目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
リフトアップしたので当然アライメントは狂いました。 今回は「超簡単簡易大雑把トー調整」にチャレンジします。
タイヤを外し、まずはタイロッド調整箇所に白ペン等でマーキングします。 これは調整でどれだけ回したか把握するためです。
タイロッドのロックボルト(19mm)を緩めます。
緩める際に、タイロッドエンドをスパナで固定しながらボルトを緩めます。
固定しないとタイロッドエンドブーツを潰してしまう場合があるので注意。
なお、ロックボルトは結構きつく締まってます・・・。
2
ちなみに・・・
注意はしていたのですが、ロックナットが固く締まっていて緩んだ際の反動で潰してしまったらしく、ブーツが千切れてしまいました。 中から真新しいグリスがニョロっと出てきた(^_^;)
先日交換したばかりなので、後日部品センターに買いに行きササッと交換。 部品代680円也・・・。
3
タイヤを装着し空気圧を左右合わせます。
車を数メートル前後に動かして足回りを落ち着かせます。
ここはジャリ駐なので車体を水平にします。
4
今回使用するものは・・・この程度です(^O^)/
・角材×2本(タイヤ直径と同じくらいの長さ)
・水平器
・メジャー
・縛りヒモ
・スパナ(13・19・モンキー)
角材はできれば反らないような金属等がいいのですが、手元に無かったので(^_^;)
5
もう一度繰り返します。 これは「超簡単簡易大雑把トー調整」です。 厳密性など求めておりませんw
角材を写真のように縛りヒモで固定させて水平を取ります。
反対側の角材が見える下側の高さで固定します。
角材が反るくらい強く縛らないように。 落ちない程度で十分です。
6
片側の角材にメジャーの先を引っかけます。
抜けないように軽く縛っておきます。
7
反対側の角材で長さを測ります。
引っ張る加減で数値が変わってしまうので注意です。
これをタイヤの前後で計測して差を出します。
今回の目標値は±0mmです。
私の場合、前側が9mm長いトーアウトでした。
(例:F1507mm R1498mm)
まずはタイロッドを左右共1回転させてどれだけ数値が変わるか確認します(回す方向に注意)。 テリキは8mmでした。
(例:F1499mm R1506mm)
ってことは1/2回転くらいで目標値±0になる計算です。
(最終値:F1502 R1503 のトーイン1mm)
注意:計測前に必ずタイヤを揺すり、角材の水平を確認すること。
8
ロックボルトを締めて試走行し、また同じように計測して狂いが無ければ終了です。 数値がまったく変わっていなかったことに驚いたw
これで気兼ねなく走らせることができますし、心なしか走りがスムーズになった気がします(これをフラシーボ効果と言います♪)。
なおこのテリキはリフトアップ車なので簡単にできましたが、やりずらい車種の場合ジャッキアップでの作業になるので、その度に前後移動が必要になります。
またハンドルセンターが狂ってる場合は、上記の方法を参考にまずセンターを合わせてからトー調整をしてください。
やり方に大きな問題があるとか助言等が御座いましたらお知らせください(^_-)-☆
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