投資をしなかったので市中に現金が流れることはなく、行き場を失った現金の多くが海外ファンドへ流れていった。そしてリーマン・ショックの煽りを食らう。
日本経済弱体化に素晴らしい成果を残した小泉・竹中コンビ。
皆さん覚えているでしょうか?あの時のマスコミはどのように報道していましたか?
自民党批判を繰り返しながらも小泉フィーバーを煽っていましたね?
小泉も自民党だったのに「自民党をぶっ壊す」と言ったら一気になびいていく無節操な態度。そして破壊されたのは日本の経済、国民の生活。痛みを伴う改革の痛みは丸々国民に降り掛かった。
その後安倍・福田・麻生が必死経済立て直しを図るも、そうはさせじとマスコミが必死に貶めて、無事自民党の威信を粉々にし、実態のない烏合の衆が政権を獲るに至らしめる。
自民党にお灸を据えるつもりが、取り返しがつかないような量のお灸を自身に据えてしまった。
現在の自民党はそれらの反省を踏まえて、
マスコミの言いたい放題にはさせない
金融緩和は公共投資とセット
規制緩和ではなく産業保護
減税より所得の増収
といった内容で、積極性を強く押し出した姿勢になっている。
特にお上品だったはずの麻生太郎が、実名を出して批判をしたり過ちを指摘するようになったのも、遠慮してたら伝わらないことを嫌というほど知ったから。
「批判は誰にでもできるから、俺は実行して反論とする」としていたが、実際には何一つ伝わらないまま終わってしまった。
マスコミの酷さを幼少期から思い知らされていた麻生が、ひたすらに耐えたのは政治家としてのプライドだったが、昨今の報道機関の歪曲捏造隠蔽は彼のイメージを遥かに凌駕していた。
評論家や学者といった連中も基本左巻きの巣窟であったが、ここに来てやっとまともな学者がまともなことを言える状況になった。
自民党は学者を招き、何度も勉強会を開き、国家運営について多くを学んだ。
自民党と同調する学者や評論家はマスメディアには呼ばれないが、インターネット上なら好き放題話すことができる。しかも偶然見てしまう人より、積極的に話を聞きにくる人が多いので、国民の理解が早く進み一気に風向きが変わっていった。
こうした努力の結果が今回の選挙の結果に現れた。
自分の頭で考えないバカが路頭に迷い、意志を持って行動したものは毅然と投票に臨んだ。
国民の半数近くが未だ意志を持っていないということがわかった以上、こういう人たちをどうやって意識付けることができるか。
自らの生活にどれほど政治の世界が影響しているのかを理解してもらえるか。
大変重要なことなんだと思います。
いきなり状況が変わるなんて思っていません。
しかし、地道な努力をやめるわけには行きません。
戦後60年かけて作られた反体制思想です。
これから60年掛かってでも、しっかり根付いた意識を持つ国民を増やしましょう。
自民党に迎合させることや保守的思想を植え付けることが目的ではありません。
自分達の国のことを、自分で考える人間を増やすこと。
それが目標です。
Posted at 2012/12/25 10:21:54 | |
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