ドアミラー 樹脂パーツ DIY塗装 [ Holtsウレタンクリア編 ]
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■事前準備
塗装に必要なアイテムを準備します。
・バンパープライマーMH11505 (300mL)
・プラサフ MH11503 (300mL)
・カラー調合システム MINI MIX
MAZDA クリアーウォーターブルーM 40B
⇒ 掲載画像では2本ありますが、ドアミラー塗装であれば1本でOKです。
・クリア MH11604 (300mL) ⇒ 今回未使用
・ウレタンクリアコートスプレー MH11603 (320mL)
・シリコン リムーバー スプレー MH100
⇒ 掲載画像に含んでいません
その他、耐水ペーパー、ゴーグル、マスク、コンパウンド等
詳細に関しては、関連パーツレビュー参照
掲載画像右下のHolts社発行の『キズ直し百科事典』はとても参考になるのでカー用品店で入手しておくことをお勧めします。
2
■下地(足付け)
後の工程の塗装のノリを良くする為に足付けを行います。
600番程度の耐水ペーパーで樹脂表面を水研ぎします。
水研ぎ後は、中性洗剤で油分や削りカスを洗い流しておきます。
※掲載画像(下側)が実施後のイメージですが少しやり過ぎです。
実際は表面がうっすら白くなる程度でOKです。
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■塗装準備
塗装作業は吹き付けと乾燥の繰り返しとなりますので、直接パーツに触れずに作業を進められるように持ち手等を付けておきます。
掲載画像では、ドアミラーカバー裏面の突起部分に木材を取り付けています。
また、未塗装とする部分をマスキングしています。
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■下地(バンパープライマー)
樹脂表面の塗装ノリを強める為、バンパープライマーを吹きます。
後の工程でプラサフを上塗りするので、薄く表面を覆う程度でOKです。
塗布後20分から40分程度乾燥します。
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■下地(プラサフ)
下地処理の最終工程となります。
1.シリコンリムーバで塗装面の脱脂します。
2.掲載画像(右側)のように下地が見えなくなるまで、薄く3~5回に分けてプラサフを重ね塗りします。
プラサフは速乾性があるので、10~15分間隔で重ね塗りが可能です。
※掲載画像(左側)は1回目の塗装完了後です。
3.40分~1時間程度十分乾燥させた後、800~1000番の耐水ペーパーでかるく水研ぎします。
プラサフ塗装面は柔らかいので力を入れすぎないように注意します。
塗装の最終仕上がりイメージは、本工程の出来に大きく依存します。
プラサフ研磨後、塗装面が凸凹なく滑らかに仕上がっている状態が理想です。
※初めてDIY塗装にチャレンジされる方は、本工程でスプレーの吹き付け方法を練習されることをお勧めします。
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■カラー塗装(MINI MIX)
車体色の塗装工程に入ります。
1.シリコンリムーバで塗装面の脱脂します。
2.カラーペイントを吹き付けます。
一度に厚塗りせず、15分程度の間隔で5回~10回に分けて重ね塗りします。
但し最後の吹き付けに関しては、『垂れる寸前(この感覚は経験で習得)』まで吹き付けます。
※もし垂れてしまった場合は、塗装面を十分乾燥させた後耐水ペーパーで修復します。
この工程でのポイントは以下の通り
◆条件の悪い日(湿度高すぎ、寒すぎ、暑すぎ、風強、時間無い、そもそも気分がのらない等)には実施しない
◆焦らずゆっくり
◆スプレーは、塗装面から一定距離(30cm程度)で一定のスピードで動かす
◆パーツの真上から吹き始めない(パーツ外周の外側から吹き始める)
◆パーツ上空で往復しない
◆スプレー缶の塗料は最後まで使いきらない(残量が少なくなるとスプレーの圧力が低下する為)
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■クリアー塗装(ウレタンクリア)
クリアー仕上げの工程となります。
今回使用した、
ウレタンクリアコートスプレー MH11603
は、前工程のカラーペイントを十分乾燥(最低12時間以上)させてから吹き付ける必要があります。
吹き付け手順は基本的にカラー塗装と同じですが、ウレタンクリアは粘度が高いため10分程度の短時間サイクルでの塗り重ねが可能です。
ウレタンクリアは非常に毒性の強い成分が含まれている為、ゴーグル及びマスク着用の上風通しの良い場所での作業をお勧めします。
ウレタンクリア吹き付け後、3~4日(出来れば1週間以上)乾燥します。
【参考】
クリア MH11604 を利用する場合は、カラーペイント完了後5~10分以内に吹き付ける必要があります。
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■仕上げ(リキッドコンパウンド)
通常であれば、前工程のウレタンクリア塗装のみで十分な光沢が得られます。
自分は、ウレタンクリアの吹き付けが少々不足気味となりましたので、乾燥後リキッドコンパウンドで磨き作業を実施しました。
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